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東京の美術館では初の個展!東京都美術館の「伊庭靖子展 まなざしのあわい」で新作にチャレンジ

2019/6/27 00:00 オズモール

◆東京の美術館では初の個展!東京都美術館の「伊庭靖子展 まなざしのあわい」で新作にチャレンジ
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伊庭靖子、Untitled 2018-02、作家蔵(協力: MA2 Gallery)撮影:木奥惠三 Keizo Kioku
画家の眼(まなざし)とモティーフの間(あわい)にある世界に魅せられたアーティスト、伊庭靖子。そのモティーフの質感や、対象がまとう光を描くことで景色を表現し続けてきた。2019年7月20日(土)から10月9日(水)まで、上野の東京都美術館で開催される「伊庭 靖子展 まなざしのあわい」は、東京では初の個展。今回は、初の映像作品にもチャレンジしている。新しい世界を広げる画家の意欲作に注目して。

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伊庭靖子、Untitled 2018-01、eN arts collection蔵、撮影:タケミアートフォトス
東京都美術館で撮影した写真をもとにして生まれた作品も
この展覧会の開催が決まった2016年の春から、伊庭は3年あまりの時間をかけて準備を行ったという。今回は、絵画、版画、映像の新作を中心に展示。

伊庭は自分で撮影した写真をもとに制作するスタイルで、例えばトップ画像の「Untitled 2018-02」は、東京都美術館で撮影した写真がもとになって描かれた作品。

日本のモダニズム建築の巨匠・前川國男が設計した東京都美術館の洗練された空間に漂う光が、伊庭のレンズと丁寧な手仕事を通して生まれ変わっている。美術館のどこを描いたのか、実際に撮影場所を確かめてみるのも面白そう。

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伊庭靖子、Untitled 2009-02、東京都現代美術館蔵
初の映像作品にも挑戦。絵画とは違う立体視の表現に注目!
大学で版画を専攻した後、創作の軸足を絵画へ移しながら活動を続けてきた伊庭は、今回の展覧会で初の試みとして映像作品を発表する。

作品は立体的な像が浮かび上がるような「立体視」の手法を使ったものになる予定で、静謐な空間を描いた絵画とは、ひと味違った表現になるはず。

それでも、人の眼と見る対象との間にある、“光”や“大気”や“雰囲気”などへの関心は共通したテーマ。そこに注目してみれば、作家の芸術観にふれることができるかもしれない。

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伊庭靖子、Untitled 2017-01、宮内正幸氏蔵、撮影:木奥惠三 Keizo Kioku、Courtesy of MISA SHIN GALLERY
ここでしか見られない個人コレクターお気に入りの作品も
東京都現代美術館をはじめ、伊庭作品は国内外のさまざまな主要美術館に収蔵されているけれど、多くのコレクターによって個人のお宅で大切にされているもの少なくないとか。

そこで、今回は多くの個人所蔵者の協力を得て、新作や近作につながる2004年からの作品を展示。ふだんは見ることのできない、コレクターお気に入りの作品群を、この機会に鑑賞したい。

伊庭は、さまざまに“見る方法”を試しながら制作を続けているという。「“見る”ことを解体して組み直すことで、日常のなかでも新たな見方に出会えるかもしれません」と語る彼女の言葉をヒントにして、作品を自分の角度と視点でじっくり“見”てみよう。

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