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水毒症や猛毒タコにも要注意! 夏のヤバイ病気「死なない鉄則」

2019/8/6 11:00 日刊大衆

 この季節は、体調を壊すことも増え、病原菌や危険生物も活動的になる。夏を生き抜くための方法を知ろう!

 暑くなるとやれビアガーデンだ、納涼会だと浮かれ、盆休みや夏休みは家族旅行や里帰り。夏の終わり頃になると毎年、バテバテになる――こんな人も多いのではなかろうか。猛暑の中を遊び回ったツケがジワジワと体を弱らせるのだが、灼熱の夏を元気に乗り切るための健康10か条をまとめてみた。

 蒲田の名ホームドクターとして知られる『宮元通りクリニック』(東京・大田区)の渡會敏之院長によると、「夏は風邪で受診する患者さんが冬のピーク時と同じぐらい多い」と言う。「原因はエアコンや扇風機をつけたまま寝たり、職場の冷房の効きすぎ。いわゆる夏風邪なんですが、特に中高年は夏風邪で体調を壊して大病を呼び込むことも少なくありません」

(1)寝冷えや冷房の効きすぎに注意して、夏風邪をひかないようにする。夏風邪だと甘く見ず、体調が悪いときはしっかりと体を休ませる。これが夏に大病を呼び込まない一番の方法。夏場は冷房が効いた屋内(車内)と、暑い屋外を頻繁に出入りすることで起こる冷房病も増える。「冷房病は自律神経失調症なんですが、動悸や火照り、偏頭痛や腹痛、全身倦怠感などの症状が出ます。自律神経を正常に戻すには、規則正しい生活と睡眠時間をしっかり確保すること。そして適度な運動が大切になります」(前同)

 その冷房によって、夏場に冷え性になるケースも少なくない。「うちの治療院でもエアコンの使いすぎで体が冷え、肩こりや腰痛を訴える人が多いんです」 こう説明するのは、漢方医療に詳しい『和光治療院・漢方薬局』(千葉市若葉区)の平地治美院長(薬剤師・鍼灸師)だ。

 冷えを解消するためには、(2)風呂をシャワーだけですまさず、しっかり湯船に浸かる。これもポイント。「よい睡眠を得るためには、湿度の管理が重要です。寝室の湿度を50〜60%に保つ、汗が発散しやすい夏用のパジャマにすることなどが大切です」(前同)

(3)寝室の環境を夏仕様にする。これが快眠を誘い、猛暑を乗り切る力となる。夏になると、熱中症ではないにしろ、“暑さ負け”で来院する患者も増える。「60歳以上の高齢者は喉の渇きや暑さの感覚が鈍くなるんですね。これで熱中症の初期症状を起こすケースが多いんです」(前出の渡會院長)

■水分と塩分を補給

 急に大汗をかいたり、ボーッとなったら(4)体を冷やし、水分と塩分を補給する。夏は自分の体の状態に十分注意する必要がある。

 なお、夏は寝ている間に汗をかき血液が水分不足に。それで、血栓ができやすくなり、就寝中の脳梗塞も多くなる。(5)寝る前に白湯を飲む習慣をつけたい。とはいえ、水をガブガブ飲みすぎると逆に体を壊してしまうことがある。

「水を飲みすぎると、体に水が溜まった状態、漢方でいう水毒症になるんです」(前出の平地院長)

 水毒症の症状は手足のむくみや食欲不振、めまい、痰や鼻水となって表れる。冷たい飲料を飲みすぎると胃に負担をかけ、よけい水が溜まりやすくなる。「夏でも基本的に(6)体温より低い飲み物は避けるほうがいいですね」(前同)

 また、高温多湿の夏は胃腸が弱ってくる。「食欲不振や夏バテ防止のために、無理をして焼き肉やウナギを食べる方がいるんですが、これはNG。食欲がないときは消化のいい雑炊などを食べ、食欲が出るのを待つのが胃に優しい養生となります」(同)

 夏は(7)胃に負担をかけない食生活を心がけたい。

■アウトドアに病気のタネが!

