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5G通信には犯罪者に有利な面も、ユーロポールが警鐘

2019/7/23 12:00 ギズモード・ジャパン

Image: Miquel Benitez/Getty Images News/ゲッティ イメージズ Image: Miquel Benitez/Getty Images News/ゲッティ イメージズ

従来の捜査ツールが使えなくなる、って大変そう。

速くてサクサク!と期待されている5G通信ですが、通信料金あがっちゃうかも?なんて心配も出てきている今日この頃。さらに先日、我々ユーザーとはまったく違う角度からの5Gに対する懸念が表明されました。

Reutersによれば、ユーロポール(欧州刑事警察機構)長官のキャサリン・デ・ボッレ氏は、EU(欧州連合)各国に対し、5Gに関する政策議論にユーロポールももっと深く関わらせてほしいと要請しています。

5Gになると追跡しにくくなる

欧米の警察機関は犯罪捜査のなかで、携帯・スマホの通話を傍受したり動きを追跡したりといったことをしています。しかし、これは現行の4Gでの話。De Bolle氏がロイターに語ったところによると、今ある監視ツールの多くは5Gでそのまま使えないばかりか、5Gの仕様は今まで以上に監視しにくいそうです。

ユーロポールは先日「犯罪者は電気羊の夢を見るか」という報告書を発表し、これからの時代の警察のあり方についてのビジョンを描きました。その中では、たとえば5Gになるとエンド・トゥ・エンドで暗号化されるので、捜査目的で通信を傍受してもその中身を解読できないといった問題が指摘されています。また5Gの仕様上情報が細分化され、捜査のために今まで以上に多くのネットワーク運営者の協力をあおぐ必要が出てくるようです。

「(今使えるユーロポールの監視システムは)警察官、警察組織の持っているもっとも重要な調査ツールのひとつです」とデ・ボッレ氏。「我々は5Gでは、それらのツールを使えなくなってしまいます」。

最大のリスクは5Gについて把握できていないこと

デ・ボッレ氏は、これまで警察が5Gに関するビジネス・政策の議論に早い段階で関われていなかったとしています。「最大のリスクは、我々が技術レベルの進展について十分把握できていないことです」「(企業や政治家が)技術開発や標準化について議論する場に、私たちも参加している必要があります」とデ・ボッレ氏。

今回出された報告書では5Gだけでなく、暗号化とかハッキング、3Dプリンティングや自動運転車、ドローンなどなどといった技術が悪用される可能性も指摘されています。またロイターによれば、ユーロポールは今後8年間でサイバー犯罪系のリソースを増強すべく、予算を現状の1.38億ユーロ(約170億円)から倍増しようと交渉中です。

監視ツールって、自分が監視される側で考えると「最小限でいいんじゃない?」とつい思ってしまうんですが、犯罪の監視がちゃんとできないかもっていうのは怖いです。4Gから5Gへの過渡期のスキを突く犯罪者が出てきてしまうんでしょうか…?

Source: Reuters, Europol

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