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アメ横「地下食品街」は超ディープ。世界の謎食材を食べてみた

2019/7/15 08:29 日刊SPA!

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 知る人ぞ知るアメ横のディープスポット『地下食品街』。

 階段を下り中に入ると、日本では見慣れない珍味な食材を売っている店がずらりと並んでいる。じっくり見て周ると、アジア食材を扱う店が多いということは分かるのだが、無地のビニール袋に無造作に入った食材を見て「これは何に使うのだろう」、日本語や英語以外の文字で調理方法が書かれている商品に「どのように食べるのだろう」などと疑問に思うばかり。

 なので今回は実際に気になった珍食材を購入し、友人3人に調理したものを食べてもらい、アリかナシかを勝手に判定させていただくことにした。

 取材に伺ったのは、バラエティ豊かに世界各国の食材を扱っている店『野澤屋』

 家ではパクチーはもちろん、ナンプラーやジャスミン米なども常備しているくらいエスニック料理には目がない筆者。店内には、そんな私でも聞いたことのない名前のスパイスやゲテモノ食材、馴染みのない調味料が並んでいる。

 東南アジアを旅した際に、屋台で売られているような珍しいゲテモノ食材を買ってはよくお腹を壊していたため、見慣れない食材にはトラウマがある。しかし、所詮は日本で売られているもの。高を括った私は、今回この店で特に気になった食材とその調理方法を伺い、検証した。

◆おすすめ食材 一度食べたら病みつきに!

 最初に目に留まったのが、無地のビニールに入った一見怪しい食材。店員によると、『金(きん)針(しん)菜(さい)』と呼ばれる、ユリのつぼみを乾燥させたもので、中国や台湾では古くから健康食材として使われているという。日本人にはあまり馴染のない味ということで、興味本位で購入した。

 店員に調理方法を尋ねると「金針菜を水で戻し、カット野菜と一緒に炒めるだけ」とのことだったので言われたように調理開始。かなり簡単に作ることができた。

 見た目は普通の野菜炒めだ。だが食べてみると明らかに金針菜の風味が強く、食べた誰もが「今まで家庭で食べたことのある野菜炒めとは確実に別物」と驚いていた。

 味はゴボウに近い感じだろうか。食感はシャキシャキとしていて、えのきやメンマに近い。「一度食べたら病みつきになる」と大好評だった。

 続いて「一番珍しい食材は何ですか」と尋ねて店員に勧められた食材。『ムクワス』と呼ばれる、フェンネルの実とコリアンダーの実がミックスされたものだ。インドでは口直しとして使われている。

 そのまま食べられるということで、口に入れてみる。

 口直しということで、『ミンティア』のようにピリピリとした爽快感があるのかと思いきや、甘い。どうやら砂糖でコーティングされているようだ。コーティングが溶けて、後からほんのりとミントを感じることができる。

「チョコミント好きにはたまらない」「アイスにかけても美味しそう」「女性は好きだと思う」といった意見があがったため、甘党の人にはぜひともおすすめしたい。

 冷凍食材の中で、パッケージが特別目立っていた『キャッサバ』。

 南米では食卓に欠かせない主食のひとつということもあり、日本に住む地元民がたびたび買いに来るそうだ。

 芋ということでそのまま食べても美味しいだろうと思い、まずは茹でたものを食べてみた。

 匂いはふかしたじゃがいもだ。見た目もホクホクとしている。

 だが、食べてみると「まずい!」と思わず一同の第一声が揃う。まるでマッシュポテトを水につけたかのような違和感のある食感に、そのまま食べたことを後悔した。

 だが、ここからが本番だ。実は店員に「キャッサバは素揚げが一番ポピュラーな食べ方だ」と言われていたのだ。言われた通りに揚げ、塩コショウを振りかける。見た目通り、外はサクサク、中はホクホクとした芋。出来立てだったのでなおさらかもしれないが、文句なしに美味しい。

