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子どもに「お金の使い方」を教えるのって、本当に難しい/ひろゆき

2019/9/12 15:54 日刊SPA!

日刊SPA! 日刊SPA!

―[僕が親ならこうするね]―

◆「お金の使い方」を教えるのって、本当に難しいと思う

 子どもに「お金の使い方をどう教えるべきか?」と考える人は少なくないと思います。

 んでも、子どもにお金の教育をするのはなかなか難しい気がするのですね。算数のように明確な正解・不正解があるならば解き方を教えるだけでいいのですが、お金の使い方とか友人関係とか時間の使い方というのは、答えが決まっているものではないからです。

 大人になってもお金の使い方で失敗する人は多くいます。借金を負うこともあれば、不必要なほど生活コストを上げてしまって、それを維持するために自分の時間を確保できないほど働き続けなきゃならない人とかもいます。でも、そんなおかしなお金の使い方をしている人でも「自分はおかしなお金の使い方をしてる」という自覚を持っていなかったりします。そういう人が子どもにお金との付き合い方を教えることは難しいと思うのですよ。

 んじゃ、お金ってどういうものなのか? というと、いろんなことに使える便利なツールじゃないかと思うのですよ。お金は便利なもので、大抵のことはお金を払うと解決できたりします。法律関係で困ったら弁護士を雇えばいいし、投資で困ったらファイナンシャルプランナーを雇えば問題は解決しますよね。掃除をしたくないならメイドさんを雇えばいいし、料理がしたくなかったら外食にすればいいわけです。

 そんな感じで、自らが知識を得たりスキルを身につけて解決できるような問題も、お金があれば、他人に任せることで解決できるようになります。

 ただ、「どこまでお金で解決するのか?」というのは、状況によって変わってきます。例えば、シンガポールや台湾の都市部などでは、女性が家で料理するなら、その時間で仕事をして稼いだほうが効率がいいというのが一般的な感覚なのですね。これが日本だと、女性が家庭のことをするという価値観が強いので、「女性なのに料理もできない」とか見られますし、アメリカでも女性大統領候補になったヒラリー・クリントンが「家庭でクッキーを焼くのは私の仕事ではない」的なことを言って主婦層から嫌われたりしたこともありました。国や文化によって、料理を覚えるべきか? お金で解決するべきか?という価値観は違うという例ですね。

◆金の使い方の価値観は時代によって変わる

 あと、お金の使い方の価値観は時代によって変わるというのもあります。昭和の時代、株を売り買いするのはあまり良いことだと思われていませんでした。額に汗して働くのが普通で「お金を弄って暮らすなんて……」みたいな考え方です。でも最近は、政府が投資を推奨していたりもするので、そういった考えは減っていますよね。

 とか考えていると、お金の使い方の価値観は時間がたつにつれて変わっていって、そのうち、男性が化粧をするためにお金を使うのが当たり前になったり、女性がホストクラブに行くのが当たり前になったりする時代になる可能性もあるわけです。

 なので、今どきの考えで“どんなお金の使い方が正しいか?”というのを個別具体的に教えたとしても、その子が社会に出るときは価値観が変わっているかもしれない問題もあるのですね。

 だったら「お金については教えられないのか?」となりますけど、それは次週ということで……。

【ひろゆき】
西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など

―[僕が親ならこうするね]―

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