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太陽光で発電して蓄電する、未来型電池。「DenkiBank」が、いつでもどこでも電気を届けます。

2019/8/18 19:35 ソトコトオンライン

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わたしたちの生活と電気は切っても切り離せない。では、みんなにとって気持ちいい電気とは? 一度立ち止まって、電気の使い方、つくり方を見つめ直すことが、非常時の備えにもなります。

被災したとき、電気はどうする?自分でつくって、溜めておけば安心感が違います!

自然エネルギーをつくり、 自分で使う。

グラッ......と地面が大きく揺れて、直後、停電になったとする。多くの人は手元のスマートフォンを頼りに情報を集めるだろう。そこで初めて、自分自身がその災害の当事者であることを知る−−。闇の中で情報を集めながらも、減り続ける電池残量その不安はいかばかりだろうか。住まいによっては、電気がなければ蛇口をひねっても水さえ出ない。そんなとき、自由に使える電気が自宅に溜めてあったら?災害時にも心強い蓄電池が、いま、東京の下町にある小さな会社から生まれようとしている。「自分の家の屋根の上で発電しているのに、なぜその電気を自分で使えないんだろう?」

2011年3月の東日本大震災後、たびたび起きた計画停電の対象地域に住む人たちからの問い合わせの電話が、とある太陽光パネル設置業者に相次いだ。「太陽光発電システムそのものが、電力会社から供給されている電気で動いているため、停電になると日中に発電した一部しか使うことができないんです」。事務員として働いていた前川久美さんは電話口でそう答え続けながらも、本心は問い合わせをしてくる人たちとほぼ同じだった。「電気が使えないことによる生活への影響は、とても大きい。災害時にこそ、自分の家でつくった電気を自分で使えたら安心なはずなのに」。

震災から数か月経ち、メガソーラーや個人単位でのソーラーパネルの設置が増えていった。前川さんも、当初こそ自然エネルギーが普及していくことに希望を感じたというが、徐々に違和感を感じ始めたという。「それらの発電は売電を前提としたもの。たとえ太陽光で発電していても、売電先で実際に使われているのかどうかは見えてこない。これって意味があるのかな?と感じて、やっぱりシンプルに自分でつくった電気を自分で使えたら一番いいんじゃないかって」安定的に電気を„自産自消“するためには、つくった電気を自宅で溜めておく蓄電機が必要になる。そんなとき、辻純一さんと出会った。

辻さんが富山県で手掛けた建築物。太陽光を 利用した蓄電システムを構築。辻さんが富山県で手掛けた建築物。太陽光を利用した蓄電システムを構築。

省エネでは災害時に 対応できない。

「私はアメリカからオフグリッドシステム、つまり家庭で使えるミニチュア発電所の仕組みを持ってきたんですけど、いくつか企業を回ったものの、日本でそれを形にしてくれるところがなかったんです。そこで知人に紹介されたのが前川さんでした」

辻さんはアメリカ在住の建築プロデューサー。約50年もの間、顧客のオーダーを受けて米国の建築基準法とエネルギー基準法に合った建物を造ってきた。各州の法律で定められていることもあって、個人宅にオフグリッドシステムを導入することも珍しくなかった。「アメリカは土地が広大なので大規模なインフラを整備するのが大変。そのため、自分でつくるという文化が当たり前に根付いているんです」。

辻さんは、各個人が自前の電気を生産する„インフラのない世界“の利点についてこうも話す。「大きなインフラは、災害などで重要な拠点が1か所やられるだけで全部に影響してしまう。でも、自家発電と自家消費ができれば、直接の被害がない限り何が起きても大丈夫。みんなの避難所になることもできるし、復旧も早くなる。一旦仕組みをつくってしまえば光熱費だって無料です」。東日本大震災の直前には建設会社を経営していた甥に依頼され、秋田県で省エネ住宅を建てる手伝いをしていた。しかし、建設途中に地震の影響で電気をはじめ各種インフラが止まってしまったという。そこで「省エネでは災害時に対応できない」ということから、方向転換。太陽光パネル、風力発電、蓄電池、太陽熱温水器、雨水タンクを取り付け、自然エネルギーだけで暮らせるサスティナブルハウスをつくってしまった。こうした経緯と、地球環境の変化への懸念から、家庭用オフグリッドシステムを日本で普及させたいと思い至ったのだった。

