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【ライヴレポ】超特急、8号車の日にスペシャルなライヴで心をひとつに!「誰ひとり欠けてはいけない。それは8号車もだよ」

2019/8/11 02:15 ランキングBOX

【ライヴレポ】超特急、8号車の日にスペシャルなライヴで心をひとつに!「誰ひとり欠けてはいけない。それは8号車もだよ」 【ライヴレポ】超特急、8号車の日にスペシャルなライヴで心をひとつに!「誰ひとり欠けてはいけない。それは8号車もだよ」

現在、全33公演で10万人を動員するグループ史上最大規模のホールツアーを開催中の6人組ダンス&ボーカルグループ・超特急が、その終盤戦となる2Daysライヴを8月8日、9日に神奈川・パシフィコ横浜で行った。“8号車”というファンの名称にちなみ、ここ数年“8号車の日”である8月8日には必ずライヴを行ってきた彼らだが、この2日間はツアーの通常公演とは異なるスペシャルなメニューが用意され、会場を埋め尽くした8号車たちも沸騰。初日の8日の終演後には年末年始に行われる東西アリーナツアーも発表して、大切な記念日を2日間かけて8号車と共に祝い上げた。

この2Daysでは開演前からサプライズが。普段リーダーのリョウガが担当している諸注意アナウンスにほかメンバーも参加して8号車を沸かせると、なんと幕開けから全員が3階客席に登場!「8月8日、1年に一度の8号車の日!最高の記念日にしていこうぜ!」とユーキが気勢を上げ、そこから2階席、1階席通路へと順に移動しながら、「Burn!」のバッテンダンスを8号車の至近距離で繰り広げていく。予想外のオープニングに熱狂してサビを大合唱する場内に、さらに今ツアーでは初となる「No.1」を投下。大喜びで推しメンカラーのペンライトをぐるぐると回す客席のカラフルな光に、各自イメージカラーを基調にしたスポーティな衣装もよく似合って、「8号車、愛してんで!」と微笑んだタカシに大歓声が巻き起こった。「超えてアバンチュール」ではタクヤが即興で「8号車!」と両手で“8”の字を作り、「ヘドバンの時間だぞ!ペンライト思いっきり振ってみろよ!」とユーキに煽られた8号車たちは体ごと大揺れ。ド頭から8号車との強い絆を証明してみせる。

続く「Booster」では、ダンサーたちが切れ味鋭いラップと蠱惑的な視線を投げかけて8号車を挑発し、ユーキとタクヤは鮮やかなアクロバットも。今ツアーのテーマ曲として6月に発表された最新シングル「Hey Hey Hey」でも、ミラーボールの光を浴びて余裕ありげにグルーヴする姿は、歌詞の通り“仕上がっている”状態。新境地ともいえるファンキーな楽曲に、ツアーが始まってから4ヶ月間挑み続けてきた成果はしっかりと現れ、すっかり自分たちのものとして馴染ませているのが頼もしい。

猛暑日が続いていることにちなみ「外、メチャクチャ暑いんですけど、会場の中はもっと暑くしたいなって。僕たちと一緒に盛り上がる準備はできていますか?」とカイが呼びかけ、波の音から始まったのは超特急の代表的な夏曲「Summer love」。「お前と過ごす夏って最高だね」と呟いたタクヤを皮切りに、ダンサー陣が8号車へと愛の台詞を捧げると、麦わら帽子や虫取り網、ビーチボール、サングラスと夏アイテムを手にした彼らに囲まれて、デッキチェアに寝そべりながら歌うタカシの姿が現れる。とことん夏ムードを振りまいて、ハートの浮き輪でキュートにチェアを飾ったり、巨大バルーンを客席に投げ込んで8号車と遊んだりと、もう、ステージは完全にビーチの様相だ。そこから「Make it hot!」で始まったメドレーも、躍動的に弾けて完全夏仕様。カメラで舐められながら腰を揺らすメンバーに8号車は悲鳴をあげ、クールなダンスでレトロな「超越マイウェイ」に繋ぐ意外な展開があったり、「Shake body」ではバックショットで魅せるタクヤのキメポーズにリョウガが挑む場面も。以降も8号車から湧き起こるメンバーコールが場内の温度を急上昇させるが、それを一気に鎮めたのが「Fashion」だ。美しいファルセットを交えながら甘く、柔らかな歌声を響かせるタカシと、その周りで剥き出しの感情を真綿で包んだように幻想的に舞い踊るメインダンサーたちに、曲が終わると拍手喝采。従来の若さ溢れるエネルギーと大人びた抑えたエモーション、その両方で8号車を楽しませてくれるようになったのは、近年の超特急の大きな進化だろう。

