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ああ、理不尽…同じご飯を食べて自分だけ太るのはなぜ?【中野ジェームズ修一】

2019/9/18 21:32 ウートピ

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健康診断で「運動をしましょう」と言われたけれど、何をしていいか分からない。
「筋トレ」ってムキムキになりそうで怖い……。
通勤で毎日一駅分、歩いているから運動はしているほうだと思う。

そんなふうに思っている女性は少なくないのでは?

フィジカルトレーナーの第一人者である中野ジェームズ修一さんは「女性には筋力不足の人が多く、不調の原因にもなっている。効率よく脂肪燃焼ができないので、なかなか肥満が解消されない」と警鐘を鳴らします。

昨年に発売された『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)は累計発行部数10万8000部を突破。7月に『女性が医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(同)を上梓し、朝の情報番組「あさチャン!」(TBS系)などメディアで引っ張りだこの中野先生に、効果的な運動の仕方や運動にまつわる疑問について伺いました。

太ってない女性こそ筋トレが必要な理由

——中野先生の肩書きである「フィジカルトレーナー」について教えてください。

中野ジェームズ修一さん(以下、中野):一言に「トレーナー」と言っても、試合や練習中にけがをした選手にテーピングなどの応急処置を行うアスレチックトレーナーや、けがからの復帰を手助けするメディカルトレーナーなどさまざまな専門分野があります。

フィジカルトレーナーは、リハビリから上がってきた選手をより強くするために、さまざまな視点から分析して、その人の身体に必要な有酸素運動や筋トレ、準備運動などのプログラムを組むのが仕事です。「ゼロからプラス」にしていくのが私たちの役割です。

——筋トレと言うと、ダイエットしたい人がするものと思っていたのですが、「自分は太っていない」と思っている人にも必要だと書いてらっしゃって驚きました。

中野:人間の筋肉量は30代以降は年間に約1%ずつ減っていくと言われています。女性は筋肉量が少ない人が多いのですが、肩凝りや脚のむくみも筋力不足のままでは根本的な解消にはならず、繰り返し再発してしまいます。

将来的には、立つや歩くといった基本的な動作にも支障をきたす「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)になり、将来の寝たきりにつながるリスクも高まります。また、認知症の予防にも筋トレが効果的であるという研究もあります。

——筋トレは健康のためにも必要なのですね。

中野:むしろ太ってない女性こそきちんと筋トレをしてちゃんと筋肉をつける必要があります。

同じ食事をして自分だけ太るのはなぜ?

——ここからは20代から30代の女性のお悩みについて伺っていければと思うのですが、先日、友人が「元ラガーマンの彼と付き合い始めたら太ってしょうがない」と話していました。なんでも、カロリーが高い食事を彼と一緒に食べる頻度が多くなったせいで太ったらしいのですが……。

中野:それにはまず、筋肉の仕組みからお話しましょう。筋肉は、自分の体を運ぶために使う力のことなのですが、筋肉がないと自分の体重を運ぶことができず、疲れてしまうんですね。疲れると、当然、体を休めたくなる。休むと筋肉を使わなくなるのでどんどん筋肉が減っていってしまいます。

——悪循環なんですね。

中野:排気量が多いSUV車と少ない軽自動車をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。SUVと軽自動車では、どちらがガソリンを多く必要とするかというと、SUVですよね。筋肉はエンジンで、ガソリンは何かというと、糖質や脂質。ガソリンを多く使うには、エンジンが大きい人のほうが効率がいいんです。だから、同じ量を食べたときに筋肉量が少ない人のほうが脂肪を燃焼しにくく、太りやすいというわけです。

——そういうことだったんですね。

中野:よく、テレビや雑誌で「一駅分歩こう」とか「1日1万歩歩こう」と言っていますが、ゆるっとした運動ではあまりエネルギーを消費しないので効率が悪い。それよりも、まずは筋トレをして筋肉量を増やしたほうがダイエットの近道になります。そして筋肉量が増えたら、有酸素運動をして脂肪を燃やすのが効率がいいやり方です。

“筋肉貯金”をして将来に備えよう

——先日、実家に帰った際に母に「筋トレをしたら?」と勧めたら「今さら遅い」と言われました。筋トレを始めるのに遅い・早いはありますか?

中野:ないです。筋トレは何歳になってもできます。70歳になっても、80歳になっても筋肉はできます。という話をすると、「私はまだ若いから大丈夫」と思うかもしれないですが、やはり若いときのほうが効率よく筋肉ができます。

それに、女性も30代、40代と年齢を重ねてくると、いろいろな病気になる可能性が出てきます。そのためにも、今のうちに“筋肉貯金”をしておくことが大事です。

——“筋肉貯金”ですか?

中野:病気をすると誰でも筋肉は落ちるのですが、人間ってすごく面白くて、マッスルメモリーという機能があるんです。筋肉の中にメモリー機能があって、前に筋肉をつくったことがあれば、たとえ筋肉が落ちてしまったとしても、トレーニングするとすぐに戻りやすくなります。

だから、健康なうちに筋肉をつくっておく。あなたの体が一番若い「今」から筋トレをしてほしいですね。

(取材・文:ウートピ編集部、写真:矢野智美)

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