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【アプリ婚・妊娠出産編】出産をすると、自分が自分でなくなってしまうのでは?という不安~その1~

2019/8/25 14:00 Suits-woman.jp

こんにちは、新里 碧(にっさと みどり)です。現在35歳で、2016年10月まで広告代理店でOL をしていました。2017年2月にお見合いアプリで出会った男性と結婚し、今年2月に出産をしました。

結婚するまでは、仕事と趣味に没頭する日々で、彼氏こそ欲しいなと思ってはいましたが、結婚に関しては「世間的には、いつか結婚をした方が良いのかもしれない…」とぼんやり思うくらいで、ましてや出産に関しては「いつか私も出産するような日が来るのだろうか……」と、まるで遠い世界のことのように思っていました。

それゆえ知識も浅く、いざ出産するとなったら驚きの連続でした。

妊娠出産編では、自分の体の変化、周囲とのギャップ、仕事と出産の悩みなどを自身の体験を元にご紹介していきます。

もちろん妊娠出産に関しては、体の変化も人それぞれですし、考え方も様々なので、あくまでも私自身の一体験として読んでいただければと思います。

これまでの【アプリ婚】はコチラ

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前回は、“子供を持つことへの不安”について触れてみましたが、今回は、“出産で自分自身が変わってしまうのでは?”という不安についてひも解いてみることにしました。(前回の記事はコチラ)

妊娠をすると女性の体には様々な変化が起き、出産後も授乳やオムツ替えなどなど生活リズムも様変わり。いやおうなしに“変化のオンパレード”が続きます。

私自身、実際まだ“変化のオンパレード”のさなかなのですが、昨年7月の妊娠発覚から、すでに1年以上が経ったこともあるせいか、ようやく“変化のオンパレード”ともうまく付き合えるようになってきたという状況です。

しかし、妊娠以前の私は、その“変化のオンパレード”を必要以上に恐れていました。

「きっと、出産すると自分自身が、自分ではない何か(母親と呼ばれる何か別の存在)に変わってしまうのだ……」と。

自分の仕事のキャリアはもとより、自分自身の考え方やアイデンティティーまでもが変化してしまったり、さらには消えてしまったりするかもしれない……そんな不安が、実は結婚後もしばらくつきまとっていたのです。

■出産をしたら内勤の部署に異動するのが普通だった

2006年の春、大学を卒業後私が入社したのは当時国内で1番大きいと言われていた外資系の広告代理店でした(とはいえグループ全体で500人ほど)。

入社後半年の間、様々な部署をまわるOJT研修ののち、制作本部に配属になりました。

当時、制作本部には90名くらいの社員が在籍していて、そのうち女性社員は半分より少し少ないくらいの人数でした。同じ業界の他社に比べると、女性が多い会社だと言われていました。

制作本部には、バリバリ働くカッコいい女性の先輩がたくさんいて、「あんなふうになりたい!」と、とても憧れたのを覚えています。

ただ、その女性の先輩たちの中には子供がいる人は1人もいませんでした。当時の私は結婚や子供を持つ事をまったく考えていなかったので、その事に対して何も思いませんでした。

家庭と仕事、どちらかひとつを選ばなくてはいけない。出産したら、時短勤務が出来る内勤の部署(人事や総務など)に異動する。それが当然というような空気がありました。今からたった13年前の話です。

同期の女性の中には、「制作の女性って子供いる人、1人もいないんだって!子供産んだら仕事出来なくなっちゃうのかな?」「人事の〇〇さん(女性)って、もともと営業にいたらしいけど、子供産んでから人事に異動したんだって。」「〇〇さんもそうらしいよ。」と、自分の将来の不安を口にする人もいました。

そして、そんな不安を口にしていた同期の女性達は、なんと出産後も部署を異動することなく、そのまま前線で働く道を進みました。新しい時代を切り開いたのです。

広告業界は深夜残業や休日出勤、出張も当たり前で、他の業界と比べると、仕事と家庭の両立は容易ではないことが想像に難くないです。前例がないからと言って、両立を諦めなかった彼女達を本当に誇らしく思っています。

■クリエイティブ系女子が抱える不安

クリエイティビティーが消えてしまう……!?

企画や制作などのクリエイティブ系の職業に就いている女性、アーティストとして作品を作っている女性など、私のまわりには様々なクリエイティブ系の女性がいます。

クリエイティブ系と言っても、食事や飲み会の場に妙齢の女性ばかりが集まる機会があると、自然と結婚や出産の話題が出ることが多いです。

そんな中で、他の職業に比べてよく話題に上がるのが、“子供を産んだら、今のようなクリエイティブ系の仕事(制作活動)は出来なくなるのではないか?”という不安についてです。

その不安は、大きく分けて2種類あるようです。

“時間の自由がきかなくなってしまうのでは?”という不安と、“クリエイティブ的な思考が出来なくなってしまうのでは?”という不安です。

前者は、仕事や制作活動のペースこそ変われども、本人の強い意志と周囲の理解と環境があれば続けることは可能でしょう。

問題は、後者で、一部のクリエイティブ系の女性の中には“子供を産んだら自分が自分では無くなってしまうのでは?”というくらいの不安を抱いている人も。

私自身は、このタイプの不安は抱いていなかったので、実感はありませんが、理由をたずねると「“子供”というスゴい作品が誕生してしまったら、やりきった気持ちになって、今までのように作品をつくる意欲が消滅してしまいそう」「子供のことで忙しくなって、ものを作っている場合じゃなくなりそう。作らない時間がどんどん経って、いつの間にか作れなくなりそう」「子供が産まれてからも今と同じように作品制作をしていると、子供よりも作品制作を優先しているみたいで、周りから白い目で見られそう」と、理由は様々でした。

実際に「○○さんは、子供を産むと作品制作が出来なくなるという理由で子供は産まないと決めている」といった話も耳にしたことがありますし、出産をしたけれど、周囲に「出産をしたから今までのようにものつくりが出来なくなってしまった」と思われるのが嫌でひた隠しにしている人にも会ったことがあります。

■妻ではなく母になってしまう?

母になった妻は、女性として見られなくなる!?

子供が産まれる前に、夫に約束をしてもらいました。

「子供が産まれても、私のことは絶対に『お母さん』『ママ』と呼ばないでね!」と。

もちろん赤ちゃんにとっての“お母さん”にはなるのですが、夫にとっての“お母さん”になるわけじゃないので、夫に“お母さん”と呼ばれたら変だと思っていたからなのですが、その裏で「母になると妻は女性として見られなくなる」という、どこかで聞いた話が気になっていたのでした。

その抑止力に少しでもなるかもと、期待を込めたところもありました。

結婚してからまだ2年。親や親戚の年長者からすると、もう2年かもしれない。

でもまだしばらくは夫婦2人で楽しい時間を過ごしたい。そんな気持ちがありました。

夫は“子供好き”だから、子供が産まれたら子供が中心の生活になって、2人で出かけることもなくなるのかもしれない。それはそれで幸せかもしれないけれど、少しさみしい気もする……。

好きな仕事も手放し、クリエイティビティーも消失し、女性でもなくなってしまう……ここまでくると、すっかり自分が自分ではない誰かになってしまうような、そんな不安でいっぱいになってしまうのでした。

後半のマンガは、私は実は結婚後しばらく、妊娠することから逃げていたというお話です。~その2~に続きます。

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