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『フレンズ』マシュー・ペリー、依存症との闘いで得た3つの教訓

2019/8/31 11:00 海外ドラマNAVI

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最も悲しい人は、誰かを笑わせるために多くのの時間を費やしている人と言われているが、実際にTVや映画で活躍するコメディアンは、視聴者・観客を笑わせるために何十年という時間を費やしている。社会現象を巻き起こした大ヒットシットコム『フレンズ』でチャンドラー・ビングを演じたマシュー・ペリーもそのひとりだ。今年50歳を迎えた彼が、依存症との戦いで得られた教訓について、インドのライフスタイルメディアMensXPが紹介しているので紹介しよう。

アメリカ人で俳優のジョン・ベネット・ペリー(『ヴェロニカ・マーズ』)と、カナダ人ジャーナリストの母スザンヌとの間に生まれたマシューは、両親の離婚によりカナダ・オンタリオ州で育つ。父親の影響で10歳から父親の出演作などに端役として登場していたが、同時にトップクラスのジュニア・テニスプレーヤーとしてカナダでは活躍していた。転機は15歳でアメリカ・ロサンゼルスに暮らす父の元に引越した時だろう。テニスでプロの道を目指していたものの挫折し、父親を身近に見て演技にますます興味を惹かれたことがきっかけで本格的に俳優を志すことになる。

1987年にビリー・ガロ(『NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署』)と共演した『Boys Will Be Boys(原題)』(オリジナル・タイトル『Second Chance(原題)』)のレギュラー出演が本格的なTVシリーズデビューだ。そして1994年から『フレンズ』に出演し、チャンドラー役を好演して瞬く間にブレイク。実は、『フレンズ』シーズン4の第18話「レイチェルのセクシー・ドレス」で、レイチェルが夢中になったジョシュアの父親役でマシューの父ジョン・ベネットも出演しており、親子共演を果たしているのだ。

しかし、あまりの忙しさで余裕がなくなってしまったマシューは、うつ病と薬物・アルコール依存症を同時期に患ってしまう。さらに、薬物とアルコールの過剰摂取により膵炎にも苦しむことになった。1997年にはジェットスキーの事故で怪我を負い、治療のために医師から麻薬性の鎮痛剤を処方されたが、残念ながら、彼はこれをきっかけに鎮痛剤にも頼るようになってしまう。

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けれど、これらの失敗を経て、自身の人生を修正して新たなチャンスをつかむことに情熱を注ぎ、今も第一線で活躍しているマシュー。彼の人生はこんな教訓を私たちに教えてくれている。

1. 失敗が「自分」を決めることはない

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マシューは重度の依存症に苦しんだが、仕事場で薬物やアルコールに手を出すことは決してしなかった。彼は、"失敗"が自身の行動や人間性に反映されることはないと信じ、依存症は自分の中の"ある側面"として考えていたという。彼は『フレンズ』の撮影中も中毒症状に苦しんでいたが、自分で自分を陥れることはせず、最終シーズンを迎える前にリハビリ施設で治療を受け、退所後には自身のキャリアでも最高のパフォーマンスを披露することに成功した。彼の失敗は、本当の彼がどんな人間なのかを決めつけるものではなかったのだ。

2. 自分の経験を生かして人を助ける

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依存症から回復するために複数回リハビリ施設で治療を受けたマシューは、2001年の退所後にマリブにある邸宅を購入していたが、この家を改造し、自分自身と同じように依存症と闘いながら落ち着ける場所を求めている人に部屋を提供することを決意。2013年より、依存症更生施設「Perry House」を開所して依存症で苦しむ人たちへの支援を始めた。自身の失敗を忘れずに、その経験を通じて他人を助ける。それが、マシューが実行したこと。同年、これまでの功績を認められ、ホワイトハウスで表彰を受けている。(マシューはコストがかかりすぎることを理由に2015年にこの邸宅を売却。別の場所で再開する予定だとコメントしていたが、現状は不明)

3. 何があっても決して諦めない

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何か大きな壁にぶつかった時、最後にできることは諦めないこと。それは、人生の中で最も過酷な経験を生き残る方法を教えてくれる。失敗しても決して諦めなかったマシューのように、私たちは日々、今の状況とその背後にある悲しみと強さを理解し、改善できるように努めていくべきなのだ。

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マシュー・ペリーの生き方は、私たちに重要な人生の教訓を与えてくれた。前に進んで素晴らしい仕事をしている現在も、闘いから学んだ教訓を彼は忘れてはいない。

「人生で多くの浮き沈みがあった。失敗から多くのことを学んだけれど、僕の一番の長所は、アルコール依存症の人に"アルコールを断つのを助けてくれないか?"と尋ねられたら、迷いなく"もちろん"と答えられることだ」-マシュー・ペリー

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マシュー・ペリーの主な出演作

舞台
『Sexual Perversity in Chicago』(2003)
『The End of Longing』(2016~2017)

ドラマ:
『Boys Will Be Boys(原題)』(オリジナル・タイトル『Second Chance(原題)』)(1987~1988)
『愉快なシーバー家』(1985~1992)
『フレンズ』(1994~2004)
『ザ・ホワイトハウス』(2003)
『Studio 60 on the Sunset Strip(原題)』(2006~2007)
『Mr. Sunshine(原題)』(2011)
『グッド・ワイフ』(2012~2013)
『The Odd Couple(原題)』(2015~2017)
『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』(2017)
『The Kennedys After Camelot(原題)』(2017)

映画:
『愛さずにはいられない』(1996)
『隣のヒットマン』(2000・2004)
『エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画』(2002)
『先生はあきらめない ~ロン・クラーク物語~』(2006)
『セブンティーン・アゲイン』(2009)

(翻訳/Ai Ono)

Photo:マシュー・ペリー
© FAM008/FAMOUS&NYPW/FAMOUS
『フレンズ』
© Warner Bros. Entertainment, Inc.
『グッド・ファイト 華麗なる逆転』
(C)2018 CBS Studios Inc. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.

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