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7月27日はキングジョージ 馬場適性の観点からエネイブルに勝てる馬はいるのか?

2019/7/27 19:07 SPAIA

2019年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに出走するエネイブルⒸゲッティイメージズ 2019年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに出走するエネイブルⒸゲッティイメージズ

ファンの記憶に残るハーツクライの好走

ディアドラがロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSに挑戦してから1か月あまり、再びアスコットの地で日本馬がビッグレースへと挑む。そのレースとは7月27日(日本時間午後11時40分出走予定)に行われるヨーロッパの上半期の総決算、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(GⅠ・芝2400m)。前走ドバイシーマクラシックでも2着と好走したシュヴァルグランが出走する。

キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに参戦した過去の日本馬の成績ⒸSPAIA

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キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSには、過去に日本から5頭が出走している。1969年に日本馬として初めて挑戦したスピードシンボリは、直線で見せ場をつくっての5着と大健闘を果たした。

2000年には皐月賞を勝利し、続く日本ダービーでも2着となったエアシャカールは3歳馬で参戦。しかし、前年の凱旋門賞でエルコンドルパサーと大接戦を繰り広げたモンジューの強さにはかなわず5着に敗れた。

また今年参戦するシュヴァルグランの父、ハーツクライも2006年にドバイシーマクラシックを圧勝したのちに挑戦。凱旋門賞馬ハリケーンラン、ドバイワールドカップ優勝馬のエレクトロキューショニストとの3強対決として注目された。

ゴール前、3強による大激戦の中でハーツクライが一旦先頭に立ったものの、地元ヨーロッパ勢2頭の底力に屈する形となり3着に終わった。歴代の日本馬の中で最高着順の3着となったこのレースは、名勝負として今でも記憶に残っているファンも多いのではないだろうか。

上位2頭が抜けたレーティング

今年は例年以上にメンバーがそろった印象でシュヴァルグランにとっては強敵が多い。そこで比較する基準となるレーティングを見ていこう。

2019年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに出走する馬のレーティングⒸSPAIA

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レーティングトップは、2017年と2018年の凱旋門賞を連覇、2017年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS優勝馬で、現役最強馬と言っても過言ではないエネイブル。125ポンドと数字では2番目の高さだが、牝馬なので実質3ポンドプラスした128という計算となる。

2位はディアドラも出走していたプリンスオブウェールズでGⅠ初制覇を果たしたクリスタルオーシャン。同レースでの強い勝ち方が評価されて、エネイブルより1ポンド低いレーティング127を獲得している。

3位はフランスにおける2000〜2400m路線のトップホース、ヴァルトガイスト。今年4月に行われたガネー賞を制した時に獲得したレーティングが122となっている。

対するシュヴァルグランは、前走のドバイシーマクラシックでオールドペルシアンの2着となった際にレーティング119を獲得しており、メンバー中4位という評価を得ている。参考までに2017年にジャパンCを制した時にはレーティング123を獲得していることからも、ベストパフォーマンスを発揮すればヴァルトガイストよりも上ということになる。

コース適性を重視して予想を組み立てていくが、一つの指標としてレーティングも参考に考えていきたい。

エネイブルには逆らえない

本命は素直にエネイブルとした。実績はケチのつけようがなく、道悪でも硬い馬場でも問題なし。好位からレースを進め、圧倒的な末脚を使うのが特徴だ。今回もオブライエン勢が送り込むペースメーカーを行かせて、その後ろからレースを進められるだろう。鞍上のデットーリ騎手は今年になって早くもGⅠ8勝を挙げる大活躍。加えて、ライバルのクリスタルオーシャンにも騎乗した経験があり、相手を知り尽くしているのも大きな強みだ。

対抗はそのクリスタルオーシャン。今年に入って3連勝、そして前走のプリンスオブウェールズでは大雨が降りしきる中、マジカル(エクリプスSでエネイブルの2着の実力馬)やヴァルトガイストなど好メンバーがそろう中でGⅠ初勝利を果たしており、完全に本格化したと言える。鞍上は、凱旋門賞でエネイブルにあと一歩まで追い詰めたシーオブクラスに騎乗していたドイル騎手。そのシーオブクラスは悪性腫瘍による疝痛を発症し、7月22日に残念ながら死亡してしまった。ドイル騎手はシーオブクラスへの思いも背負って、レースへと向かうことだろう。

3番手はシュヴァルグラン。広いコースを得意としながらも2017年のジャパンCを勝利した際の上がりは34.7と切れるタイプではないので、直線が長く、パワーも要求されるアスコット競馬場はプラスに働くだろう。マーフィー騎手も先行させるのがうまい騎手でシュヴァルグランと手が合うだろう。エネイブルより早く動いて接戦に持ち込みたい。

以下、ヴァルトガイストは1990mのプリンスオブウェールズSより距離が400m延びるのは歓迎。しかし、前走のように道悪になってしまうと得意の切れ味が生かせないので、道悪になれば割引が必要だろう。

今年のイギリスダービー馬のアンソニーヴァンダイクは、7頭立てのアイルランドダービーこそ2着に敗れているが、イギリスダービーでは長くいい脚を使い、馬群を割ってきた。上位とは少し力差があるとは思うが、混戦に強そうなタイプなので押さえておきたい。

▽キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS予想▽
◎エネイブル
○クリスタルオーシャン
▲シュヴァルグラン
☆ヴァルトガイスト
△アンソニーヴァンダイク

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記事:三木俊幸

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