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「やすらぎの刻~道」幽霊・梅宮辰夫に向かって石坂浩二があらすじを解説。前衛的過ぎる総集編第15週

2019/7/22 09:45 エキレビ!

イラストと文/北村ヂン イラストと文/北村ヂン

倉本聰・脚本「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日系・月~金11時30分~)第15週。

芸能関係者専用の老人ホーム「やすらぎの郷」を舞台とした現実世界の「やすらぎの刻」パートと、脚本家・菊村栄(石坂浩二)がシナリオを書き、脳内でドラマ化している「道」パート。

2つの世界が入り乱れながら進行するという特殊な構成となっている本作だが、今週はまさかの第3のパートが登場!?

梅宮辰夫が霊界から登場


1年間続く長期ドラマであれば、途中で総集編が放送されること自体は不思議ではないが、その見せ方が、霊界からやって来た亡き父親の幽霊(梅宮辰夫)に向かって、菊村がドラマのあらすじを解説するというかなりトリッキーなものだった。

幽霊役が梅宮辰夫というのがまた……。

大病してからだいぶ痩せてしまった体型に反し、相変わらず思いっきり日焼けした肌の色&真っ白すぎる歯というアンバランスさ。

梅宮本人も「(幽霊役が)やっぱり来たか」と語っていたようだが、霊界から戻ってきた父親という不気味な役柄にピッタリだった。

出演オファーした倉本聰は……やはり意地が悪い。

さて、とっくの昔に逝ったものの「酒がない」ということで現世に戻ってきてしまった父親。霊界では禁酒法が施行されており、禁煙法まで作られようとしているのだ。……どんな世界観なのか!

しかも霊界では「やすらぎの刻~道」のドラマが視聴率85%でナンバー2なのだという。ちなみにナンバー1は「ポツンと一軒家」。

「昔、住んどった自分の家がいつ出てくるか、みんな待っとる」とのことだが、みんながみんな僻地に住んでたわけじゃないだろうに。

霊界にも「やすらぎの郷」的な芸能関係者専門の施設があったとしたら、そこでの視聴率ナンバー1はやはり「徹子の部屋」だろう。死んだ直後、自分の出演回が再放送されるから。

さらに、霊界ではみんな認知症にかかっているため、ドラマを観てもすぐに筋を忘れてしまうという。

「原作者だからお前は覚えとろう、語れ」

菊村がシナリオを書き、脳内でドラマ化している「道」が、何らかのパワーによって霊界のテレビで放送されているというのはまだ分からなくもないが、「やすらぎの刻~道」の原作者は菊村じゃなくて倉本聰だろう。

「やすらぎの刻」パートと「道パート」ふたつのパートが入り乱れて複雑になりがちなドラマを整理してもらうため、この梅宮辰夫登場の総集編パートを思ついたということだが、深く考えるとますます混乱してしまう。

総集編より面白い番宣CM


総集編は、「そういや、原風景だの道だのというアイデアの元ネタはロクさん(橋爪功)だったな~」とか「描いてたなぁ~、しのちゃん(清野菜名)のヌード!」など、微妙に忘れていたエピソードを思い出せる有用なものだったが、もっとも心奪われたのは、本編後に放送された今後の番宣CMだ。

スケバン(?)コスプレをするお嬢(浅丘ルリ子)とマヤ(加賀まりこ)。菊村の前立腺がん疑惑。ハロウィンなのか、おばけに扮する「やすらぎの郷」の面々。さらに「やすらぎの刻」パート、「道」パートに登場したり、「道」パートの出演者が「やすらぎの刻」パートに出演したりということまであるそうな。

おいしいところを切り取って編集しているにしても、ショッキング過ぎるシーンの連発に「総集編はいいから、早くコレを見たい!」と思ってしまった。

「やすらぎの郷」メンバーが「道」パートに登場するというのは、もともとそのつもりで書いていたシナリオなのだから想定内だが、脳内で繰り広げられているドラマ「道」の出演者が現実に登場してくるとなるとホントにワケが分からない。どういうこと? 幻覚!?

現実世界+脳内ドラマという構成だけでもかなり前衛的なのに、今週はそこに霊界まで加わり、さらに現実世界と脳内ドラマがクロスオーバーしてしまう……。

超大御所脚本家による最後のドラマ(今のところその予定)なのに、まったく守りに入ることなく攻めまくっている「やすらぎの刻~道」。まだまだ先は長いが、どう転がっていくのかまったく予想がつかない!
(イラストと文/北村ヂン)

【配信サイト】
・Tver

『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日)
作: 倉本聰
演出:藤田明二、阿部雄一、池添博、唐木希浩
主題歌: 中島みゆき「進化樹」「離郷の歌」「慕情」
音楽:島健
チーフプロデューサー:五十嵐文郎(テレビ朝日)
プロデューサー:中込卓也(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
制作協力:角川大映スタジオ
制作著作:テレビ朝日

【配信サイト】
・Tver

『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日)
作: 倉本聰
演出:藤田明二、阿部雄一、池添博、唐木希浩
主題歌: 中島みゆき「進化樹」「離郷の歌」「慕情」
音楽:島健
チーフプロデューサー:五十嵐文郎(テレビ朝日)
プロデューサー:中込卓也(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
制作協力:角川大映スタジオ
制作著作:テレビ朝日

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