 夏になると、キャンプや山歩きなどアウトドアの機会が増えるのだが、自然の中には“病気のタネ”が潜んでいることである。あの富士山への登山も高山病の落とし穴がある。ちなみに、標高2500〜3000メートルになると、40%の人に頭痛や脱力感、立ちくらみなど高山病の症状が出るとされ、最悪の場合、意識混濁などで“登ったきり”になることもある。

「家族でハイキングができるような低い山や森でも命に関わる危険があります」 こう話すのは『うまい雑草、ヤバイ野草』などの著書がある科学ジャーナリストの森昭彦氏だ。スズメバチもその一つで、毎年10人以上が“ハチの一刺し”で死亡している。「スズメバチは倒木の下に巣を作ることが多いですが、巣のある倒木を踏んだりすると地雷を踏んだのと同じで、ハチの集中攻撃を受けることになります」(前同)

 対策は、(8)むやみにハイキングコースを外れず、攻撃スイッチとなるきつい整髪剤や香水、黒い服は避けるなどだ。

 草むらなどにも凶悪な害虫が待ち受けていることがある。マダニである。「僕も2回ぐらい噛まれたんですが、痛くも痒くもないかわり、赤茶色に太ったマダニが肌に張りついて離れないんです」(同)

 最悪の場合、マダニについたウイルスのせいで6日から2週間の潜伏期を経て、発熱、嘔吐、下痢、腹痛などの症状を呈する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)になり、最悪の場合、死に至ることもある。実際、厚労省によると、この7年で426人の感染例が確認され、うち66人が死亡している。死亡例はほとんどが50歳以上なので中高齢者は特に注意が必要だ。「マダニを防ぐには、ディートという成分が30%以上入った虫除けスプレーが有効とされています」(同)

 山歩きや自然の中で散策をするときは、(9)常に危険が潜んでいると思い、しっかりと防御対策を立てる。これが、山や森で痛い目に遭わない秘訣だ。

 最近は河原でバーベキューをしたり、田舎の貸し農園で野菜栽培をする人も多い。ここにも、さまざまな落とし穴がある。「今年7月、兵庫県の小学校の調理実習で作ったカレーのジャガイモを食べた児童13人が、腹痛や下痢で病院に運ばれた事件がありました。これはジャガイモの皮に含まれる毒素(ソラニン類)による食中毒でした。小さなジャガイモで皮を剥かなかったことが原因です。植物毒は煮たり、焼いたりしても消えないものが多いんですよ」(前出の森氏)

 また、河原でバーベキューをしているときに下手に枯れ木をくべて、とんでもない目に遭うこともある。「街路樹のキョウチクトウは強い毒性があり、葉っぱなどを口にするのはむろんのこと、生木を燃した煙でも嘔気や嘔吐、倦怠感、下痢、めまいなどの症状が出ます」(前同)

■海や旅行も危険がいっぱい

 海も危険がいっぱいだ。毒クラゲは皆さんもご存じだろうが、磯遊びをしているとき、小さなタコに噛まれて命を落とすケースもある。ヒョウモンダコという猛毒タコで、フグ毒よりも強い毒性がある。

「最近はアウトドアが人気なんですが、自然には意外な危険が潜んでいます。危険なゾーン、生物には近づかない、何かに噛まれたら、すぐに病院を受診することが命を守るポイントになります」(同)

 今年の夏に海外旅行に行く人も多いだろうが、これも日本以上に危険が多い。生肉や卵によるサルモネラ菌やA型肝炎は知られているが、東南アジアや南アジアでは狂犬病が多いため、(10)旅行前にワクチンを接種することがポイントになる。

 最後に、渡會院長が、「夏休みの旅行は無理のないスケジュールを組むことが大切」とアドバイスする。「観光地を片っ端から巡り、あれもこれも食べる。これで体力を使い果たし、そのツケが体にきて寝込んでしまうことが多いんです」(前同)

 ただでさえ体に負担がかかる夏の暑さ。しかも遊びで体力を使い、害虫のトップシーズンとなる。

 しっかりセルフガードして、この夏を元気に乗り切ろう!

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