「ネタりか」終了のお知らせ

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新定額サービス戦争勃発!ハイテク企業がぼくたちの財布を狙いに来たぞ!

2019/7/2 22:00 ギズモード・ジャパン

Image : Gizmodo US Image : Gizmodo US

あれも見たい、これも見たい。もっと見たい。でも、金がない…。

キヤノン対ニコン、Dell対HP、Microsoft対Apple…。数年前から、ハイテク企業の間では生き残りをかけた闘いが繰り広げられています。なにも、今に始まったことではありません。でも最近、ハイテク企業以外の会社でも、同じようなビジネスモデルに路線変更しているところが増えています。ちょっと前までは端末を買ってすぐに使えていたのに、会員登録して月額料金を払わないと使えなくなった…なんてことが増えてません?

というわけで、サービス戦国時代へ、ようこそ

ビジネス目線で見れば、この手の戦略は非常に合理的。少し前は、商品を買ってもらったらいったん終わりで、「またのお越しをお待ちしております」と客の背中を見送るしかありませんでした。でも、サブスクリプション方式にすることで、お客様が「金のなる木」になってくれるわけです。もしAppleが「iPhoneユーザーから月額利用料をとることにします」と発表しても、まあ驚きはしませんね。

企業側のメリットは、なんといっても客の囲い込みができることです。次に何か商品を買う時も会員になったメーカーのものを買うでしょうし、解約ってなかなかしませんしね。月に1000円とか1500円くらいなら、まあ、そんな負担でもないですし。

サブスクリプション方式はあちこちに広がっていて、今どきのマニアックなアイテムとか、世界各国のお菓子とか、歯科衛生用品まで、思いつく限りのありとあらゆるものに会員制が蔓延しています。各社こぞって会員の奪い合い、という感じで。このモデルを確立したのが、ハイテク企業です。毎日ちまちま楽しんでいたものが、給料から天引きされる税金みたいなものに変わってしまったんですよね。それじゃなくても毎月家賃に公共料金、インターネット代などなど、必要経費がかさんでいるのに…手取りなくなっちゃいますよ…。

まずは敵を知るべし、ということで、事業分野別に大手企業同士のサービス闘争の様子を見ていきましょう。財布を持つ手が震えちゃう、という人も、まあ、そう怖がらないで。

動画配信バトル勃発

2Image : Gizmodo US

Netflix、Hulu、Amazonプライムビデオ、YouTube、ディズニープラス、ワーナーメディア関連のあれこれ…。

動画配信アプリでサービス戦争が起きていることは、皆さんお気づきですね。そのパイオニア的存在といえば、DVDレンタルから路線変更したNetflixでした。

「その商売、いいね!」と参入してきたのがHuluやAmazon プライムビデオいった新興勢力。一方、プレイステーションやSling TV 、YouTubeは「ネット回線でスポーツ中継やテレビ番組を配信する」という手法で、ケーブルテレビとの差別化を図るようになりました。

それからどんどん企業が参戦してくるようになりましたが、そうなると下り坂に転じるのが世の常。新規のメディアがコンテンツを取り合い、特定のサービスが人気番組を独占するようになり、利用者は「だって、スタートレックが見られるのはあそこしかないし…」と、仕方なく1000円も1500円も払って会員登録するようになりました。ケーブルテレビを解約したはいいけれど、結果的に複数のプラットフォームと契約する羽目に。1社800円として、月に4000円も5000円もかかっているという現実。

コンテンツが分散されてしまっているので、「あれを見るためにここに登録したのに、これを見るにはまたあっちに登録しなきゃ…」というループが起きてしまいます。少数のケーブルテレビがほとんどの番組を独占していた時代が終わり、今は浅く広くコンテンツが散らばる時代。結局、見たい番組を探して違法な海賊サイトに手を出す人も。ケーブルテレビと真逆の…そして選択肢が多すぎるという地獄。

音楽はいくらあっても足りない!

Spotify、AppleMusic、Pandora、Amazon Music、Google Playミュージック、そしてYouTube ミュージック。

音楽が嫌い、という人はいませんよね。これだけたくさん音楽配信アプリがあれば、お気に入りの曲をサクッと見つけることができます。SpotifyとPandoraには無料サービス枠もありますが、ほとんどのアプリが1000円から1500円程度のサブスクリプション方式です。まあ、月に1枚CDを買うと考えれば、高くはないですよね。

ただ、どんなものにもダークサイドがあるもので。この手のサービスの最大の欠点が、解約すると、曲が全部削除されて聞けなくなっちゃうところなんです。プレイリストもランキングも、そのアプリに保存していたものすべてが消えてしまいます。「この音楽アプリに、死ぬまで金を払い続けるのかあ…」とがんじがらめな気分に。昔のカセットテープやレコード、CDを大切にしている大人のように、後々に残すことができないんです。

ニュースの有料購読は価値あり?なし?

