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【意外と知らない】高校野球で「甲子園の砂」を最初に持って帰ったのって、誰?

2019/8/18 19:15 CanCam.jp

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高校野球が毎日盛り上がりを見せている今日この頃。今年も関東第一VS鶴岡東の11回まで行く死闘、中京学院大中京VS作新学院の満塁逆転ホームランなど、試合ごとにさまざまなドラマが繰り広げられています! 毎日テレビの前から離れられない……という方も多いのではないでしょうか。

さて、高校野球を見ていると、試合終了後に「負けたチームが甲子園球場の砂を持ち帰っている風景」が映されます。

今では当たり前の風景になっていますが、最初に持ち帰った人って誰なんでしょうか?

というわけで、「甲子園の砂」について、阪神甲子園球場にうかがいました。

 

◆Q.甲子園の土を初めて持って帰った人は誰ですか?

→1937年(夏の23回大会)出場の、川上哲治さんという説が有名です。

「最初に持ち帰った人」は「諸説ある」ようですが、最も有名なものは1937年に出場した川上哲治さんが最初に持って帰った、という説です。つまり、実は「甲子園の土を持って帰る」という文化は80年以上も続いているのです! いったいひとつの大会でどのくらいの土が持って帰られているんでしょうか……。

……ところで、甲子園の土って、どうして持って帰られてもなくならないんでしょうか?
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◆Q.甲子園の土はどこから来るんですか?

→岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山などの黒土をブレンドしたところに、京都府城陽の砂を混ぜあわせて「甲子園の土」になります。

 

つまり現在は、甲子園近辺の土も砂も使われていないということになるのでしょうか……?

 

そんな甲子園の土の歴史についてさらにうかがうと、こんな事実が出てきました。

甲子園がある阪神間は、もともと土が白っぽい特性があり、そのまま使うとボールが見にくい状態。そこから「黒土を合わせよう」ということになり、試行錯誤の結果、淡路島の土を取り寄せました。当時の担当者は、その黒土をあわせたグラウンドを実際に走ったり、すべりこんだりして土のかたさや色を実験し、ベストな配合を試し尽くしました。

この「土」へ向けた熱意は今も受け継がれており、黒土と白砂のブレンドは常に最良を目指すべく進化しています。

黒土の産地は上記「岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山などの土」をブレンド(年によってどこをどのくらい使うかは異なります)。

砂は「甲子園浜及び香櫨園浜社有地 ~ 瀬戸内海産の砂浜 ~ 中国福建省 ~ 京都府城陽」と変遷しています(当初は甲子園浜の砂を使っていたようです)。

さらに雨の多い春は水はけを良くするために砂の割合を多くして、日差しが強くボールが見えにくい夏は黒土を多くする……グラウンドキーパーという専門の方による、長年の経験と技術によって、絶妙な色合いと質感を持つ「甲子園の土」が生まれているようです。

さすが甲子園、土ひとつとっても深い……!

 

つまり「甲子園球場の土」は「甲子園産の土」ではないかもしれないけれど、「甲子園球場の知と努力が結晶となった土」であることは確か。そんな土が今年も高校球児の熱い想いを支え、受け止めてきたのです。(後藤香織)

取材協力/阪神甲子園球場 http://www.hanshin.co.jp/koshien/

 

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