中盤戦では、最大の目玉ともいえるレーザーショーも展開。近未来的な黒のジャケットに着替え、紗幕に照射されたレーザーが描く幾何学模様とのシンクロダンスから、ハンドレーザーを剣のように振りかざして近未来的な世界観を演出したり、ステージを上下に貫くレーザーを楽器のように弾いたり。最新技術と生身のパフォーマンスの融合が織りなすスペーシーな世界に息を呑んで見入ってしまうが、中でもバックボーカルながら堂々と踊るタカシの頼もしい姿は印象的だった。そうして生まれた緊張感を引き継ぐかのように、続く「We Can Do It!」でもジャケットを肩から滑らせたり、メンバー同士で顔を撫で合ったりと、セクシーなアクションで焚きつけて8号車の興奮をMAXに。さらに、今ツアーではここまで披露されてこなかった「need you」のイントロが鳴ると、超特急のイメージを一新した昨年のアルバムリード曲の登場に、客席から大きなどよめきが湧く。熱い想いをクールなダンスで表現し、曲のラストではひとり舞台に残って天を見上げたユーキの前に一輪のバラが落下して、それを拾い上げて胸に押しいただくという粋な演出も。そしてリョウガが奏でる鍵盤音が響き、彼の姿を隠していた紗幕が振り落ちてなだれ込んだ二人一組のペアコーナーも、今回の大きな見どころであり彼らにとっては挑戦だった。リョウガのピアノ演奏に合わせ、エキセントリックな笑顔を浮かべて逃げ惑うように舞うユーキの常軌を逸したオーラが観る者の恐怖を掻き立てる「Beautiful Chaser」、裸足で踊るタクヤのエモーションに触発されて、歌うタカシも崩れ落ちてフロアに膝をつく「霖雨」、ピンクのスーツに着替えたカイとリョウガが濃厚な絡みを見せて、このライヴ一番の黄色い悲鳴を招いた「LIBIDO」。斬新な演出とツボを得た選曲に8号車も狂喜乱舞するが、激しく、切なく、コミカルに場内の空気を一変させるふり幅の広さは、そのまま超特急の引き出しの多さを表している。

さらに「HOPE STEP JUMP」でメンバー全員が客席に下りて、最後方の8号車とも間近でコミュニケーションを交わしていくと、MCではツアー中にバーベキューをしたメンバーの和気藹々とした様子が動画で特別公開。カイは「初日のときは長袖だったのが、もう半袖ですよ!」と長かったツアーを振り返りながら、「良い思い出がたくさんできました。12月25日の結成日、6月10日のデビュー日、8号車の日と、節目になる日にライヴができると、とても嬉しい」と目を細める。

ここからは8号車の色であるピンクをベースに、体調不良のため6月半ばより活動を休止しているユースケのカラー・黄色をあしらったスーツに身を包んで、カイ曰く「黄色とピンクを背負って」後半戦に突入。お馴染みのライヴチューンで盛り上げまくるが、やはり特別な日ということで、普段とは異なる味付けがなされていたのも見逃せない。タカシのハイトーンシャウトからメンバーが全身で8の字型を作ってジャンプした「SAY NO」に、「Believe×Believe」はタカシも含めた全員のソロダンスを加えた新バージョンへと変貌。最後に「お楽しみは……」とリョウガが発しようとしたキメ台詞をユーキが「これからだ」と奪ってからの「Kiss Me Baby」も、それぞれが投げキスを飛ばしまくり、ユーキが豪快なバク転を決める人気曲だが、ラストの<Kiss Me Baby>を普段通り力強く発するのではなく、あえてウィスパーで放つタカシがニクい。「俺たち超特急はお前らが大好きなんだけど、お前らはどれくらい俺たちのことが好きか?どれくらい浮つく準備はできているのか!?」とタクヤが煽っての「浮つきWAVES」でも、Bメロのボーカルをカイが担ったり、客席を左右にウェーブさせたり。いつものナンバーでもいつもとは違う、そんな趣向を凝らした演出も“8号車の日”ならではだろう。

何より8号車を喜ばせたのが、この曲のセンターを務めるユースケが休養に入って以降、初の披露となった「バッタマン」だろう。ユースケの代わりにタカシと鼻を突き合わせ、「8号車!」と喉がちぎれんばかりの雄叫びをあげたユーキを筆頭に、ユースケのシャウトはメンバーが交互に担当。リョウガはやけに美声で「8号車!」と繰り返し、もちろん8号車もフォローに抜かりはない。その姿にタカシは「ハチコ、愛してるで」と愛の言葉を囁いた。

