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ベテラン石川雅規が投打でチームに貢献 不調のヤクルト先発陣の中で孤軍奮闘

2019/9/3 19:30 SPAIA

東京ヤクルト・石川雅規ⒸSPAIA 東京ヤクルト・石川雅規ⒸSPAIA

開幕ローテに入りチームトップの6勝

優勝の可能性がなくなり、3位すら危うくなっているヤクルト。最近の話題は、2年目の若き大砲・村上宗隆の史上最年少記録や、山田哲人のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁以上)に「40-40」(40本塁打、40盗塁以上)と、野手ばかりが注目されている。

一方でネガティブな話題が多くなっているのが投手陣。リーグワーストの失点や防御率を見ると、それも致し方ないのかもしれない。しかし、そんな投手陣の中にあって18年目の大ベテラン・石川雅規が奮闘している。

今シーズンの石川は開幕ローテーションに入り、これまで20試合に先発。チーム単独トップとなる6勝(5敗)、防御率3.66の数字を残している。現在、108.1回と規定投球回(143回)への到達は厳しいかもしれないが、39歳という年齢を考えれば文句なしの数字と言える。

WHIP、BB/Kでキャリアハイに近い数値

石川が今シーズンここまでに残している成績において、注目に値する数字が2つある。

まず注目したいのがWHIP(1回あたり何人の走者を出すかを表す指標)だ。最近はテレビ中継などでも目にするようになったが、数字が低いほど走者を出していないことになるわかりやすい指標だ。先発投手であれば1.20を切ると優秀とされているが、石川のWHIPはなんと1.09。規定投球回に到達していないため参考数値となってしまうが、現時点では2008年の1.13を上回るキャリアハイの数字である。

2019年・石川雅規成績ⒸSPAIA

ⒸSPAIA


また、投手の制球力を示す指標のひとつに、K/BB(奪三振数を四球数で割ったもの)というものがある。数字が高いほど三振を多く奪い、四球が少ないことを意味する。石川のK/BBは3.95となっており、これも2006年(4.76)、2005年(4.38)につぐキャリア3位の数字を記録している。

セ・リーグの投手で規定投球回に到達し、石川を上回っているのは大瀬良大地(広島/4.07)と柳裕也(中日/4.06)の2人だけ。巨人の菅野智之でも3.80と石川の数字を下回っている。

このように今シーズンの石川は規定投球回に達していないとはいえ、WHIPやK/BBといった指標では自己ベストに近い数値を叩き出している。これはBB/9(1試合で何個の四球を出すかを表す指標)が1.58を記録しているように、四球を出していないからこその数字と言えるだろう。

打撃面でもキャリアハイ更新間近

今シーズンの石川は打撃面でも結果を残している。打率.207(29打数6安打)、0本塁打、4打点と、2014年以来5年ぶりに2割を超えている。また、得点圏打率も.400(5打数2安打)を記録しており、野手に比べると打席数は圧倒的に少ないが、「9人目の野手」としてしっかりと機能している。この高い得点圏打率から生み出された4打点は、2010年の5打点についでキャリア2位タイの数字。投手としての数値はもちろんだが、打撃面でもキャリアハイの更新が見えている。

そんな石川は18年に及ぶキャリアのなかで、本塁打を1本も記録しておらず、長打で見ても二塁打を4本打っているだけで2010年を最後に出ていない。無理して狙う必要はもちろんないが、小柄な石川のあっと驚く打撃にも期待したいものである。

このように石川は規定投球回に未到達ではあるものの、K/BBやWHIPといった指標でキャリアハイに近い数字を残している。それは打撃面でも同様だ。今年の1月で39歳となった大ベテランの石川は、投打で輝きを放ち、勝利をその手で掴み取る。

※数字は2019年9月1日終了時点

記事:勝田聡

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