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占いで走る馬を探せるか? 占い師が占いで競走馬を買ってみた

2019/8/20 15:49 日刊SPA!

日刊SPA! 日刊SPA!

―[馬主あらいちゅ~の占いで馬買ってみた]―
<馬主あらいちゅ~の占いで馬買ってみた第1回>

 占い師をやりながら地方競馬の馬主をやっている、あらいちゅー(@araichuu)です! 昨年のサマーセールでサウスヴィグラスの牝馬を購入し、現在は浦河町のBTCで調教をつけてもらっています。

 馬主資格を取ってからというもの、占いで馬を買ったり、面白い馬主さんや牧場さんと出会ったりと、毎日が楽しくて退屈しません。そんな地方競馬の馬主生活について、お金のやりくりの話も含めてリアルなところをお話ししたいと思います。まずは初めて馬を占って買ってみたときのお話です。

◆占いで馬を買うってどういうことよ!?

「占いで馬を買った」というと驚かれます。ですが、現実には何億円もするセレクトセールの出身馬や、有名なオーナー(馬主)が惚れ込んだ馬がちっとも走らなかったりするのが現実です。ならば、血統がどうこう・馬体がどうこう考えるより、占いでズバッと決めてしまったほうが合理的だと思ったわけですね。

 あとは……予算の問題もあります。大金持ちの馬主さんなら何頭でも好きなだけ買えますから、たくさん買っていればいつかは当たりが出ます。ですが、占い師である私はサラリーマンに毛が生えた程度の稼ぎしかないのです。買えても一頭、二頭です。一発で当てないといけません!

 とはいえ安くても何百万円単位でお金が蒸発する大博打、セリ市に筮竹(ぜいちく)を持ち込んで、さっと占ってさっと買って帰るわけにもいきません。どうすれば占いで走る馬を探せるか、というところから研究しました。

◆社台の一口馬主でまず実験したところ……?

 占いで走る馬を探すという新しいチャレンジなので、まずは社台グループオーナーズの会員になり、占いで馬を決めて出資するという実験を行うことにしました。占いにはいろいろと種類があり、個人の長期的な運命を調べるのに適したものや、勝負事の判断に適したものもあります。

 今回は「断易」という占いがもっとも適していると判断しましたが、残念ながら私の専門外であるため、私の師匠筋にあたる、高名な占い師のO先生に協力をお願いしました。

 ちょっと専門的な話をすると、断易というのは易(時代劇などでたまに見る、筮竹をじゃらじゃらやる占い)で出した卦に十二支を割り当て、自分のこと、仕事のこと、お金のことなど、人事全般にわたって、将来の変化も含めて鑑定できるという便利な占いです。ただ便利なぶん難易度も高く、特に「何についてどう占うか」を事前にきちんと定義しないと、正しい結果を得ることができません。つまり、競馬や馬について詳しくない人が断易をやっても、成果を出すことはできないのです。

 O先生は競馬については詳しくご存じないので、競走馬の一生や金銭的な出入りについて念入りに情報共有し、今回は「馬が活躍するか」「馬主として成功できるか」ではなく、「この馬を買えば自分が金銭的に豊かになれるか」(あくまで自分の金運を占う)をターゲットとしました。

 2017年、社台グループオーナーズの共有馬ラインナップは、高額なゴールドアリュール産駒やクラーベセクレタ(獲得賞金2億5000万超の名牝)の二番仔(2番目に出産された仔馬のこと)などに人気が集中していましたが、O先生が選んだのはとあるダンカークとパドトロワの初年度産駒でした。

 正直なところ「えっ? この二頭なの? (これで)お金が入ってくるの?」という感じでしたが、ダンカーク産駒は「早くから活躍する」という見立てで、パドトロワ産駒は「すぐに出資金が回収できる」という見立てでした。