コンセントはふたつ。使用時にのみスイッチを入れる。電気の残量がひと目でわかるインジゲーターつきだ。コンセントはふたつ。使用時にのみスイッチを入れる。電気の残量がひと目でわかるインジゲーターつきだ。

誰もが簡単に毎日使える「DenkiBank」。

辻さんが新たにつくった会社『アイジャスト』からリリースされる「DenkiBank」は、太陽光パネルで発電した電気を溜め、コンセントを挿せばそのまま使える蓄電池。約1年半の試作期間に、数十回以上も試作品を、東京都墨田区の企業と共に、つくり続けたのは前川さんだ。前川さんは前職で太陽光パネル設置会社に8年間在職していたため、太陽光発電の知識があり、この商品の開発に至った。

「そもそも手を動かすことも好きだったので。つくってみることにしたんです」と事もなげに笑う。実は前川さんは賃貸マンション住まい。前職の在籍時から、パネルを自由に設置できる屋根がないため太陽光発電による電気を使えずにいた。このため前川さん自身、ベランダに気軽に置ける軽量の太陽光発電パネルと組み合わせて自然エネルギーを使うことは長年の夢だった。「配線工事もなく、電気の容量がなくなれば自動的に別の電源に切り替わることで不便がない。「DenkiBank」電気に詳しくないお母さんが簡単に使えないと意味がないと思っていたので、そこにはこだわりました。天気がよければ1日で蓄電が満タンになって、一般家庭なら約1〜3日間使うことができます」。

CO2を出さない電気が、防災にもつながるんです。CO2を出さない電気が、防災にもつながるんです。

地球温暖化を食い止める。

「災害に備えるというのは、何か起きたときのために備えることと、災害そのものが起きないようにすること。『DenkiBank』をつくったのは、再生可能エネルギーを毎日つくって使い、二酸化炭素(CO2)を減らすことで巨大台風など、災害の甚大化の原因となる地球温暖化をこれ以上進行させないためでもあるんです」。自然エネルギーは発電時にCO2を出さない。辻さんによると、個人が減らせるCO2の総量は企業が減らせる総量以上に多く、「DenkiBank」を使う世帯が日本中に約40万あれば、原子力発電所がひとつ不要になるほどだという。「前の世代から頂いた地球環境を、大きく変えないで次世代に渡していくのが我々の最低限の責任。そのためにできることはやっていかないとね」。どんな電気を選ぶかで、未来の方向が変わる。ひとり一人が日常をどう積み重ねていくのかを問われている気がした。

事務所の庭に置かれた太陽光パネル。事務所の庭に置かれた太陽光パネル。

災害に対して、 普段から備えていること、 心がけていることは?

辻純一さん『アイジャスト』CEO、建築プロデューサー
大きな地震が来た時に津波などの影響をハザードマップで確認しておいたり、「DenkiBank」、手回し発電のラジオ&ライト、ハム無線機を用意しています。逃げ場所などの予備知識を頭に描いておくという心の準備と、モノの準備をしておけば万全ですね。

こういう時に、「DenkiBank」。

非常時にもアウトドアにも。自宅に限らず、蓄電した電気はさまざまな場所に持ち出して使うことができます。

炊き出し なんといっても温かいごはんは、エネルギーの源!炊飯に活躍します。

スマホ・PC充電 家族や大切な人との連絡。そして避難情報の収集はやっぱり大切。

明かり 人は暗闇の中では不安が増すもの。明かりがあるだけでホッとします。

暖房 災害は季節を選びません。寒さをしのぐ暖房器具も電気があってこそ。

音楽フェス 太陽光発電の電気でソーラーフェス!音楽も気持ちよく響くかも?

山小屋暮らし 電力会社の電気が届いていなくても、太陽光発電で日常使い。

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