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【年齢別】子どもが幸せになる「正しい睡眠」“子どもの困った”は睡眠見直しで解決!

2019/6/19 10:30 ウレぴあ総研

夜寝ない、病気をしがち、いつも不機嫌、肥満や便秘、さらには勉強しない…”子どもの困った”に困っていませんか?

赤ちゃんの頃の夜泣きや昼夜逆転に始まり、年齢が上がっても、上がったなりに困ったことが現れてくるものです。

”子どもの困った”現象は、睡眠を見直すだけで、解決してしまうという、小児科兼医学博士の成田奈緒子さんと臨床心理士の上岡勇二さんの共著『子どもが幸せになる「正しい睡眠」』がこの春、発売になりました。帯には、”習い事や勉強よりも睡眠が大事!”とあります。

そう、子どもにとってなによりも大切なのは睡眠。特に、「年齢に合わせた十分な睡眠時間を取る」ことと「太陽が沈んでいる間は寝る」ことは、「正しい睡眠」に欠かせない2大要素なのですって。

本書を参考に、子どもが幸せになる、そして親も楽になる子どもの睡眠について、詳しく知っておきましょう!

子どもが寝ないのにはワケがある?

夜更かしの子ども、というと、スマホやゲームにはまりだす小学生以上の子どもを想像するかもしれませんが、現状では、乳幼児でも夜寝てくれなくてママたちを困らせているという声はよく聞かれます。

5歳までの子どもは動物と同じ。動物の体内環境は、交感神経と副交感神経という2つの神経が整えてくれます。交感神経は、緊張・興奮しているときに働く神経。かたや、副交感神経はリラックスして落ち着いているときに働く神経です。

眠るときには、副交感神経が優位になる必要がありますが、赤ちゃんを取り巻く環境が、リラックスや落ち着きからほど遠いものであればあるほど、赤ちゃんは眠れなくなります。

やっと寝そうになったのに、遅くに帰ってきたパパがハイテンションで赤ちゃんを起こしてしまって、赤ちゃんはギンギン、ママはプンプン、なんてことも。

睡眠が子どもの脳を育てる

脳の発達に欠かせないのが、睡眠ですが、具体的に睡眠にはどういった役割があるのでしょうか。

睡眠の役割には、大まかにいって次の三つがあります。脳と体に休息を与える成長ホルモンの分泌を促す記憶の整理と固定をする

人間の脳は生まれてから18年かけて、順次機能を獲得しながら高度に発達していきます。

その順番は決まっていて、「からだの脳」「おりこうさん脳」「こころの脳」という順番。ちなみにこの呼び方は、本書特有の呼び方です。

「からだの脳」とは?

まず、生まれてから5歳くらいまでに育つのが、「からだの脳」。生きていくうえで最低限必要な機能をつかさどる、脳幹や間脳、小脳など、脳の芯にあたる部分になります。

人としての基本は、「起きる・寝る」、「食べる」、「体を動かす」、「感情をつくる」といった、感情以外は動物にも言えるようなことです。先に、5歳以下の子どもは動物と同じと書いたのは、こういう理由からです。

からだの脳は五感から受ける刺激によって発達します。気持ちいい肌触りは触覚の刺激、美味しいと感じるのは味覚、心地いい音は聴覚を刺激します。

なかでも最も大切なのは、視覚の刺激。「朝は明るくて、夜は暗い」という地球のリズムが、脳のなかの体内時計を正常に保ち、成長に欠かせないホルモンの分泌を助けるのです。

毎晩ぐずったり、うまく眠れない子どもは、このからだの脳がうまく育っていない可能性があります。

朝になってもカーテンを閉め切って、子どもが起きるまで寝かせていませんか? 太陽を浴びることで、体内時計はリセットされます。宵っ張りで朝が弱い子どもには、朝一番にまず朝日を浴びさせるようにしましょう。

また、食欲がない、ケガが多い、便秘気味、といった”子どもの困った”も、からだの脳が未発達であることが原因かもしれません。生活を見直し、五感にほどよい刺激を、適した時間に与えるようにしてみてください。

「おりこうさん脳」は子どもの学習能力を育てる

「おりこうさん脳」とは、大脳皮質のこと。言葉を獲得する、知識をためこむ、手指の微細運動を発達させるなど、「からだの脳」に少し遅れて1~18歳くらいまでかけて発達します。

