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錦織圭と大坂なおみの混合ダブルス出場はあるか 東京五輪のテニス代表選考基準

2019/8/9 18:28 SPAIA

イメージ画像Ⓒsmolaw/Shutterstock.com イメージ画像Ⓒsmolaw/Shutterstock.com

テニス代表の選び方とは

いよいよ開催まで1年を切った2020年東京オリンピック。今まさに、多くのアスリートが出場権を争っている最中だ。テニスでは錦織圭や大坂なおみが出場確実と言われており、メダルも期待されているが、まだ代表確定したわけではない。タイムなどの記録がないテニスで、オリンピック代表選手はどのような基準で選出されるのだろうか。

選出基準を見る前に、2019年7月末時点で判明している競技フォーマットを確認しよう。東京オリンピックのテニス種目は、開会翌日の7月25日から8月2日まで行われる。また、男女シングルス各64名、男女ダブルス各32組、そして混合ダブルス16組というドローが確定している。

一国あたりの出場選手枠は、シングルスで最大男女各4名、ダブルスで男女共に最大2組。シングルス・ダブルス合計で男女各6名の計12名までとなっている。また混合ダブルスについては、専用の選手枠があるわけではなく、男女のシングルスかダブルス選手として大会に出場している選手がペアを組むことになる。

この枠に入るためには、まず次の出場資格を満たさなければならない。ひとつは年齢で、大会開催時点の2020年7月24日で男子は14歳以上、女子は15歳以上でなければならない。もうひとつが代表実績で、原則として2019年~20年6月8日の期間に、男子ならデビスカップ、女子ならフェドカップといった国別対抗戦に3回以上出場していること。代表実績には特例があるが、選手たちはこの2つを満たしている必要があるのだ。

シングルスは男女64名ずつ

出場資格だけでなく、出場権を掴まなければ大会には出られない。選考基準は2020年6月8日発表のATP、WTAランキング、つまり20年の全仏オープン終了直後のランクをもとに考えられる。シングルスの場合、ランキング上位から、男女各64枠のうち56枠がストレートインとなる。

次に、各大陸で地区予選に指定される大会の勝者男女各6人が選ばれる。
●アジア :2018年アジア大会の優勝者(男女各1名)●アメリカ:2019年パンアメリカ大会から優勝者・準優勝者(男女各2名)●アフリカ:2019年アフリカ大会から優勝者(男女各1名)
ヨーロッパとオセアニアの場合、地区予選大会がない。そのかわり、ヨーロッパ内、オセアニア内のシングルスランキング最上位でまだ代表となっていない選手1名ずつ(各大陸男女各1名)が選ばれる。これで62枠が埋まる。

残るは男女各2人。ランキングで56位圏外の選手から、国際テニス連盟(ITF)から推薦された選手が出場権を手にする。なお、上位選手が出場辞退した際には、ドロー表が埋まるように推薦枠が増枠される。実際にリオ大会では男女ともにストレートインできる56位以内の選手の辞退が複数あった為、男子ではダニエル太郎と杉田祐一が、女子では日比野菜緒がITF推薦で出場した。

ダブルスは日本代表の出場が確定

ダブルスもランキング準拠で選出される。2020年6月8日時点のダブルスランキングで、トップ10以内の選手は大会ストレートイン。それ以外の選手は、ペアのランキングの合計が高い順で選ばれる。本戦出場の男女各32組のうち1枠はホスト国枠となっているため、日本のペア男女各1組の出場が決定している。

混合ダブルスの場合は男女ダブルスと同様に1か国最大2組までエントリー可能で、15組が本戦ストレートイン。こちらも1枠はホスト国枠として日本ペアの出場が決定している。

錦織、大阪は代表実績をパスすればほぼ当確

6月18日に発表された第1次オリンピック強化指定選手は、男子6名、女子9名の計15名。ランキングは2019年7月29日時点のもので、Wはダブルスランキングの順位、200位近辺まで参考用に掲載した。

【男子】
錦織圭(7位/-)
西岡良仁(77位/-)
ダニエル太郎(118位/-)
内山靖崇(139位/W202位)
綿貫陽介(220位/-)
マクラクラン勉(-/W39位)

【女子】
大坂なおみ(2位/-)
青山修子(-/W34位)
加藤未唯(-/W59位)
清水綾乃(231位/-)
土居美咲(89位/W140位)
奈良くるみ(181位/-)
二宮真琴(-/W51位)
日比野菜緒(137位/W86位)
穂積絵莉(-/W83位)

これを踏まえて出場権取得の可否を想定すると、シングルスではストレートインとなるランク圏内にいる錦織圭と大坂なおみは当確と言える。ただし、代表実績要件をパスする必要がある。

錦織は11月のデビスカップ決勝大会に出ればクリア。大坂は2020年の2月に行われるフェドカップ、あるいは敗退した際にまわる4月の入れ替わり戦に出場すればクリアとなる。あとは6月8日までランキングを落とさず、大きな怪我をしないことだ。

なお、地区予選は2018年アジア大会であるため、地区優勝者枠は男子はイストミン(ウズベキスタン)、女子はワン・チャン(中国)の2人で既に埋まっている。そのため、56人の枠から漏れた場合、ITF推薦枠での出場に望みをつなぐことになる。

錦織・大坂ペアはスケジュールを考慮すると懸念あり

ダブルスでは、スペシャリストのマクラクラン勉と青山の選出は濃厚。ペア候補として、男子では西岡か内山が考えられるが、錦織もマクラクランとペアを組んでの出場を希望している。一方で女子は青山に加え二宮や穂積、加藤はダブルスの実績がある選手たちなので、2ペア出場も考えられる。

最後に混合ダブルスだが、やはり錦織・大坂ペアを期待したいところだ。錦織と大坂コンビの相性も気になるが、シングルスで優勝を目指す2人にとっては試合スケジュールも懸念点だ。混合ダブルスは大会6日目、7月29日に第1回戦が行われる予定で、この日は男子シングルスの3回戦、女子シングルスの準々決勝が予定されている。

錦織は男子ダブルスにも出場すれば3種目の出場となる。真夏の有明で行われるテニス競技。灼熱と形容される全豪オープン並みの体力の消耗が考えられる。錦織・大坂のタッグが実現すればまさに夢のペアだ。だがシングルス、ダブルスのことを考えると……。

チケット販売も既に開始され、いよいよオリンピックムードが高まってきた。有明の地で、誰がその雄姿を見せてくれるだろう。ツアー後半戦はそのことも念頭に置きながら試合の行方を見守りたい。

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記事:橘ナオヤ

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