れいわ新選組の山本太郎代表、参院選は東京選挙区ではなく「比例区から出馬」へ

2019/7/3 05:01 しらべぇ

7月4日公示で7月21日の参院選。今、山本太郎代表の「れいわ新選組」がちょっとしたブームとなっている。

普段は社説が相反する日刊ゲンダイと夕刊フジが山本氏を応援する記事を書いたり、週刊文春が「郵政選挙の小泉フィーバー並み」と評したり、保守の思想家・中島岳志東工大教授が「山本太郎現象」を読み解く記事や対談を各所に載せているのだ。

 

■前回は東京選挙区で当選

山本氏は2013年の参議院選挙で東京選挙区から約66万票をとって初当選。しかし、今回の選挙に限っては、「東京選挙区から出るか比例区から出るか直前まで明らかにしない」と断言していた。

3日15時から、永田町にある星陵会館で、れいわ新選組の決起集会がある。山本氏はそこで出馬する選挙区を発表する予定だ。

しかしながら、一足先に言わせていただく。筆者が確かな筋から得て関係者にウラをとったところ、山本氏は参院比例区から出馬することが判明した。東京からのお国替えである。東京選挙区には別の候補者を立てる予定だ。

 

■立民は安堵か

ほっとするのは立憲民主党関係者だ。

「東京選挙区は自民2議席、公明党1議席、日本共産党1議席、山本太郎氏が1議席はほぼ確定していて、残り1議席を我が党の候補者2人と、国民民主党の候補、日本維新の会候補と争うことになっていた。

 

山本さんが比例に回れば、我が党が2議席獲得する芽が出てきますよ」

■知名度活かして底上げ狙う?

「れいわ新選組」選挙を手伝うボランティアの1人は、こう語る。

「太郎さんは、自分が比例区に回って全国行脚して最低一議席獲得して、政党要件を得たいのだと思います。政党になれば野党の党首会議にも出られる可能性がありますし、何よりテレビなどの党首討論に出られるようになる。

 

太郎さんから、『れいわ新選組って名前がまだ十分に浸透していないんだよね』って聞いたことがあります。自分の知名度を生かして、票の底上げを図るのだと思います」

 

■選挙の「台風の目」に?

2日には新たに3人の候補者擁立を発表した。そのうちの1人は、公明党の支持母体である創価学会沖縄壮年部員の野原善正氏だ。野原氏は、昨年9月の沖縄県知事選で、公明党が支援した候補者と争った玉城デニー氏を支持。街頭演説などで、創価学会の三色旗を振って支援した。

政治ジャーナリストの武島芽衣子氏は語る。

「『れいわ新選組』が擁立した候補は、元セブンイレブンオーナーだったり、重度の身体障碍者であったり、女性装の東大教授であったり、創価学会員であったりと、金融や環境問題の専門家であったりと、どれも個性的なメンバーで、短期でよくこれだけ集められたと思います。

 

メディアでは『郵政選挙のときの小泉フィーバー並み』と言われるほど、勢いがある。立憲民主党や自民党に失望した層やこれまで選挙に行かなかった層が、投票する可能性があります。今回の参院選で台風の目であることは間違いありません」

 

4日公示、21日投票だが、選挙戦はすでに始まっている。

(取材・文/しらべぇ編集部・及川健二)

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