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【もやもや】吉本興業・岡本社長の「恫喝は冗談のつもり」発言にパワハラ上司あるあるを感じた、働く30代40代のリアルな反応~その1~

2019/7/24 19:30 Suits-woman.jp

反社会的勢力とお笑い芸人さんの黒い関係という話から、所属タレントさんたちの労働環境問題の話に変貌を遂げている吉本興業騒動。同時期に令和最初の参院選がありましたが、世間の注目は断然吉本騒動で、連日ネットで話題になっています。「事件はリアルタイムで進行中」というコピーのもと、2003年に日本でも大ヒットした『24 -TWENTY FOUR-』(トゥエンティフォー)という海外ドラマがありましたが、今回の騒動も、何をどうピックアップしていいのかわからないほど情報が盛りだくさん。「結局何の話なんだっけ?」という気持ちになっている人も少なくないようです。自体はリアルタイムで進行しているのです。そして、登場人物が全員芸人さんという文字通り芸達者なわけで、誤解を恐れずに言えば、選挙戦“なんか”よりよっぽど「おもしろい」ことには間違いありません。

現状で最も注目を浴びているのが、極楽とんぼの加藤浩次さんが、宮迫博之さんと田村亮さんの合同謝罪会見を受け、「吉本の社長・会長が辞めないなら自分が辞める」と発言したことからの顛末です。その発言後、吉本興業の社長が会見で、自身と会長が責任を取って1年50%の減俸、つまり辞めないことを宣言。見ていた多くの人は、「じゃあ、加藤さんは辞めるんだな……」と確信したのですが、直接社長と会談をもったうえで現在は保留とのこと。「有言実行じゃないじゃん。潔く辞めなよ」という意見は少なく、応援の声とともに事態を見守っているという人が圧倒的です。まさに「静観」です。

大きく世論の潮流が変わったのは、やはり宮迫さんと亮さんの記者会見が完璧だったからでしょう。実は筆者もそうなんですが、最初は「神妙な顔して、やつれたたメイクして、ちょっと笑ってしまった」とツイートして炎上を巻き起こしたZOZOの前澤社長のように、「会見で何かおもしろいことが起こるに違いない」と前のめりに見ていた人だったと思うんです。おもしろいというのは、ゲラゲラ笑うということではなく、興味深いという意味です。

実際、記者からの「不倫騒動のときにはオフホワイトと表現していましたが、今の色を例えるなら」という質問は、これまた失礼だと大炎上していましたが、筆者はこういうスパイスもなくっちゃね、と思ってしまったタイプでした。そして、それを怒らずに笑わずに(当然ですが)うまくかわす宮迫さんに、さすがと思ってしまったのです。これも見せ場のひとつといえるのではないでしょうか。

あの会見から流れが変わった

終始、自分がいちばん悪いということと後悔の気持ちを繰り返す、吉本興業への不満を引きだそうとする記者の質問には乗らない、会社にどういう意図があったと思うかなどと聞かれても、「想像で答えるわけにはいかない」「そういう趣旨の会見ではない」と答えない。2時間半あまりのほぼ絵が動かない会見を最後まで見ることができてしまったのも、意図したのか天賦の才なのかはわからないですけど、構成と設定の妙だと思います。筆者は、これも失礼な話かと怒らないでいただきたいのですが、見ごたえがあるなぁと思って見ていました。なんならもう一回見てもいいくらいです。

一緒に見ていた40代の女性は、宮迫さんの「18歳から30年芸人をやってきて、それ以外に自分はできることがない」というセリフの段階で、「そうやんな。そんな男から仕事奪うなんてかわいそうや」と号泣。もうひとりは、亮さんの「ファミリーなら子供が謝りたいと思ったときに一緒に考えてくれるものだと僕は思うし」というあたりで目頭を押さえていました。もはや、とりこです。

そして、もっとも湧いたのが、宮迫さんが、社長とやりとりした時の会話を再現したときの言い方です。それは、パワハラを受けた人やパワハラを見たことがある人なら誰もがゾッとするような、恫喝でした。ここで一気に、社長が会見を見ていた視聴者のヒール(悪役)になったと言っても過言ではありません。

会社が依頼した弁護士との会話再現のときも、「ああ、こういう言い方する会社側の弁護士、いる……」と過去の心の傷が痛みだして、吐き気をもよおしていた人もいるくらいです。宮迫さんは役者もやっている人ですし、やっぱりうまいですよね。なんだかまるで宮迫さんが策士みたに言っているような書きぶりになってしまったですが、筆者はこういった会見は裁判やディペートと同じように、聞いている相手に自分の利益を納得させることが重要だと思っているのでそれが悪いとは思っていません。

とにかく、吉本の社長は所属タレントを大切に考えていないパワハラ人間っぽくこちらが受け止めたことは間違いなく、そして、それは社長が会見で弁明した「冗談だった」「場を和ませるつもりだった」で決定的となりました。パワハラの現場にいたことがある人間にしたら、それらの発言はパワハラする人の言い訳ナンバーワンだからです。

当然、社長だって、多少なりの会見準備をしたでしょうし、会見直前には舞台裏で「行くぞ!オー」と円陣を組んでいたであろう掛け声も聞こえたというのですから(これはこれでおもしろい)、勝算あっての発言でしょう。しかし、冗談でしたといって「そっかー、じゃあ仕方がないね」と世間に思ってもらえると思うところが、パワハラ加害者の加害者たるゆえんということにお気づきでない。そこが残念と言わざるを得ないでしょう。あと、「標準語で怒れない」というのもね、共感は得られないですよ。関西弁が語調が強いのは、他県にも知られていることではありますが、それで「あー、じゃー、しょうがないね」となるわけないでしょう?唐突に泣いたりして、ちょっとかわいい感じも出したりしていましたけど、大会社の社長なんですから。「それはちょっと、受け入れられないし、許せるわけがない」となった人のほうが多かったです。実体験をもって、パワハラ発言する人は世の中からいなくなっちゃうべきと考えている人が本当に多いのです。とくに、日々の仕事のストレス解消にお笑い番組を楽しみにしている働く女性たちの中には。

その2では、あずき総研が働く30代40代女性に聞いたパワハラ体験談を紹介します。~その2~に続きます。

言った言わないになるくらいなら、録音あったほうがいいと思うけど。

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