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ヒールのかかと、削れ……靴のメンテナンスはどのタイミングで行なうのが正解?

2019/7/17 16:00 Suits-woman.jp

お気に入りの靴はできるだけ長く愛用したいもの。どこまでだったら履けるのか、また自分でお手入れしても、そろそろ寿命かなと思ったら、一度プロに相談してみましょう。プロならここまでメンテナンスできるということを、「ミスターミニット」の長嶺素義さんに教えていただきました。

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気になったら早めの相談を

プロに修理やメンテナンスを頼むのはちょっとハードルが高いや、面倒だからもう少しと思っていると、大切なお気に入りの靴が、早く履けなくなってしまう心配も。「これって修理できるのかな?」と思ったら、まずはプロに相談してみましょう。今回、「ミスターミニット」の工場見学をさせていただきましたが、そのリペアの技術に驚きました。パンプスのパーツごとに、どのような修理が可能か教えていただきました。

・ヒールのかかと

まずは、なんといってもヒールのかかと。こちらは、利用する人が多いので、ご存知だと思いますが、ヒールのかかとの先のゴムは消耗品です。ですが、どの段階で修理に行きますか?歩き方によっては、外側だけ、もしくは内側だけがすり減ってきます。歩く頻度や歩く路面によっても交換までの期間は変わってきます。これは、内側の金属部分が見え始めたら交換のタイミングです。歩いていると音がするので気づきやすいですね。この金属部分というのは、かかとのゴムには、内側に金属の釘のようなものが入っていて、ヒールに打ち付けられています。その金属が見えてくると、ゴムがすり減った証拠です。それ以上履き続けると、ヒール本体にダメージがで始めます。ヒールの高さが左右違ってきますし、修理も難しくなります。早めに交換しましょう。

 

・ヒール自体の革のはがれ

大切に履いていても、マンホールのふたや段差、砂利道などで、うっかりヒールの横を傷つけてしまうことがあります。革がめくれてしまっても、のばして接着剤でつけるなど自己流の対処をされている人もいますが、すぐにまた剥がれてしまいます。こちらも、プロに任せるのが安心です。実は、ヒールの革を丸ごと張り替えてもらえます。見た目は新品同様。木目調のヒールは、木でできているから剥がれるような心配がないと思っていたのですが、実は、これもヒールの本体に、模様として上から接着されているもので、革と同じように剥がれることがあるそうです。外側から見ると、いろんな素材に見えるヒールですが、基本的には、同じタイプのヒールにさまざまな素材が貼られていることになります。ヒール部分は、人から見られやすい場所でもあるので、傷が見つかったら、プロに相談するのがおすすめです。

同じ素材でできているヒールに革などが巻き付けられている。

・革靴の色落ち

パンプスのつま先部分など、擦れてしまったり、ぶつけてしまったりすると、革がダメージを受けて色も剥げてしまいます。こちらの色も、きれいに直してもらえます。白や黒と違って、水色やピンクなど同じ色の塗料がない場合は、プロの職人さんたちが色を作って塗りなおしてくれます。ほぼ、不可能な色はないそうです。なので、珍しい色の靴を買ってしまったからとあきらめず、一度相談してみるといいですね。

元の白に戻すオーダーが多いそう。

・靴を買ったときに最初にしておきたいメンテナンス

新品の靴は、防水スプレーなどをしておけばそれでいいと思っていましたが、パンプスの場合、かかとのゴムもそうですが、つま先の靴底がすり減りやすいので、滑り止めを先に貼っておくと底の減りも軽減され、もちろん滑りにくくなります。購入後、すぐに行なうことで、長い間愛用できるなら、まずやっておきたいですね。

どうしようと悩む前に、早めにメンテナンスに出すと、よりきれいな状態が保てそうです。今回、プロならこのように修理できるという代表的なポイントを教えていただきましたが、スニーカーのクリーニングなど、まだまだ靴を長く履く技術があるそうです。

お気に入りの靴をずっと修理していけば長く履けそうですが、あえて靴の捨て時の判断基準をうかがってみました。

「愛着があるなど感情の部分をなくしてお答えすると、革が切れて穴が開いたときです。裏側は修理可能ですが、表の革は、修理してもそれが見えてしまいます。また、履き口が割れると、修理はできますが、見映えや履き心地が悪くなります」と、長嶺さん。穴が開くほどまで履いたことはありませんが、気に入っているものを捨てるには勇気がいるので、目安にしようと思います。

また、長嶺さんは、このようにも教えてくれました。

「いい靴は、いい場所に連れて行ってくれるという言葉がありますが、ここでいういい靴とは、高価な靴という意味ではなく、お手入れされている靴という意味です。革製品で、自分でお手入れできるものって靴だけなんですよね。靴の知識が増えると選ぶ靴も変わってきます。足元は見えづらいけれど、ぜひ靴もきれいにしてください」

靴への愛情をとても感じる長嶺さんの言葉。プロに頼む前に自分でできるメンテナンスもしっかり行なおうと筆者も肝に銘じました。

「“足元を見る”と言う言葉が、宿屋の主人が草鞋を見て、料金を変えたことからきているように、履き物の状態はどう生きているか、がわかってしまうものなんですね」と語る長嶺さん。

 

協力/ミスターミニット https://www.minit.co.jp/

取材・文/林 ゆり 撮影/黒石あみ

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