吉田輝星が初登板初勝利、中村剛也は自身の記録を更新する18本目の満塁弾

2019/6/17 11:33 SPAIA

日本ハム・吉田輝星ⒸYoshihiro KOIKE 日本ハム・吉田輝星ⒸYoshihiro KOIKE

大きな順位の変動はなし

交流戦第2週目のパ・リーグ各チームは大きな勝ち越し負け越しはなかった。日本ハムとオリックスが3勝2敗1分、楽天が3勝2敗で1つずつ貯金をつくり、西武が3勝3敗、ソフトバンクが2勝2敗2分でともに五分、ロッテだけが2勝3敗で借金を1つ増やした格好だ。

パ・リーグ内の順位を見ると、楽天がソフトバンク、日本ハムに0.5ゲーム差を付けて首位。その後に2.5ゲーム差の等間隔で4位西武、5位ロッテ、6位オリックスと下位3チームが続いている状況だ。

パ・リーグ順位表

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交流戦の順位はソフトバンクが全体の首位、以下パ・リーグのチームは日本ハム(3位)、オリックス(4位)、楽天(5位)、西武(7位)、ロッテ(11位)となっており、ロッテを除いた5チームが勝率5割以上となっている。

ロッテは借金3でひとり負けの状態となっているが、交流戦最終週は同じく交流戦下位に沈んでいる広島、ヤクルトとの対戦が控えているだけに、ここで巻き返しを図りたいところだ。

日本ハム・吉田輝星がプロ初登板初勝利

日本ハムはドラフト1位ルーキーの吉田輝星が初めてマウンドに登った。6月12日の広島戦(札幌ドーム)でプロ初登板初先発。大きな盛り上がりを見せ、同日には球団から「プロ初登板観戦証明書」が発行されたほど。

その初登板は苦しい立ち上がりだった。初回から安打と2つの四球で1死満塁のピンチを招いてしまう。ここはなんとかしのぎ無失点で切り抜けたが、擁した球数は「31」と安心して見ていられる投球ではなかった。さらに、味方に1点の援護をもらった直後の2回は、2死から連打を浴び初失点とすぐさま同点に追いつかれてしまう。

だが、本領を発揮したのはここからだった。3回から5回まで許した走者は會澤翼の1安打のみ。終わってみれば5回1失点、被安打4、奪三振4、与四球2(84球)と上々の内容でプロ初先発初勝利を飾った。高卒ルーキーの初登板初勝利はドラフト制以降、2015年の安樂智大(楽天)以来4年ぶり19人目の快挙となった。

翌日に登録を抹消されたものの一軍には帯同しており、次回の登板は23日の中日戦(ナゴヤドーム)が有力視されている。上位争いを演じるチームに頼もしい先発投手が現れた。

西武・中村剛也が18本目の満塁弾

「おかわり君」こと中村剛也(西武)が、6月14日のヤクルト戦(メットライフ)でプロ入り18本目の満塁本塁打を放ち、自身が持つ最多記録を更新した。2位は王貞治(元巨人)がもつ15本。トップ10に現役選手は不在となっており、まさに中村の独壇場。阿部慎之助(巨人)についで現役2位の394本塁打を放っているスラッガーは、36歳となる今シーズンもまだまだ健在だ。

その翌日にも、再び満塁で中村に打席が回ってきた。2対4と2点ビハインドで迎えた8回2死満塁の場面。一発が出ればもちろん逆転だったが、中村は軽打。この当たりが走者一掃の逆転適時二塁打となった。試合には敗れたものの、中村がパワーだけではなく「技」も見せてくれた。

この週が終わり西武は32勝31敗1分の貯金「1」ではあるが、順位は4位。昨シーズンの覇者が、クライマックスシリーズへと進出できないのは少し寂しい。頼れるベテラン中村のバットで上位争いに踏みとどまりたい。

ソフトバンクは自律神経失調症から復帰していた中村晃が腰の張りで登録を抹消された。一方で戦列を離れている柳田悠岐がマシン打撃を再開。復帰を目指している。

ロッテは6月16日の中日戦で5点ビハインドの状態から、9回裏に6点を奪い逆転サヨナラ勝ちを収めた。この勢いで借金を返済したいところだ。

オリックスは新外国人のメネセスに重大な契約違反があり、契約解除される可能性があるという。現在は二軍調整中だが球団の発表が待たれる。

楽天は首位をキープした。負傷離脱中の則本昂大も一軍での練習を開始。ここからエースが帰還するとなれば、チームにとっては大きなプラスとなることは確実だ。

※数字は2019年6月16日終了時点

記事:勝田聡

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