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芸能事務所に忖度するテレビ局は考え直す時期にきている

2019/8/22 12:06 日刊ゲンダイDIGITAL

(左から)草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾(C)日刊ゲンダイ (左から)草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾(C)日刊ゲンダイ

二田一比古【芸能界クロスロード】

 吉本興業のお家騒動の陰に隠れてしまったが、芸能界全体に影響しかねない案件があった。きっかけは7月17日のNHKのニュース速報だった。「元SMAP3人のTV出演に圧力の疑い ジャニーズ事務所を注意 公正取引委」のテロップが流れた。

 速報するほどの大きなニュースではないと思うが、最近のNHKは民放並みに関心度の高いニュースは芸能でもトップ扱いする時代。それほどの関心事だとの判断だろう。ジャニーズは即座に「圧力をかけた事実はない」と対応。民放各局も同調するように圧力を否定したが、公正取引委員会が潜行下に調査していた結果、直接圧力はなかったものの恐れがあったとして注意にとどまった事実があったのは明白。確かに2年前にジャニーズ独立以後、草彅剛・稲垣吾郎・香取慎吾の3人は地上波の番組が次第に終了。地上波から3人の姿は消えていた。

「各局にも『なぜ3人を使わない』といった抗議もあり、視聴者の大半も不自然に映っていた。局内でも『おかしい』と思っている人も少なくない。民放に“襟を正して欲しい”との意図から公取やNHKに協力したとの見方です」(テレビ関係者)

 圧力はないが疑いはあった。要は民放のジャニーズに対する忖度(そんたく)とみられている。本来、局と事務所は「出してあげている」でもなく「出てあげている」の意識もない五分の関係にあるのが正常。「キャスティングをどうする」と会議する制作サイド。「うちの子をぜひ使ってください」と営業する事務所のマネジャー。それが昭和の自然な光景だったが、時代の流れとともに変化が表れる。事務所も人気タレントを多く抱えることで次第に巨大化。勢力を伸ばすことでいつしか局に重圧をかける。テレビ界ではこんな話が以前から流れていた。

「ジャニーズの場合、不都合なことをすれば他の番組と事務所の間に軋轢(あつれき)ができて、迷惑をかける。テレビ側が自主的に忖度するようになり、今も脈々と受け継がれている。元SMAPを使わないのも圧力ではなく忖度だと思います」(民放関係者)

 公取が関心を示したことを機に民放界も考え直す時期に来ていると思う。芸能界もスポーツ界と同じように公平であるべきプロの世界。同じ土俵で覇を競い実力と人気のある者が勝ち上がっていくのが本来の姿。事務所の暗黙の圧力でライバルが排除されるとしたなら、明らかに公平さに欠ける。

 これまで多くの人気タレントを輩出してきたジャニーズだが、今もテレビで活躍を続けているのは元“シブがき隊”の薬丸裕英ら限られた人しかいない。以前、OBのひとり、田原俊彦も地上波で見なくなった頃、ブログで〈ジャニーさん、僕も“スマスマ”(フジのSMAPの人気番組)に出して〉とジョークっぽく訴えていたことがあった。まるでゲスト出演者はジャニーズが決めているかのようにも見えた。

 芸能プロの老舗、「渡辺プロ」が理想的な形といわれている。

「タレントだけでなく独立したマネジャーもナベプロ出身を誇りに暖簾分けのように活躍している。独立後も友好関係にあり共演も普通に行われている。いざとなればナベプロの元に参集する一枚岩となる結束力がある」(芸能関係者)

 出身者が活躍することは事務所にとっても現役タレントにとっても誇りになるはずだ。

(二田一比古/ジャーナリスト)

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