 最初に勧められていない食べ方をしてまずいと言ってしまったことに、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

◆買って後悔&要注意の食材も……

 続いては『タマリンド』と呼ばれる果物。店員曰く、日本では育てられていない果物ということで「どんな味がするのだろう」と思い、購入した。ちなみにインドやタイでは、ローカル屋台で売られているような地元民御用達のフルーツで、『パッタイ』にも使われる食材だ。

 食べてみると、食感は干し芋、味は干し柿だった。

 種が大きく、食べられる部分が少なかったためか、1人の友人はあっという間に一房平らげていた。だが、何個も食べるものではなかったらしい。後々「果肉が歯に詰まって味が残っているのが気持ち悪い」と言っていたので食べ過ぎには要注意だ。

 しかし、別の友人は「常にデスクに置いておきたいくらい美味しい」と大ハマり。ドライフルーツのような甘みもあるため、女性ウケは良さそうだ。

 パッケージの何とも言えない表情に惹かれて購入したものが『パパド』と呼ばれるひよこ豆から作られている食材だ。インドでは、カレーと一緒に食べるナンの代わりに使われている。まず、生で食べてみてどのような味がするのかを検証した。感想は「塩気があってイケる!」

 だが本来は焼いて食べる物ということで、今度はオーブンを使って焼いてみた。

 食感はパリパリとしていてえびせんのようだ。しかし、食べ続けるとどんどん口の中の水分が持っていかれる。味つけも塩のみだからか、すぐに飽きてしまった。一袋に入っている枚数が多いため、少人数で食べるには注意が必要だ。

 購入した食材が入った袋の中で、極めて異様な匂いを放っていた香草『チャオム』。

 店員によるとビタミンやミネラルが豊富で栄養価が非常に高い食材だそうだが、パクチーのような香草の独特な匂いに、エスニック料理が得意ではない友人はずっと「くさい」と言っていた。

 ビニールから取り出してみるとトゲが手に刺さって痛い。まずそのトゲを手で摘み取る作業に10分ほどかかった。

 店員に「タイでは卵焼きの中に入れるのが定番」と伺ったので、卵に塩コショウとナンプラーを混ぜてエスニック風卵焼きを作ってみた。

 見た目はチヂミのようでとても美味しそうだ。

 だが、食べてみると「ん……?」ただの卵焼きだ。肝心のチャオムの味がまったくしない。

 疑問に思い、今度はチャオムだけを生で食べてみた。しかし、うっすらと草の味がするだけで、匂いから想像していたパクチーのような独特な味はしない。

 結果、味的には「あってもなくても一緒」という結論に至った。購入前に異様な匂いを放っていたチャオムは、調理後さらに臭さを増した。換気をしてもすぐには消えなかったので購入する際は要注意だ。

 世界各国で売られているさまざまな食材を扱っている『野澤屋』

 最初は初めて見る食材になかなか手を出せずにいたが、実際に食べてみると「意外とイケる」と感じた食材が多かった。

 個人的には「キャッサバ」が一押しだったのだが、協力してもらった友人にそれぞれの一押しを尋ねてみると「金針菜」、「ムクワス」、「タマリンド」ときれいに好みが分かれた。

 店頭にはまだまだ検証したい珍食材がたくさん並んでいたが、購入する際は店員におすすめの食材やその調理方法を聞いて、用途に合った食材を選ぶのが良いだろう。

〇検証協力
・Sさん(23歳・男性)
 無類の酒好き。「これはお酒が進む」と箸を休めることなく金針菜の入った野菜炒めを頬張っていた。

・Tさん(22歳・男性)
 甘い物が大好き。口直しとして購入したムクワスを「お菓子みたい」と美味しそうに食べていた。

・Fさん(22歳・女性)
 エスニック料理好き。男性にはあまりウケの良くなかったタマリンドを「何個でも食べられる」とイチオシしていた。

<取材・文/Noca>

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