 ダンカーク産駒のほうは抽選で落ちてしまい、残念ながらパドトロワ産駒だけの出資となってしまいましたが、手続きを済ませて両馬の活躍を見守ることにしました。

◆O先生の断易は完全に当たった

 入金から数ヶ月後。驚いたことに、パドトロワ産駒からグレード4のノド鳴りが見つかり、競走馬登録前に引退するという連絡が入りました。(グレード4……症状に応じて段階分けされており、数字が大きくなるにしたがって症状が重いことを表している。4が最大で普段の呼吸から支障が出るため、走って呼吸を増すことが非常に困難)

「これは大損こいた、占いも大外れだ!」と思ったのですが、社台さんから格別のご配慮をいただき、なんと出資金は全額返金という神対応になりました(通常は次回出資時に値引きでの返金になるのですが)。

 そんなわけで、出資金は『100%爆速で回収』できました。O先生の「すぐに出資金が回収できる」という見立ての通りになったわけです。

 そして抽選漏れして買えなかったダンカーク産駒はホワイトヘッドと命名され、道営であっさりデビュー勝ち。重賞初出走も同期でトップ。ゴールドアリュール産駒やクラーベセクレタの二番仔に先んじて南関東クラシックに参戦、先日の京浜盃を3着、そしてジャパンダートダービーに出走を果たす…という大活躍を見せてくれています。

◆2018年のサマーセールに参戦

 ここまで当たればもう不安はありません。O先生とタッグを組んで、2018年のサマーセール(競走馬のセリ市)に挑むことにしました。

 とはいえ、サマーセールには1000頭を超える1歳馬が上場されています。1000頭を片っ端から占ってもらったのではO先生がパンクしてしまいますから、まずは金函玉鏡という方位の良し悪しを鑑定する占いを使って、セールの何日目から訪問するかを決めました。また併せて「何色の馬を買うのがよいか」「牡がよいか牝がよいか」を占っていきます。その結果、候補を数十頭まで絞り込むことができました!

 その絞り込んだ候補のなかから予算に釣り合うものを選んで、レントゲン写真や内視鏡の映像を確認して、馬体や歩様を預託予定の調教師さんと見て、問題なければ入札する、という段取りにしました。

◆いよいよ入札に挑む!

 いよいよセリの開始です。スクリーニングをくぐりぬけた一頭目は、O先生が「なかなかよい」という評価をつけたエイシンフラッシュの牡馬。お値段は意外なことに、100万円からという激安スタートでした。

 普段は「えっ安い!」と思ったらなんでも即ポチってしまうのですが、安いと言っても100万円は100万円。なんでこんなに安いのか、もしかしたら見逃した欠点があるのではないか…とアワアワしているうちに、香港の馬主さんに落とされてしまいました。買うのが正しいことだと確信していても、根性がないと実際には動けないんですね!

 そして二頭目に挑戦したのが、私の所有馬となったサウスヴィグラスの牝馬です。お台(生産者さんの希望開始価格)は350万円、想定落札価格は500万円くらいだったのですが、牝馬であること、旋回癖があることなどから他に手が挙がらず、値引き交渉が通って半額近い200万円での落札となりました。

 専門的な話になってしまいますが、この馬を占ったところ、断易で言う「妻財が世爻を生ず」という、財運によい典型的な卦が立ちました。

 この子が走るかどうかはまだわかりませんが、想定より300万もお安く買えたので、すでに半ば当たっているのかもしれません!

 名前はこれまた占いで「シトリン」と命名し、2歳となった現在はBTCでデビューに向けて育成を進めています。この馬が活躍するかどうか、占いが当たるかどうかはこれからの話ですが、機会があれば経過をお伝えしていきたいと思います!

【あらいちゅ~】
氷河期世代ど真ん中の生まれ。馬主で占い師で大家で零細企業の経営者。副業と投資と占いで「普通の人でも馬を持てる!」ことを証明するべく奮闘中。占いは四柱推命・紫微斗数をメインでやっています。Twitter:@araichuu

―[馬主あらいちゅ~の占いで馬買ってみた]―

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