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地球空洞論とナチスドイツ南極基地の謎

2019/7/14 08:30 ムーPLUS

地球は空洞である!

いわゆる〝地球空洞説〟――地球の内部に地上世界とは別の理想世界が存在し、聖人や天人や仙人のような気高い人々が暮らしているという発想は、世界中の神話や民話、伝説に普遍的に見られる。

古代ギリシア、古代インド、古代中国、スカンジナビア、北米の先住民、中南米のマヤ文化やインカ文化ほか、すべての民族に太古の昔から先祖代々、連綿と伝えられてきた伝承だ。

だが、科学者が科学的な研究と考察の対象として取り上げるようになったのは、17世紀から18世紀にかけてである。

ハレー彗星の名づけ親として知られる英天文学者エドモンド・ハレーは1692年、地球は厚さ800キロメートルの最外球、中間球、最内球、中心核から構成され、どの球体もそれぞれ異なる速度で回転していると想像した。

halley1-1天文学者ハレー説の地球空洞世界図解。異なる速度で回転する3層球を中心核に示す。

 

18世紀スイスの天才数学者レオンハルト・オイラーも地球空洞説を思考実験の対象として取り上げたが、ハレーの多重回転球は省略し、内部世界にもしも高度文明が存在するなら、直径1000キロの中心太陽に照らされているだろうと想定した。

1818年、米陸軍軍人上がりの貿易商ジョン・クリーヴズ・シムズ・ジュニアは、ハレーとオイラーの仮説を混ぜ合わせて、地球は厚さ約1300キロの地殻を有する空洞球体であり、北極と南極に4層構造の内殻それぞれを貫く直径2300キロの円孔が開いていると主張した。両極の穴の存在を主張したのは、このシムズ・ジュニアが初めてだった。

シムズ・ジュニアは自説の正当性を証明するために、北極探検隊の企画事業を立ち上げようと何度か試みたが、結局、資金調達や参加者不足などの諸事情から計画は実現に至らなかった。

だが、地球空洞説を論じるうえで、このシムズ・ジュニアよりもはるかに有名な重要人物が、北極と南極の双方を史上初めて航空機で最初に踏破したリチャード・E・バード米海軍少将だろう。

1926年5月9日、バードはノルウェーのスピッツベルゲン島から飛び立って数時間後、北極点到達に成功した。だが、帰還後ふと洩らした感想が、後日になって物議を醸すことになる。

「計器ははっきり北極点を示していたが、なぜか眼下には緑の樹々と咲き乱れる花々が拡がっていた!」

地球空洞説の主張者たちは、バードのこの不可解な描写を「思いもよらぬことにバード機がそれと気づかぬうちに北極の〝空洞孔〟に迷い込んでいたせいだ」と説明するのだ。

bard1-1リチャード・E・バード海軍少将。

 

米海軍の南極開発計画の目的

ここでUFO研究者としても政治学者としても異端派に属する宇エクソポリティックス宙政治学的UFO学者、前アメリカン大学准教授のマイケル・サーラ博士が登場する。

halley2-1宇宙政治学者マイケル・E・サーラ博士。

 

博士は2012年に発表した研究論文の中で、そこはさすがに大学の先生だからか、奇想天外な地球空洞説にまでは言及しないものの、第2次世界大戦の末期に、ナチスドイツの残党が南米どころか南極大陸にまで逃亡した可能性は、大いに認める。

博士はそう極論できる根拠として、ヒトラー総統率いるナチス党の主だった面々は、第2次世界大戦が勃発する以前――遅くとも1930年代早々には、いざというときに可能な地球上最後の逃避場所として、南極大陸に目をつけていたという。

そして極秘のうちに調査開発を進め、恐らくは氷に閉ざされた山中あるいは氷床下の地中深くに、大規模な秘密前進基地を建設していたにちがいないと憶測するのだ。

さらにまた、先の大戦当時、世界の最先端をいっていたナチスドイツのロケット工学分野の科学技術陣は、将来の世界制覇への布石の一環として、また急速に対立が深まる英米仏などの自由主義陣営との決戦のときに備え、〝空飛ぶ円盤〟型攻撃兵器(円盤機)をはじめとして、さまざまな独創的スーパー兵器の研究開発と建造生産に力を入れていたという。

「中でもとくに円盤機の研究開発と生産は、第2次世界大戦以前から進められ、大戦の敗北後も少なくとも南極大陸内のどこかに建設されたナチスの秘密基地ではなおも続けられていたにちがいない」

サーラ博士はそう断言するのだ。

halley3-1オペレーション・ハイジャンプで氷原上に雪道を作るブルドーザー。

 

サーラ博士によれば、そのような円盤機(異星人UFOであるにせよ、ナチス円盤であるにせよ)と遭遇した可能性を強く示唆するケースが、第2次世界大戦後まもない1947年初頭、欧米のマスコミを大いに賑わせた世界極地探検史上もっとも有名な探検行のひとつ、アメリカ合衆国海軍が派遣した南極探検隊〝オペレーション・ハイジャンプ(高跳び作戦)〟の不思議なエピソードだ。

 

サーラ博士はこう主張する。

「1946年から1947年にかけて実施された米海軍のオペレーション・ハイジャンプは、思いがけず多数の死傷者を出したため、予定されていた半年間ではなく、その3分の1に相当するわずか8週間で終了した。だが、その作戦失敗の驚くべき真相は、現在もなおアメリカ政府当局者によってひた隠しにされている!」

博士の見解では、公式作戦名〝米US国海ネーヴィ・アンタークティック・ディヴェラップメント・プログラム軍南極開発計画〟またの名〝オペレーション・ハイジャンプ〟という大遠征部隊が標榜した南極科学調査という目的はあくまでも表向きにすぎず、真の目的はそこに密かに築かれていた〝ナチス秘密基地〟の完全な破壊にあったという。

20190709_tok

 

(ムー2019年8月号より抜粋)

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