3Image : Gizmodo US

New York Times、Wall Street Journal、Wired、Apple News 。

インターネットサーフィンは、たいがいはお金のかからない趣味の1つです。もちろん、プロバイダとの契約は必要ですが、ネットの世界へと旅立ってしまえば、サイトの閲覧料がかさむ、といったことはまずありません。それと引き換えに、大量の広告が流れるわけですが。

インターネットの広告では企業が望むほどの収益が望めないので、最近はサブスクリプション方式に転向するニュースサイトも増えてきています。月に5回、あるいは10回と無料で読める記事数が決まっていて、その後は「この先は会員登録が必要です」という表示に変わってしまいます。

月額料金を払って、データをクラウドへ

iCloud、Dropbox、Amazon、Google。

「どうしたら安全にファイルを保存できますか?」と聞かれたら、答えは1つしかありません。もう、その質問うんざり…。はい、AmazonやDropbox、Google、Appleなど、オンラインストレージサービスを使うのが一番手っ取り早いですね。

ただ、安全に外部のスマートデジタルストレージに自分のデータを保存できるわけですから、これまた少額ながら月会費がかかるということです。容量にもよりますが、だいたい月に200円から500円程度。とはいえ、塵も積もれば山となるので油断は禁物。

家庭用防犯カメラの利用料

ネストNest、August、SimpliSafe。

ここ数年の間にDIYで後付けできるホームセキュリティシステムもお手頃価格になり、人気急上昇中。2025年には総売上が1345億ドル(約14兆3915億円)に達すると予測されるほどです。また、DIYホームセキュリティシステムの3分の1が何らかの防犯カメラを備えているという報告も。…と、ここまでは特に問題ないように見えますよね。

ただ、もっと詳しく調べてみると、カメラなどのホームセキュリティ機器は、月額利用料を払わないと使えないもの多いことがわかります。ピカピカのカメラやスマートインターホンもネストやオーガスト、シンプリセイフなどに月会費を払わないと、単なる飾りになってしまいます。

なんで月額利用料がかかるの!?という疑問もごもっとも。その根拠は、「双方向のビデオ操作、AIによる顔検出、クラウトストレージは最先端機能で経費がかかるので、無料提供はできません」ということで、確かに一理あるかな、という感じ。でも、端末を買っても使うのにさらにお金がかかる、というのはあまり気分の良いものではありません。

ありがたいことに、ArloやD-Link、Eufy、そしてLogitech(日本法人はロジクール)には無料のホームセキュリティシステムとカメラがあるので、録画映像をローカルで保存したり、データを自由に管理することができます。ただ、セキュリティ・アズ・ア・サービス業界の動向を見ていると、無料オプションも長くは続かないと思われます…。

ゲーム配信サービスでゲーム機と銀行口座が危機?

GoogleStadia、Microsoft xCloud、Xbox Game Pass、そしてPlayStation Now。

マルチプレイオンラインゲーム(ワールド・オブ・ワークラフトなど)のバトルパスにシーズンパス…そしてXbox Gold、PlayStation Plus、ニンテンドースイッチオンラインのダウンロードコンテンツの利用料など、ゲーム・アズ・ア・サービスのトレンドは今まさに絶好調。最近では、ゲーム会社がサブスクリプションサービスのEA AccessやXbox Game Passなどを通じて、ゲーム版Netflixともいえるゲーム配信の実現可能性をテスト中だとか。

でも、サブスクリプションサービスの恐怖は、これだけでは終わりません。GoogleStadiaやMicrosoft xCloudなど、最大手が新しいゲームストリーミングプラットフォームをリリースするということで、またもやハイテク業界に小金をつぎ込むことになりそうです…(ただし、GoogleStadiaの日本配信開始時期は未定で、xCloudの価格プランも発表されてませんが)。

確かに、数年おきに新しいゲーム機を買わずに済むという点では、カジュアルなゲーマーにとって大きなメリットかもしれません。しかも、Stadiaには定額コース以外に、「買った分だけ」のプランもあります。でも、よく考えてください。Stadiaの月額1000円プランは安く感じるかもしれませんが、2年間払い続ければ中古のニンテンドースイッチやPS4、Xbox Oneと同じだけの額になってしまいます。

結局、どうすればいいのよ?

簡単に言えば、毎月の月額使用料をしっかり把握して取捨選択し、本当に価値があると思えるものに絞ることです。そうしないと、音楽に1000円、ストリーミング動画に1500円、クラウドストレージに2000円から3000円、それにホームセキュリティとゲームなんていったらもう…すっからかんになってしまいます。

そこでおすすめ情報なんですが、自分がどんなサブスクリプションサービスに登録しているのか、教えてくれるClarity Money(日本国内では利用不可)というアプリがあるんです。何年か前に会員登録したけど、すっかり忘れてた、なんてのも思い出させてくれます。あと、Mint(同上)っていうファイナンス・ツールは、請求内容をカテゴリー別にまとめてくれます。こういうツールを使ってみるのがおすすめです。

とりあえず、どんな方法でもいいので、自分が何にいくら使ったのかを追跡しておいた方がいいですよ。サービス戦争はまだ始まったばかりですから。誰かにクレジット情報を監視してもらって、不正使用から守ってもらおうと思ったら、これまた月1000円。流行のファッションを玄関まで届けてもらいたい?ああ、それなら1700円。動画配信に音楽、クラウドストレージも? じゃあ、また3000円。エクササイズクラスに参加したい? では、5000円お願いします…という世の中になるかもしれません。

サービス多すぎ、でも時代は止まらない。サブスクリプションサービスの砲火に飲まれないよう、自分の身は自分でしっかりと守らないと、ですね!

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