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【私の場合】耐え難い……アラフォー女子が知ってしまった「容姿のランク付け」とその現実~その1~

2019/7/13 17:00 Suits-woman.jp

ハリウッドで表面化したセクハラ問題をきっかけに、SNSなどで性暴力被害者に連帯する「#metoo」運動が拡大。そして、あらゆるハラスメントの根絶、マイノリティーの安全、平等を求めるセクハラ撲滅運動「TIME'S UP」も起こりました。そこで注目したのは、“反論する声”を持たぬ一般人である女性が受けたセクハラ、パワハラについて。彼女たちが、様々なハラスメントにどう向き合ったのかを本連載では紹介していきます。

お話を伺った坂井奈緒美さん(38歳・仮名・IT関連会社勤務)は、去年まで勤務していた部品関連会社で横行していたセクシャルハラスメントについて、振り返ります。

「私が採用されたときの女性は、能力が高い人か、縁故採用がほとんどでした。しかし、3年ほど前から社外取締役に入った人の意見で、女性社員は容姿重視で採用されることになったのです。その人は、『ブスは性格が悪く、男慣れしていないからお高くとまっている。美人は性格がいいし、素直。職場も華やかになるし、少子化にも貢献できる』と言っていたそうです」

奈緒美さんは、日本社会には容姿差別があると幼いころから感じていたそうです。

「一番ひどかったのは、中学時代です。ボス格の男子が、『あいつはかわいい』『あれはブス』などと言って、女子の容姿を恋愛的に“アリ・ナシ”で話していた。こういう話って、男子だけの時にするんですが、私は絵に描いたような陰キャラだったから、教室にいたことに気が付かなかったのか、傷つける目的で言ったのか……」

奈緒美さんの容姿は、面長で鼻が高く、目がパッチリしています。身長が170cm近くあり、女子バレーボール部で活躍したそうです。

「周囲が女性ばかりだと、自分の意見を言ったり笑うこともできるのですが、男性の割合が増えるにしたがって、自分の影を薄くしてしまうんです。私が育ったのは田舎なので、高校時代は勉強ばかりして、東京の名門女子大に進学することばかり考えていました」

地方に根強く残る男尊女卑の被害者だと感じることが増えていく

しかし、親の反対で、地元の国立大学に進学。

「私より勉強ができない兄は、『これから社会に出るのに勉強は必要』と、東京の私立大学に進学したのに、兄よりはるかに勉強ができる私は、地元にとどまった。私は、15年勤務した前の会社を辞めた後に上京したのですが、東京は女性差別が圧倒的に少ないと感じます」

前の会社で横行していた「女性の容姿のランク付け」は、どのようなものだったのでしょうか。

「男性9割、女性1割の職場なので、もともと女性の立場は弱いんです。なぜ、この会社に入ったかというと、給料がよく、福利厚生もしっかりしていたから。注文通りの部品を作っていればよかったので、残業もノルマもなかった。ただ、時代とともに業績が落ちてきて、新たに複数の社外取締役を入れるようになったのが3年前。そこから居心地が悪くなりました」

その社外取締役達が入ってから、女性社員は容姿採用されるようになっただけでなく、社員同士の交流会や飲み会が激増。酒の席で上手にふるまえない奈緒美さんは、『気が利かないババア』と陰口をたたかれていることを知る。

「地方の会社って、社員同士の変な連帯感があり、飲み会を断る口実がない……というか、あれは強制参加っぽかった。当時、私は実家暮らしで独身。特に男性と交際していたこともありません」

酔いが進むにつれ、男性が多い集団は発言が暴力的になりやすいこともあり……。

「20代の女性社員は、『かわいいね』などとちやほやされて、ホステスみたいに立ち回っている。悔しいですが、20代の美人社員は自信があるのか輝いているように見える。それに、アラフォーで容姿が劣っている私をバカにしているような感もありました。20代の女性社員は3人いて、そこに群がっているのは、部長や出世株の男性社員。そこからあぶれた社員の集団に女性は私一人。最初は仕事の話をしていたのですが、そのうちそれぞれの子供や家庭の話になり、『お前のカミさんはブスだけど、子供が3人もいる。アッチがいいの?』みたいな話をするようになる。そのうちに、私に話題が振られるようになり、『今までの交際経験は?』とか、『なんで結婚しないの?』などと言う」

苦笑いであいまいな返事をし続けた奈緒美さん。店を出て歩いたところで、40代の既婚者の上司に手を握られます。

「私より5歳年上の人で、それまであまり交流がなかった。振りほどいて逃げたいのに、いきなりそんなことをされると、いいトシなのに体が固まってしまう。帰りのタクシーで強引にキスをされて、あまりの気持ち悪さに吐いてしまって、その時は助かりました。私はお酒を飲んでいなかったんですけれどね」

飲み会の翌日から、職場で味わう疎外感、与えられない仕事と、あらぬ噂……~その2~に続きます。

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