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オダギリジョー、長編初監督作品のキャスティングは「好きな人に声を掛けました」

2019/8/21 20:44 ドワンゴジェイピー news

オダギリジョー、長編初監督作品のキャスティングは「好きな人に声を掛けました」 オダギリジョー、長編初監督作品のキャスティングは「好きな人に声を掛けました」

映画「ある船頭の話」(9月13日公開)の完成披露舞台挨拶が本日、都内で行われ、脚本・監督を務めたオダギリジョー、主演の柄本明、出演の川島鈴遥、村上虹郎が登壇した。


オダギリにとって長編初監督作品となる本作は、文明の波や時代の移り変わりに直面した山奥を舞台に、「本当に人間らしい生き方とは何か」を世に問う問題作で、主人公の船頭トイチを柄本が、ヒロインの少女を川島が、村人の源三を村上がそれぞれ演じる。


一般の観客の前に立ったオダギリは「普段は俳優として完成披露試写とか舞台挨拶に立つことが多いので、なんか今日は初めて監督としてこういう経験をしていて、いつもより何倍も緊張しています」と吐露し、「今日は初めて関係者以外の方に観てもらう機会なので、どういう反応が起こるのか心配でもあり、不安や期待などいろんな気持ちがありますが、いまさら直すこともできないので、どういう感想を持たれたとしてもそれはそれとして、いい部分だけをいろんな方に伝えていただければと思います」とコメントして笑いを誘った。


また、撮影現場が過酷だったそうで、柄本は「去年の今ごろに約40日、夏の撮影で、あとは今年の1月に10日間くらい冬の撮影がありました。夏の撮影の40日というのはとにかく過酷な現場で大変でした…。監督の思い通りの場所ではあると思いますが、岩場で河原で船で、僕は船を漕いだりするんですけど、朝から晩まで大変でしたね」と回顧し、「毎日なんでこんなに疲れるんだろうと思って、改めて本を読んだらほとんど全シーンに出ているんですね。それで疲れたのかと。とにかく暑いし、逃げ場所がないし…大変な撮影でした」とコメント。


そんな柄本との共演シーンが多かったという村上は、今回で3回目の共演になるそうで「控え室ではもちろんお話をしてくださるんですけど、現場では過酷すぎて何かを喋った記憶はないですね」と打ち明けると、柄本は「喋らないですよ、あんなに暑いんですから。本当に暑いんだもん」とぼやき、オダギリはただ苦笑することしかできなかった。加えて柄本は、村上のことを孫のようだと思ったそうで「この人(村上)の親父さんが村上淳で、この映画にも出ているんだけど、昔、村上淳の親父役をやったことがあるんですよ。だからちょうど孫みたいな感じで(笑)。それが今回の映画では友だちのようにタメ口で来ますからね」と笑顔を見せた。


また、100名以上が参加したオーディションで選ばれた川島は、オダギリ組の撮影に参加しての感想を聞かれると「今回、テストをしなくて、ほとんど1発本番でやったんですけど、私にとってそれが初めての経験で、でも違和感がなくて、テストで起こる慣れというものがこの現場ではなくて、いつもいい緊張感で撮影に挑めたなと思います」と語り、これは撮影監督のクリストファー・ドイル氏の影響だと明かしたオダギリは「クリスが余計なことをしないでどんどん回したいタイプなので、そのスタイルがそのまま来ているんですね。(川島が)『慣れ』とおっしゃっていましたが、テイクを重ねると慣れちゃうこともあるし、カメラの動きが合わなければもう1度やればいいだけの話だから、そのスタイルでいっかと思ってそう進めました」と説明した。


さらに、豪華キャストが顔を揃えたが、どう声を掛けたのか尋ねられたオダギリは「ちゃんと事務所を通したと思います」とブラックジョークを飛ばして笑わせ、「僕自身、俳優をやっているから、もちろん同業者の中でも好きな方、嫌いな方、いろいろいるんですけど、好きな人に声を掛けましたね」と答えた。


本作は、8月28日(水)より開催される第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門(コンペティション)への出品が決定したが、オダギリは「身が引き締まりますね。自分も俳優として何度か参加させてもらった映画祭でもありますし、イタリアの監督協会が選んでくれている部門で、それがなんか嬉しいですよね。商業性やエンターテインメント性に目を向けたほうじゃなく、作家性の部門なので、日本では俳優オダギリジョーというフィルターを必ずつけられますが、それがない形で評価していただけたのかなと思うと、すごく嬉しいです」としみじみと語り、柄本も「大変に光栄なことだと思っています。日本人の何かがあちらの方にどう伝わるのか大変楽しみですね」と声を弾ませた。


最後に締めのコメントを求められたオダギリは「2ついいですか?」と切り出し、「なかなか挑戦的なことをたくさんやっていて、今の日本映画を観慣れている方には観づらい映画なのかもしれません。ただ、それに挑戦したかったというのが僕の正直なところで、それを面白がってくれたキャストやスタッフの方々でした。いろんなタイプの映画があるべきだと思うし、今の流行りや日本映画の主流がすべてではないと思うので、どう捉えていただくかは自由だと思いますが、頑張って観てみてください」と投げかけ、さらに大きなスクリーンで観やすいように撮影から編集まで行い、音響にもこだわったそうで「この作品は劇場で観ないとまったく良さが伝わりません。DVDを待とうとか、タブレットで観ようとか、それは考えない方がいいです。なので、もし気に入っていただけて、オススメいただけるのなら『劇場で観なさい』と言わないともったいないので、ぜひそうお伝えください」とお願いしていた。

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