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我が子が性犯罪を起こさないために。男の子への正しい性教育とは?

2019/9/21 09:00 ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト 写真:ママスタセレクト

性犯罪は被害にあうことばかりではなく、気がつけばわが子が加害者になってしまうこともあるかもしれません。男の子を持つママたちは、子どもが性被害の加害者になってしまわないようにどのような教育をすればいいのでしょうか。
男の子への正しい性教育や、性犯罪を起こさないための教育について、『お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の著者、性教育アドバイザーで元泌尿器科看護師である、のじまなみさんにお話を伺いました。

のじまなみ

男の子を性犯罪者にさせないために、相手をいたわることを教える


――男の子が性被害を起こしてしまわないために、人に対して「してはいけないこと」をどのように教えていけばいいでしょうか?
大事なのは、相手の体も自分の体も大切にするという考え方を、早いうちから伝えておくことです。まずは男性と女性では体つきが違うということをきちんと教えてあげることです。
女の人には生理があるという話も、絶対にしておかなければいけないことだと思います。男女問わず、異性の体を知るということは、異性の体のいたわり方が分かるようになるんです。自分以外の人の体にも、自分の体と同じように大事な場所があることを知ることが性教育のスタートです。

――他者のことを「傷つけてはいけないよ」と教える前に、自分自身を大切にしなければならないのですね。
誰かをいたわることって、愛情深くないとできないことなんです。だから誰かをいたわれるようになるためには、まずは自分を好きになるように導いてあげたり、あなたのことが本当に大切なんだよということをママは全力で教えてあげることが必要です。
そうすることで、子どもは自分は価値のある人間なんだということに気付いてくれます。自分に価値があるということは、他人にだって価値がある。だから傷つけてはいけない。そう思えるようにしてあげてください。

ルールを知らない「うっかり加害者」にさせないために


――自分の身体を知り、他人の身体もいたわる、ということが分かれば「加害者」にはならないのですか?
残念ながらそうとも言い切れません。ルールを知らないために性犯罪を悪気がなくやってしまう「うっかり加害者」になってしまう可能性は誰にでもあります。この言葉は私が作ったのですが、男の子の中には本当に「うっかり」やってしまう子もいるのです。

――「うっかり加害者」怖い言葉ですね。具体的にはどのようなことでしょうか

男の子のうっかり加害者とは
例えば、園の先生のおっぱいをさわってしまう男の子がいますよね。家ではママのおっぱいを触っているし、そんなに悪いことだと考えていないのではないでしょうか。しかし乳児期ならいざ知らず、3歳以上の子が人のおっぱいを触るのは「良くないこと」です。しっかり「ダメなものはダメ」と教える必要があります。
誰も止めてくれなかったし、悪いことだって言ってくれなかったから「やってもいいんじゃない?」という程度の感覚でうっかり触ってしまう。興味があるからお友だちのスカートをめくったり、お友だちのパンツを下ろしてしまったりするんですよ。
本人は悪気はなくても、やられたことで傷ついている女の子やご両親がたくさんいるのです。ダメなものはダメと、「うっかり加害者」にならないように指導してあげてください。

――子ども同士のスキンシップは何歳くらいから、どんなことに注意が必要ですか?

4歳以降は「ダメなものはダメ」と注意するべきです。
その線引きは「水着ゾーン」に関るかどうかがポイントです。手をつなぐのはもちろんOK、軽いハグもOK。でも胸をさわる、キスをする、裸でくっついてみるなどの「水着ゾーン」を触るような行為があってはダメです。子どもたちにとっては性的な感覚がないこともあるので、家庭できちんと教えてあげるべきですね。

【性教育2】性教育何から始める?水着ゾーン-1

異性であるママが男の子に性教育を行う方法


――我が子に性教育について話そうと思うと構えてしまいますが、どのように話すと良いのでしょうか。
性教育の話を日常の会話の中に組み込めると、すごく話しやすいものになっていくと思います。性の話はとかく難しく考えがちですが、もっと明るく楽しんで話してみてはいかがでしょうか。
ママが恥ずかしそうにしたり難しい顔をして話すと、子どもたちも「性」についての話を気軽にできなくなってしまいます。
「自慰」や「精通」についても正しい体の機能だと教える

――気軽に話せる関係性になると色々と問題も減りそうですね。
隠そうとすると問題が大きくなる可能性は高くなりますよね。例えば男の子がおちんちんを触っているとママたちは否定しすぎていないでしょうか。「衛生的に問題がある」という程度ならいいのですが、親として恥ずかしいから、そういうことはしてほしくないと思う気持ちが入ると必要以上に否定してしまいがちな方が多いようにみうけられます。
でもそれを言われすぎているせいで、自慰行為自体に嫌悪感を抱えてしまう子や、セックスが気持ち悪いと思ってしまう子たちが多くいるのです。性的な動画を見たとしても、ママたちが否定すればするほど、子どもが興味を持つ自分自身に罪悪感を感じてしまうこともあるのです。

――精通も子どもを作るための正しい体の機能だということを何歳ぐらいから教えればいいですか?

4~5歳ぐらいから教えていいと考えています。男の子は赤ちゃんの頃から勃起するんですよ。だからそういうときは「おー!今日もおちんちん元気だね、かっこいいね!」と声をかけてみましょう。
すると次第に「おちんちんの話」をすることに抵抗がなくなっていきますよ。ママたちが苦手なことだからと言って、改まって真面目に伝えすぎると、子どもたちはそんなに真面目に聞きたくないと思ってしまいます。

――精通についてもその明るさで伝えるのは難しい気がしますが、具体的にはどんな声掛けが必要でしょうか。
おしっこをするときに、「あなたも将来おしっこが出ているところから精液というのが出るんだよ」「男の子の証だよ、大人に近づけるね」などと普段の会話の中に取り入れたり、精通を迎えた時にささやかにでもお祝いのようなことをしてあげると子どもは自分の性を肯定的に捉えられるようになります。

自分と他人との体の違いを知って、性とは何なのかということを話す機会をできるだけ持つこと。その土台を作っていくことで、性被害の加害者になる確率も減ってくるそうです。ぜひ性に関する話題を日常の中でお子さんに話してみてはいかがでしょう。ママが恥ずかしいという気持ちを乗り越えて話せるようになった先に、本当に大切なことを伝えられるかもしれません。

取材・編集部 文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・ももいろななえ

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