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乳がん母さんの明るい共病10|術後の悩みは転移のあるなし、そして放射線治療へのもやっとした不安~その1~

2019/7/21 15:00 Suits-woman.jp

ふと気がついたんですが。読者の皆さんに支えてもらって……、はまったくいないこの連載、もう第10回ですって!!書いている自分がビックリです。

こんなお気楽闘病記、誰が読んでくれているのと思わないでもないですが、これからもサイトの片隅でこっそりと続けていきます。いつまでって、アナタ。編集者に「あれ、こんな連載あったっけ?忘れてたわ。打ち切り、打ち切り」と気づかれるまでです。

というわけで、2013年の春にステージ2の乳ガンが発覚し、手術をするところまでが前回のお話でした。前回までのお話はコチラ。

転移のあるやなしや!?

具体的に言うと、このとき、私は2か所切っています。右胸の患部と、右のわきの下を。

患部を切って腫瘍を取り出す意味は、誰でもわかると思うんですけど、どうしてわきの下も切るのか。これね、リンパ節に転移がないかを調べるためなんです。

乳ガンって、そりゃガンなんだから大変なんですけど、おっぱいの中だけにとどまっていてくれたら、そんなに急に悪くなることはないんです。まあ、だいたいの場合は。

でも、リンパ節を通って他の臓器にまで転移しちゃうと、こりゃちょっと大変な事態になっちゃいます。んで、乳ガンが転移する場合、まず最初に通るところである、わきの下のリンパ節ですね。ここを調べて、転移がなければ他にもないだろう、と考えられてきたわけです。

これを「見張りリンパ節」(センチネルリンパ節)って呼びます。

誰でも容易に想像がつくと思うんですけど、ここに転移が見つかった場合とない場合では、その後の治療の内容がガラッと変わってきます。

だから、検査結果が出るまでは、もうドッキドキですよ。

田中圭に壁ドンされるくらいのドッキドキ。されたことないけど。

しかし、なんですよ。こっちは痛い思いをして、手術をして、全身を管につながれるという体験をしています。んで、ようやっと退院したと思っても、まだ検査の結果は出ない。検査結果が出ないから、これから先の治療方法も決まらない。「一週間後に外来で検査結果を聞きに来てください」とかね。どんな放置プレイかと。

人情として、手術と入院が終わったら、なんかすごく大きなヤマを越えた感があります。なのにまだ検査結果がでないってナニ?超えたヤマってばナニ?富士山かと思ったら、まさかの高尾山クラス?

個人的には、この一週間はすごく中途半端な宙ぶらりん状態でした。気持ちの上で。

結果から言うと、このときの検査結果はシロでした。

私のわきの下のリンパ節からは転移は見つかりませんでした。

「そりゃそうでしょうね~」と思ったものです。だって、自分がそんな重病人だという自覚はないし。「今はまだ人生でそんな流れじゃない気がするし」とかね。「自分の体のことだもん。なんとなく自分でわかるわよね」とか。

あ~~っ、こうやって書いていて、あらためて身にしみる自分のバカっぷりよ!!

このときはシロだったけれど、その2年後に肺に転移して、結局この6年間で計3回も転移していますからね、私の乳ガン。

いや、もう、自分のバカっぷりは棚にあげて、私、言っときます。

「アナタの体に起こっている事は、自分で思うほどにはわからないですからね」

「そもそも病気なんて、コントロールできるものじゃないですからね」

どの口が言う?とセルフでツッコむ、この虚しさですよ。

できれば避けたいリンパ浮腫

さて。じゃあ、見張りリンパ節に転移がある場合はどうなるのか。

……それはいい質問ですね。って、誰にも聞かれてないけど。

事前の検査で、明らかにわきの下のリンパに転移が見られる場合は、リンパ節そのものをとっちゃいます。

これを「腋窩リンパ節郭清」っていいます。エキカリンパセツカクセイ。なんとなく難しい呼び方ですね。はい。覚える必要はまったくありません。

とったら生存率は上がるのか?と聞かれると、う~ん、よくわかりません。「数字上ではあんまり変わらない」ってことになっているみたいです。でも、少なくとも、再発を防ぐという効果はあるんだと思います。たぶん。

以前は結構、とっていたみたいですけども。最近では、あんまりとらない方がトレンドみたいですね。

というのもね、このリンパ節。とっちゃうと困ることがいくつか出てくるんです。

まず、むくみですね!!「リンパ浮腫」っていうらしいです。

これ、ほっとくと腕がパンパンになったりするらしいですよ。しびれが出る人もいるようです。しかも、手術後、何年も経ってから出る人もいるということなので、長期にわたって気をつけなければいけないというから厄介です。

重い荷物を持つことはNG。

ガーデニングとかも、細菌感染がマジで怖いのでダメ。何重にも手袋をして完全防備をすれば土いじりくらいできるかもしれないけど、そこまでするガーデニングの意味って?

私の持っている乳ガン治療のガイドブックには、「重い荷物はなるべく持たずに、家事や仕事で無理をせず、ゆったりと日々を過ごし、できるだけ家族にも協力してもらいましょう」と書いてありました。

いや、どこの姫かと!!そんな姫生活なら、誰でも送りたいわと!!仕事帰りにサラダ油と牛乳パックが特売になっていたら、フツー買って帰りますよね?「重い荷物はNGなのよね~。フフフ……」と手ぶらで帰れるような余裕のある生活、してみたいわ!!と。

あっ、あとね。高いところのものが取れなくなるのも地味に大変みたいです。腕が上がらなくなるので。

私の持っているガイドブックには、「リンパ浮腫はそのまにしておくと、組織がかたまり、治療が難しくなりますので、早期発見や日常生活での予防が大切です」とあります。

まあ、そうでしょうねえ……。

具体的に列挙すると、水中ウォーキングなどの軽い運動を続けて、リンパの流れを良くすることとか。たまっているリンパ液を全身にいきわたらせるようなマッサージ、最近、よく聞く「リンパドレナージュ」ですね。あれに通うこととか。加圧ストッキングの腕バージョンみたいな「弾性スリーブ」をつけて、外側から強い圧力を加えてリンパ液がたまることを防いだりとか。そういうのがいいみたいです。

そして、肝心のここ!!「特に太り気味の方はリンパ浮腫になりやすいので、長期にわたって注意しましょう」!! あああ~~っ、ここでもか~~っ……。がっくり。

つか、「太り気味」ってどれくらい? 

私ね、以前に高須クリニックの院長が「年を取ると、女性は小太りがいちばんです」って言っていて、その言葉を胸の奥の神棚にまつって生きているんですけど……。

まっ、なんにしても。ならないのが一番です。リンパ浮腫。

今回の連載、その2では、放射線治療について書きます。「放射線治療」。具体的にイメージできます?意外と皆さん、知らないんですよね。

ということで、~その2~に続きます。

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