「ネタりか」終了のお知らせ

いつも「ネタりか」をご利用いただきありがとうございます。

この度「ネタりか」は、2019年10月16日(水)をもちまして、サービスを終了させていただくことになりました。

これまで長きにわたりご利用いただき、ありがとうございました。

【貧困女子】虐待猫の保護で目覚めた動物愛護精神、猫を8匹飼う39歳女子の飢え~その1~

2019/7/6 17:00 Suits-woman.jp

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたはずが、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちのエピソードです 。

丹村百合奈さん(仮名・39歳・契約社員)は、東京下町地区の河川敷がある街に住んでいます。家賃は9万円で、猫を8匹飼っているそうです。

「1Kのアパートが猫だらけですから、家には誰も呼べませんけれど、毎日がすごく幸せなんです」

百合奈さんは30代半ばからの5年間で、人生が激変したと言います。

「私は出身大学の偏差値が比較的よかったので、国内の大企業に新卒で採用され、営業部に配属され、可もなく不可もない感じで勤務し続けていました。30歳のときに管理職になったのですが、そこからが地獄でした。50代の直属の上司が自分が言ったことをすぐに忘れ、ミスは私に擦り付け、手柄を横取りするという人だったんです。でも、役員の前ではゴマをするから重用される。それにブチ切れて、31歳の時に転職しました」

その50代の上司と合わなくて転職する人は多く、「上司は死ね、会社は潰れろ」と呪う会を定期的に開催していたといいます。

「その効果があったのか、会社は業績が低迷し、上司も転職して地獄を見ているみたいです。ホントにいい気味だと思います。私は、その後外資系のメーカーに転職したんですが、社風が全く合いませんでした。かなり厳しく生産管理されたり、マーケティングデータの裏付けを求められたりして、今までと勝手が違いすぎる。何とか1年間勤務したのですが、うつっぽくなってしまい会社を辞めました」

当時は、恵比寿のマンションに住んでいたそうです。スタイリッシュな服を着て、オシャレなレストランで食事をする日々。毎月の手取りの給料は40万円でした。

「2社目を休職してから退職したのは33歳のとき。このときに、メガバンクに勤務する男性と結婚するつもりだったのですが、『専業主婦とは結婚は無理だよ』と言われてフラれてしまった。周囲の友達は結婚して子供がおり、保育園だ小学校だとそんな話ばかりしている。孤立無援ってこういうことかと思いました。それと同時に、私のことを褒めてくれていた祖母は亡くなりました。私の花嫁姿を見たいと言っていたのに、見せられることができず、彼のことを恨みました。就職活動も頑張っているのに結果が出ず、空回りしている。ある朝、面接に行かなくちゃいけないのに、体が全く動かなくなって、自分がうつになっていることが解りました」

無理して「都会のカッコいい女」を演じる虚しさに気が付いた

現在の百合奈さんは、そんなことがあったとは思えないほど、穏やかに笑っています。体もふくよかで、白髪も目立つ年相応の女性です。胸元がシースルー素材になったベージュの夏物カットソーから、ピンク色のブラジャーが透けています。腕にはムダ毛も目立ち、ふと腕を上げたときに、わきが黒々としており、ドキッとしてしまいました。

「見栄っ張りな母親がいるので、都内の実家には帰らず、祖母が住んでいた下町エリアに引っ越しました。大きな河川敷があって、なんというか“気がいい”感じがするんです。引っ越してからは準公務員的な仕事も決まったし、今までの友達とも疎遠になって、ちょっとホッとしました。誰も知っている人に会わないから、Tシャツと短パンでアイス食べながら散歩するのも楽しかった。今まで無理して“カッコいい私”を演じていたんだな、って。それはとても空しいことです」

ある日、百合奈さんは河川敷を散歩しているとき、血まみれになっている子猫を見つけました。

「あのときの衝撃はすごかったです。それまで、血を流している生き物なんてほとんど見たことがなくて、映画でも流血シーンは目をつぶってやり過ごすくらいなのに、首に巻いてあるタオルで子猫を抱いて、近くの動物病院に連れていきました。獣医さんの診断では、人間により背中を切られ、花火を背中につけられたような跡があると言われました。それを聞いて、怒りと悲しみでボロボロと泣いてしまったんです。『この子は私が飼います。助けてください』ととっさに言ってしまったんです」

しかし、百合奈さんの祈りも空しく、子猫は助かりませんでした。

「チューブで栄養剤を入れられて、入院中も励ましに行っていました。でも2日目の夜に亡くなってしまったのです。あの時、一生分泣いた気がします。我が子が死ぬってこんな感じかと思いました。猫ちゃんの魂が私についてくれているような気がして、猫を保護する活動を地道に始めたのです」

動物愛護団体に所属するも、極悪な里親に心が折れ、貯金を切り崩してひとりで活動~その2~に続きます。

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント43

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