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FC東京が横浜FMに快勝 ストロングポイントのぶつかり合い制し首位ターン決める

2019/7/1 19:11 SPAIA

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正反対の両チーム

6月29日(土)に行われたFC東京対横浜FMの首位攻防戦。首位とはいえリーグ戦直近5試合で2勝3敗のFC東京、かたや4勝1敗で2位に順位を上げた横浜FM。

両チームの勝ち点差は3、得失点差を考えると順位が入れ替わる可能性もあったJ1前半戦折り返しの第17節。戦前の下馬評では横浜FM優位との声も多く聞かれた。しかし、蓋を開けてみるとFC東京が大量4得点を奪い4-2で勝利。首位での折り返しを決めた。

FC東京の前節までのボール保持率は45.3%、パス数はリーグ平均よりも80本以上少ない409.8本/試合とボール非保持型のチームである。一方の横浜FMのボール保持率はリーグトップの62.1%、パス数はリーグ2位の640.1本/試合。こちらはボール保持型のチームと、FC東京とは正反対のスタイルである。

そんな両チームの対戦となれば、当然ボールを保持するのは横浜FMである。実際にこの試合では横浜FMがボール支配率で67%を記録している。横浜FMはFC東京の守備をこじ開けることができるのか。FC東京は横浜FMの攻撃をしのぎ、カウンターを仕掛けることができるのか。この試合は両チームのストロングポイントが直接ぶつかり合うガチンコ対決となった。

特殊なボール保持型、横浜FM

この試合で最初に得点を奪ったのは横浜FMだったが、FC東京はその直後に同点に追いつくとさらに前半の終盤には逆転に成功。見事なカウンターであった。前半45分間でお互いがそれぞれのやりたいことを繰り広げた。こういった展開となった理由の1つにそれぞれのスタイルの特徴がある。

ボール保持型の横浜FMだが、川崎Fや名古屋など他のボール保持型チームとは異なる特徴を持っている。それが現れているのがアタッキングサードでのプレー数。ボール保持率が1位でパス数が3位のチームなのだが、アタッキングサードプレー数に関してはリーグ4位の266.0回/試合。

4位といえばまだ多く感じるかもしれないが、同じボール保持型の名古屋が391.0回/試合(リーグトップ)、川崎Fが370.9回/試合(リーグ2位)。この2チームと比べるとかなり少ないことがわかる。

この数字から、名古屋や川崎Fがボールを保持しアタッキングサードでもパスをつなぎながら相手を押し込むのに対し、横浜FMはアタッキングサードでは一気に攻略しようとしていることである。

ただし、縦に速く攻略しようとすると、当然ボールを失う回数も増える。となると、ボールを奪い返さなくてはならない、しかもできるだけ速く。理想は敵陣で失ったボールを敵陣で奪い返すこと、だからこそ横浜FMはハイラインを敷くのである。

FC東京の型がハマった試合

だが、この横浜FMのスタイルは、FC東京にとっても好都合であった。横浜FMのボールを失う回数が増えるということは、FC東京にとってはカウンターのチャンスも増える。また、横浜FMがボールを奪い返すためにラインを高く上げるということは、FC東京にとってカウンターで走るだけのスペースがあるということでもある。

これが見事にハマったのがこの試合。前半で逆転に成功したFC東京は、後半にディエゴ・オリヴェイラが立て続けに2得点を奪い4得点。さらに、試合終盤の83分には横浜FMも仲川の得点で意地を見せたが、終わってみれば4-2。首位決戦はFC東京の勝利で幕を閉じた。

逆のスコアになった可能性も

この試合は、FC東京にとって戦い方の相性の良さが生きた試合だったと言える。4-2のスコアは狙っていた以上のものだろう。 しかし、この試合は逆のスコアになっていてもおかしくなかった。

というのも、FC東京は横浜FMの攻撃に対して、何かしらの手を打てていたわけではなかったからだ。もちろんFC東京の持ち味である相手にスペースを与えない守備ブロックは効果的だった。ただ、FC東京のシュート数が10本だったのに対し、横浜FMには倍以上となる21本も打たれ、枠内シュートも7本打たれた。それだけでなく、ペナルティエリア内で47回ものプレーを許している。これらの数字を見ると、FC東京はきっちりと守備ができていたとは言い難い。

両チームがお互いのストロングポイントを前面に出して真っ向対決となったこの試合。この試合ではFC東京のストロングポイントが上回る形となったが、次の対戦はどう転ぶかわからず、非常に楽しみなカードである。次の対戦はなんとJ1最終節。もし同じような順位の状況であれば、非常に楽しみなカードとなりそうだ。

記事:中山亮

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