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養成所制度の弊害“吉本騒動”の根本は膨れ上がった芸人の数

2019/8/14 12:06 日刊ゲンダイDIGITAL

松本人志(C)日刊ゲンダイ 松本人志(C)日刊ゲンダイ

 吉本問題で浮き彫りになったのはワイドショーや情報番組がいかに多く、芸人がワンサカ出ていることではないか。

 最近のテレビは、事件や事故、芸能ニュースを扱うワイド、情報、軽めの報道番組ばかりになってきた。今や専門家、識者と同じくらい芸人が番組に出て、政治や世界情勢を偉そうにコメントしている。芸人にすれば事件扱いで報道された今回の吉本騒動を“専門家”としてしゃべれるわけだ。バラエティーよりもワイドの方が目立てるから、ウーマン村本のようなコメンテーターを目指す芸人が増えるのも当然だ。

 現在、吉本芸人は6000人ともいわれる。芸人の多さは養成所制度の弊害だ。三十数年前、NSC(吉本の養成所)が誕生(ダウンタウンが1期生)。弟子入りしなければ芸人になれない演芸界において、養成所は画期的で若い才能を発掘し育てる利点があった。

 しかし、年々生徒を増やし、2000年代の芸人ブームもあって芸人が膨れ上がり、それが商売にもなった。だが、そこは芸能プロとして本末転倒ではないか。

 この養成所システムを東京のプロダクションも追随。中には受講料が安かったり、少人数だったり良心的な事務所もあるだろうが、「芸人」という名のタレントは、この20年で全国で1万人くらいに膨れ上がったかもしれない。数が多すぎ、契約もコンプライアンスも曖昧になっているのが現状だろう。

 中堅や若手には“コメンテーター芸人”を目指して動画で政治を語る人も。そのうち仕事欲しさに局や番組に忖度してコメント内容を決める“保守芸人”とか“リベラル芸人”が現れるだろう。これだけ数が多いのに、コントをやる人は志村けんだけか?

 (作家・松野大介)

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