「6人体制になっていろんなことがあった今、ユースケ休養の報告があってたくさんの心配をかけたと思います。でも、僕たちいろんなこと乗り越えてきました。だから、また6人揃ってライヴをする日を楽しみに待っていてほしいし、必ず結成当時からの夢、東京ドームに向かって突き進んでいきたいと思っています。だから誰ひとり欠けてはいけない。それは8号車もだよ」

そんなユーキの心震えるメッセージから贈られたのは、6人体制の始まりの曲である「a kind of love」。笑顔でじゃれ合いながら踊る彼らの背後には、6人体制となって以降のオフショットが映し出され、これまで彼らが積み重ねてきた時の重みを強く感じさせる。そして<この先の未来……ユースケと歩いて行きたい!>と歌詞を歌い替えたタカシが叫んだ瞬間、ステージからピンクの銀テープが発射!その後に続いた<それでもね 僕には君が必要なんだよ>というサビ詞も、これまでになく強い威力で胸に突き刺さり、「a kind of love」という楽曲の本当の意味を知れた気がした。その根源にあるのは、誰かを求め、愛おしむ強い想い。タイトルの通り、この曲は限りない“愛”の歌なのだ。

「これからもユースケと共に、いつまでも走っていきましょう!」とリョウガが宣言してメンバーが舞台を去ると、モニターには“8号車のみんなと過ごせる時間が僕達の宝物。この先も一緒に走っていこうね!”という直筆のメッセージが浮かぶ。拍手からすぐに“超特急!”コールへと変わった声に応え、アンコールを幕開けたのは“8号車の日”に最も歌うべき曲「8号車との歌」だ。ユースケ自身が作詞・曲を手掛け、8号車への想いを実直に綴った本作では、メンバー全員がボーカルを取っており、ユースケのパートはタカシが中心となって全員で歌唱。それぞれにメンバーカラーのペンライトを取り出し、8号車と一緒に大きく振りながら「ユースケに届けよう!」とタカシが呼びかけ、最後は6人のメンバーカラー+ピンクのペンライトで“8”の字を作るという感動的な光景で締め括ってみせた。この曲が披露されたのも、昨年末に行われたアリーナツアーのファイナル以来実に8ヶ月ぶり。そう易々とセットリストに組み込めないくらい、超特急と8号車にとっては大切な曲なのである。

さらに「8号車の日は6人で迎えたかったというのが本音だと思うんですけど、次の曲は誰よりも6人分の気持ちを込めて届けたいと思います。これから先の未来、一緒に進んでいきましょう!」(カイ)と「gr8est journey」をドロップ。ひたすらに夢へと想いを馳せる壮大なナンバーに胸は高鳴り、メンバーと共に大きく手を振る満場の8号車を目にして、ここにいる全員で夢に向かっていくのだという想いを改めさせられる。こちらも今ツアーでは温存されてきた「走れ!!!!超特急」でも、メンバーや8号車が隣人と電車ごっこの隊形になれば、体だけでなく心まで繋がっていくのをひしひしと実感。とことん“超特急”と“8”にこだわったアンコールで8号車の日を祝い、カイは「また6人で戻ってくる日を首を長くして待っていてください!キリンのごとく!」と笑わせ、リョウガも「来年の8号車の日はフルメンバーで迎えて、もっともっと楽しみたい」と約束してくれた。

それでも鳴りやまない声に呼ばれ、メンバーが電車の音と共にステージに飛び出してくると、お揃いで着用している黄色いTシャツの胸元には、なんとユースケの巨大な顔プリントが!これまたユースケが作詞・曲した「超特急です!!!!!!!!」を、ステージを所狭しと駆け回りながらアグレッシブに叩きつけ、曲中の台詞部分では全員が<食パン、ユースケ!>とユースケの文言を繰り返す。ユースケのボーカルパートはカイが務め、タカシが<ついてきて8号車!>と歌えば、場内からは大音量で「はーい!」の返答が。ハイエナジーなパフォーマンスでステージに嵐を巻き起こし、その渦の中で8号車と心をひとつにすると「以上、僕たちは超特急でした!」とリョウガが締めて、メンバーは一瞬のうちに舞台を去った。

しかし、呆然とする間もなく、東西アリーナツアー『Revolución viva』が12月21・22日に大阪城ホールで、1月3日、4日、5日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で行われることがモニター上で告知されると、場内からは大歓声が湧き上がる。年末公演はパステル、年始公演はビビッドと、東西でコンセプトまで変えるという次回ツアーは、新たな時代を超特急が鮮やかに彩っていくのだという意気込みがこもったものだ。悲願の47都道府県開通を達成することになる沖縄でのツアーファイナルを目前に控え、早くも次の道を指し示した超特急。“8号車の日”に交わした約束を、そこで必ずや果たしてくれるに違いない。

写真/米山三郎、深野輝美、笹森健一、小坂茂雄 文/清水素子

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