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アンデスメロンは南米原産ではなかった。「アンデス」の名前の由来が面白い

2019/8/15 22:50 オリーブオイルをひとまわし

アンデスメロンは南米原産ではなかった。「アンデス」の名前の由来が面白い アンデスメロンは南米原産ではなかった。「アンデス」の名前の由来が面白い

カリウムが豊富で体内の塩分量を調整するのにも役立つメロン。中でもアンデスメロンは価格が手ごろで美味しいと人気を集めている。安くて美味しいことから「ネット系大衆メロンの王」とも呼ばれるアンデスメロンの魅力を紹介しよう。

1.アンデスメロンの誕生と特徴

アンデスメロンは美味しいだけでなく安さも人気の理由である。メロンといえば、かつてはマスクメロン・プリンスメロンといった高級なものしかなく、気軽に食べられる果物ではなかった。もっと一般的な果物としてメロンを流通させたいという思いから研究が盛んになり、その流れで誕生したのがアンデスメロンだ。

■アンデスメロンはなぜ安いの?

1977年に坂田種苗(現・サカタのタネ)が発表した「コサック×リオゴールド」と「アールスフェボリット×ハネデュー」の交配種である。
ハウス栽培が可能なネット系メロンということでそれまで主流だった温室栽培メロンよりも作りやすく、生産者・生産量が増え安定したことが安さの理由だ。

■南米のメロンではなかった!

作りやすさと手ごろさから、安心して作れる・安心して売れる・安心して買えるということで「アンシンデス・メロン」。これを略してアンデスメロンと命名された。ちなみにアンデス山脈とはまったく無関係である。

■細かい網目模様とジューシーな味わい

アンデスメロンの特徴といえば、灰緑色の果皮と細かい網目模様だろう。果肉は黄緑色のものと2015年に発表されたオレンジ色のものがある。甘みが強く果汁も多いため、とてもジューシーで口当たりがいい。安くても味は高級メロンに劣らないのだ。

2.アンデスメロンの旬と入手方法

アンデスメロンは全国各地で生産されており、旬も一定期間に集中しているわけではない。九州からはじまり北上していくように、地域によって旬が移り変わるのが特徴的だ。

■旬は産地をリレー

アンデスメロンを多く出荷する地域を例にとると、熊本産は4~5月、茨城産が5月、山形産が7月に旬のピークを迎える。産地を南から北へとまるでリレーしているようだ。全国的には6月が最も出荷数が増える時期である。

■入手は簡単!スーパーでも買える

旬の時期にはアンデスメロンが全国のスーパーマーケットや八百屋に大量に出回るため、気軽に購入することができる。また、年中栽培されているので旬以外でも入手は可能だ。ほかの高級果物のような希少価値がないため、食べたいと思ったときに手軽に楽しめるというのがアンデスメロンのメリットだろう。

3.アンデスメロンの美味しい食べ方

よりよい状態のものを選ぶことがアンデスメロンを美味しく食べるためには大切である。きれいな丸みとずっしりとした重みを感じられるかが、美味しいメロンを見分けるポイントだ。

■網目とお尻をチェック

アンデスメロンのようなネット系メロンは、網目の細かさも美味しさのポイントである。均一に細かく網目が入っていることが順調に育った証だからだ。さらに、「花落ち」と呼ばれるお尻の部分が小さいものも美味しいといわれている。

■花落ちの弾力で食べごろがわかる

収穫してから4~7日ほどがアンデスメロンの食べごろとされるため、ものによっては完熟していないことも考えらえる。香りがあまりない品種のため、花落ちを指で押したときに弾力を感じられるかがチェックポイントだ。硬い場合は常温で保存しておこう。

■冷やしてカット!かじりつこう

食べごろになったら冷蔵庫で1~2時間ほど冷やしてカットしよう。種を取り除いて食べやすいサイズにしたら豪快にかじりつくのがおすすめだ。熟したものは、ジュースやシャーベットに加工しても美味しい。

結論

メロンは高級品である、というイメージを覆したアンデスメロン。しかし、美味しさは確かだ。安くて味もいいということで、何度でも楽しめるのも嬉しいポイントだろう。家族と分け合いながら毎年楽しみたいメロンである。

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