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【食物アレルギー】悩む人は全国1200万人以上!大手4社が取り組む「配慮食品」をレポート

2019/6/24 06:30 ウレぴあ総研

食物アレルギーに悩む人は、全国で1200万人以上とも言われています。乳児に多いと言われる食物アレルギーですが、大人になってから発症するケースもあります。

食べ物は身近なものなので、アレルギー反応が出た場合の対応はどうすればよいのか気になります。

小児科やアレルギー科などで採血によって、アレルギーを簡単に調べられるようになりました。少しでも子どもの体調で気になることがあれば、一度、検査を受けておけば安心材料になります。

今回は、オタフクソース、永谷園、日本ハム、ハウス食品という食品メーカー4社が、食物アレルギーに関する取り組みを紹介した発表会に取材に行ってきました。

発表会では、最初にNPO法人「アレルギーっこパパの会」の今村慎太郎理事長が「食物アレルギー」をテーマに、講演されました。当事者の家族が抱える問題についてトークを展開しました。

実際に小学校で起こった食物アレルギー除去食の個別配膳を忘れるミスについて、会場に来ていた取材陣に対しても「自分だったらどういう対応を取りますか? 」と、投げかけ熱い議論になりました。

「もしも自分の子どもが食物アレルギーだったら」「まだわかっていないだけで、もしかしたらアレルギーかもしれない」そんな不安を持つママたちにとって、食品メーカーの食物アレルギー配慮食への取り組みは、非常に関心が高い問題だと感じました。

食物アレルギーに配慮されたメニュー

今回は、特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)と呼ばれる食材を使っていない、食物アレルギーに配慮されたメニューの試食会もありました。

一般的に、アレルギーに配慮された食品は味がさっぱりとして、薄いイメージがあります。

大手の食品メーカーによる4社が協力し、作られたメニューは、全部で6品。

みんなでワイワイ プチオコ&プチピザ

オタフクソース「お好み焼たこ焼の素2人前 7大アレルゲン不使用」、永谷園「A-Label(エー・ラベル)

ふりかけおかか」、ニッポンハム「みんなの食卓 ポークウィニー」など、各社のアレルギー配慮食が使われたメニュー。

ホームパーティーのメニューにもなりそうなお好み焼きとピザです。

選べるプチオーブンサンド

ニッポンハム「みんなの食卓「お米で作った食パン」をベースに、オタフクソースの「1歳からのノンエッグマヨ」が味付けに使われた安心して食べられるオーブンサンド。

米粉でつくる白いパンケーキ

オタフクソース「1歳からのお好み焼粉米粉」で作られた優しい味のパンケーキ。

かわいい小さな花むすび

永谷園「A-Label(エー・ラベル)」シリーズのふりかけが使われた彩華やかなおむすび。

パリパリサラダ&ふりかけマヨディップ

オタフクソース「1歳からのノンエッグマヨ」と永谷園「A-Label(エー・ラベル)ふりかけおかか」で作られたマヨディップ。

くり抜きカレーパン

ハウス食品の「バーモントカレー」が使われたカレーパン。甘みがあって子供も喜びそう。

「卒業シーズン・新学期に 家庭でもてなすパーティーメニュー ~おいしさと食の楽しさ~」をテーマに、どれもホームパーティーなどで喜ばれそうなメニューが出そろいました。

「くりぬきカレーパン」では、ハウス食品の『特定原材料7品目不使用バーモントカレー<中辛>』と、日本ハムの『みんなの食卓「お米で作ったまあるいパン」』が使われていました。

子どもたちにも人気のカレーパンが、アレルギーを気にすることなくバクバクと食べられるのは、配慮食品ならでは。

「みんなでワイワイ プチオコ&プチピザ」は、ホットプレートで焼くことができる大人数向きのメニュー。

オタフクソースの米粉を使った『KAKOMUごはん「お好み焼たこ焼の素」』や、『1歳からのノンエッグマヨ』、『1歳からのケチャップソース』というような、乳児からも安心して使うことができる材料が使われています。

『1歳からのお好み焼き粉(米粉)』は、「米粉でつくる白いパンケーキ」でも使われており、デザートまで幅広いメニューに対応できます。

食物アレルギーの子どもを持つ家庭の保護者からは、「アレルギーのない家庭と比べると、料理を作るのに時間がかかるのが悩み」という意見も。

そのため、野菜を切って混ぜるだけでできるような加工食品などバリエーションがもっと増えてほしいという要望もあるそうです。

「各社の得意分野が違うからこそ、お互いにない部分を補い合えています。

1社では実現できなかったことを形にできるので、4社が集まった意義を感じています」とオタフクソースの田中さんが語っていらっしゃったのが印象的でした。

食物アレルギーをもつ人は国内に1200万人以上いるとされていますが、まだまだ市販のアレルギー配慮食は少ないと言えます。

アレルギー対応の食品は使用できる原材料が限られているため、通常の商品よりも風味を出すのが難しいそう。単調になりがちなアレルギー配慮食ですが、それぞれ異なる分野を得意とする4社の商品を使用することで、レシピやアレンジの幅を広げるのが今回の4社協力の狙いです。

アレルギー配慮食品は、特定原材料7品目不使用とわかるパッケージを取り入れているため、食物アレルギーを持つ保護者にとっては、アレルギー配慮食ではない商品と、間違いを起こしにくいメリットがあります。

ハウス食品の山本篤志さんによると、「スーパーなどでどこに置かれているのかわかりづらい」ことや、販路の少なさが課題点と言えます。

しかし、安心してすべての子どもたちが一緒に食事がとれるように、今後も、このような食品メーカーの垣根を超えた取り組みが増えるのを、願うばかりです。

食の安全は、パッケージなどですぐ確認できメニューやレシピが増えれば、食物アレルギーを持つ子どもも、ほかの子ども達と一緒に食事を楽しめるようになれるのではと思います。

(ハピママ*/池守 りぜね)

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