学齢期になり、子どもが机に向かう習慣がなかなかつかないことに、イライラしてしまうとき、子どもに十分な睡眠が足りているかどうかをまず疑ってみてください。

日中に学んだことは、夜しっかり眠ることで記憶として定着します。記憶が定着しなければ、続けて新しい知識や情報、経験を積んでも意味がありません。

本書には、年齢別に必要な睡眠時間が表で載っていますが、もしかたら子どもには、一般に想像されるよりも長い睡眠時間が必要なのかもしれません。

最後に発達する「こころの脳」

「からだの脳」と「おりこうさん脳」がしっかりと育った後、10歳以降に初めて育つのが、「こころの脳」です。

すぐにキレたり、心が折れたりするのは「こころの脳」の発達に問題があるという以前に、その前段階の2つの脳の発達も未熟である可能性があります。

18歳までの子どもには、毎朝朝日を浴び、バランスのとれた食事をとり、適度な運動と十分な睡眠をとらせるように心がけたいものですが、10歳以降はだんだん親の言うことを聞きにくくなる年頃です。

やはり、小さいうちから、太陽と共にある暮らしをさせるのが望ましいのですね。

年齢別子どもの”困った”悩みの対処法

それでは、年齢別にみる、”子どもの困った”悩みと、その対処法をご紹介していきましょう。

1歳半「帰宅の遅いパパと遊んでなかなか寝ないんです」

断乳がまだの1歳半の男の子。夜中に2,3回起きてしまうのですが、授乳のタイミングでパパが帰ってきてしまうと、パパと楽しく遊んでしまって、なかなか寝つきません。

結局寝るのが遅くなり、朝起きるのも遅くなり、という悪循環に。朝ご飯はおっぱいになってしまい、ちゃんとした食事をとるのは昼からです。

この子の場合、もう1歳半になっているのですから、断乳してもよさそうですね。そうすることで、夜は寝て、朝はおなかが空いて起きるようになることが期待できます。

パパには、深夜の帰宅はなるべく静かに、と協力をお願いしましょう。子どもが早く起きられるようになれば、パパと朝の時間を共有できるようになるかもしれません。

また、早く子どもを寝かせたいときに知っておきたいことがあります。

子どもを寝かせるには温めた方がいいと思って、寝る直前のお風呂や、体を布団ですっぽり包んでいませんか? それは逆効果で、子どもは寝ません。なぜなら、眠る前には体温が下がる必要があるからです。

4歳2か月「いつも不機嫌で困っています」

朝、自分から自然に起きることはなく、起こすとたいていいつも不機嫌な4歳2か月の女の子。当然、食欲もないので、登園前にビスケット一枚くらいしか食べさせられないそうです。

4歳の子どもの脳の発達に必要な睡眠時間は11時間。

こちらの家庭は共働きなので、朝7時半には家を出ないといけません。そのためには、6時半には起きていないといけないのですが、前の夜7時半には就寝していないといけない計算になってしまいます。

共働きでこの時間に寝かせるのは、ちょっと難しい気がします。

そこで、朝6時に起こして、親子でお風呂に入ることにしたそうです。娘さんの不機嫌も、お風呂で遊ぶことで解消されました。

そして、園でのお昼寝も1時間以内、午後3時までには起こすようにしてもらい、帰宅後はさっさと夕食を済ませて遅くとも8時までには寝るようにした結果、改善がみられたそうです。

学童期高学年「ゲームに夢中、宿題をやるのが夜中になってしまう」

だんだん言うことを聞かなくなる年ごろです。

ですが、宿題をやるのが夜中なら、眠りにつくのはもっと遅いということです。小学校高学年であっても、9時間は睡眠時間を確保したいところ。

そのためには、まず、「夕食の時間は7時」、「寝る時間は9時」という二つの柱を立てましょう。それだけはなにがあっても守るということにすれば、夜中にまで宿題や就寝時間がずれ込むことはないでしょう。

この際、宿題の内容や達成率やゲームについては、ある程度までは目をつむります。一気にあれもこれもと口を出すと、子どもの反発を買うだけです。

なかなか起きない子どもには、声と一緒に、窓を開けて朝日のシャワーを浴びさせることもお忘れなく。

睡眠の重要性については、近年よく聞かれるようになっていますが、なかなか本気で子どもの睡眠を考え直すことは難しい、と考える方も多いかもしれませんね。

時にはどうしても子どもを大人の生活に合わせてもらう場合もあるでしょうが、睡眠の影響がこれだけ子どもに出ることを考えれば、一度、見直さない手はないのではないでしょうか。

どんな習い事よりもコスパよく、心と体のバランスがとれた子どもに育てることができるよい睡眠は、子どもにとって、親からのなによりのプレゼントになるでしょう。

(ハピママ*/冬木 丹花)

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