完全ワイヤレスイヤホン頂上対決。今欲しいのはこれ!

2019/6/17 12:00 ギズモード・ジャパン

Image: Santiago Garcia (Gizmodo) Image: Santiago Garcia (Gizmodo)

今をときめくワイヤレスイヤホン4モデルを電波干渉地獄=NYタイムズスクエアで使って比べてみました!

ラインナップ

2万2800円AirPods:先週も近所の子が泣きそうになりながら探しにきたなぁ…。

2万4800円Powerbeats Pro:ガッシリ耳に食い込むカナル型。激しいワークアウトにも大丈夫そう。

約2万2000円Jabra Elite 65t:ポップコーン型。耳にサウンドシャワー。

約3万9800円Master & Dynamic MW07:この中ではロールスロイス。

※すべて税抜

評価点

デザイン(フィット感) 接続性(つながりやすさ、切れにくさ) サウンド

日本はまた事情が違うと思うけど、買うときのチェックポイントがよくわかります。これを読んで、自分の一番を探してみてね!

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デザイン(フィット感)

やっぱり耳につけるんだから、見た目は大事。鏡で見ていいなと思ったら、やっとボタンとかケースの大きさとかチェックするっていう順序の人も多いのでは? 結局ファッションステートメントですもんね。米Gizmodoのバトルではフィット感をまず見て、それ以外の細かいところは後回し、という順序にしました。

今回試した4モデルはデザインのアプローチが全然違います。

AirPodsは、すっきりしたしずく型。耳の下のほうに引っかかるデザインになってるんだけど、耳のかたちによってはすぐ外れる人もいます。

Powerbeats Proはシリコンが内耳までめちゃがっしり食い込みます。

JabraとMaster & Dynamicは同じシリコン製ながら、フィット感のみならず、外のノイズをシャットアウトするところまでできる、という具合。

フィット感だけで言うなら、真っ先に退場組はAirPods。どんな耳にもワンサイズ、ワンシェイプ。これで合うほうがおかしい…。合う人はAirPodsが合う耳に生まれた幸運を喜び、ずっと一体になって暮らせます。合わない人は頭をちょっと振るだけで落ちますので、そのたびにてめぇクソポッドなどと呪詛の言葉を撒き散らしながらしばらく暮らすことになるでしょう。まあ、給料もらえる大人だったらまだしも、うちに泣きそうになりながら探しにきた女の子みたいなのはちょっと見ていてかわいそうだったなぁ…。裕福なお家ではないのでバイトのお金とか彼氏からのプレゼントだったら私だって泣くわ。ちなみにAirPodsは防水じゃないのでコロコロコロ~ッと側溝に落ちたらそれで瞬死です。

そんなAirPodsの対極にいるのが、ガッシリ食い込むPowerbeats Proなわけですが、これはちょっと装着に慣れが必要でありまして、メガネかけてる人にはちょっと違和感があります。防水なので汗っかきの人でも大丈夫。ジム向き。ただ、普段使いのイヤピースとしてはちょいと存在感ありすぎというか、充電ケースが冗談みたいにデカくてジーンズのポケットなんかには無理矢理押し込めてやっと入る感じでした。

Master & Dynamic MW07はさすがの色とフィニッシュ。お金に糸目をつけなければ「ルイヴィトン・エディション」なんてモデルまであって、ファッションを多分に意識してる香りがしますし、確かに見た目は文句のつけようがない! でもぶっちゃけ、ぴったりフィットというほどでもなくて、防水規格も生活防水レベルのIPX4規格なので汗かく運動には不向き。上下についてるボタンも押しにくくて、ふと気づけばスマホでボリューム調整している自分が。

190604wireless_earbuds_JABRAPhoto: Raul Marrero (Gizmodo)

その点、Jabra Elite 65t(写真上)はストレスフリーです。コンパクトで、どんな小人の耳でも大丈夫(編集部で一番耳がちいさい人に使ってもらったら馴染むって喜んでた)。ボタンは考えなくても使えるし、すぐ押せます。このちっちゃなアームのおかげで通話クオリティもいいし、落ちないし、驚きます。 それでいてコンパクト。また、約2万2000円の Elite 65tは防水規格IP55であるのに対し、2000円ほど高い約2万4000円のElite Active 65tは完全防水・防塵で、汗も大丈夫。グリップが効くので、 ランニングマシンでずり落ちる心配もありません。

勝者:Jabra Elite 65t

接続性(つながりやすさ、落ちにくさ)

Bluetoothの電波は水を通りません。脳みそはほぼ水なので、左右の耳同士で直接交信できない物理的な問題が。でも、ここ数年は左右別々に端末につなぐソニーのWF-SP900みたいなイヤピースも出てきたし、Bluetooth自体の性能も高まっています。

今回選んだ4モデルはどれも問題なくつながりました。ペアリングで使ったのはApple iPhone XSとGoogle Pixel 3。場所は上述に通り、電波干渉地獄のタイムズスクエアです。

190609iPodsImage: Raul Marrero (Gizmodo) Apple AirPodsは耳に着けるだけでONになってiOS端末につながる

当然のことながら、AirPodsとPowerbeats Proは、iPhoneと一心同体です。どっちともAppleの新ワイヤレスチップH1搭載で、Bluetooth 5とApple独自の技術でiOS端末とのペアリングは瞬時にできるし、近接センサも入っているので、耳に装着すると自動でONになって直近のiOS端末につながります。片耳OUTで楽曲停止、両耳OUTで接続OFF。

ただ、Android端末はそれが使えません。普通にBluetoothの設定画面を開いてペアリングしなきゃならないので、やや面倒です。イアピース側にボタンがないため、ケースのボタンを開けながら背面のボタンを押して緑のライトが白に変わるのを待ってペアリング…ですから、初めて使うときにはケースがないとペアリングできないんですね。また、耳に入れるだけでONになって抜くとOFFになる機能も使えないので、宝の持ち腐れ感があります。

190609beatsSantiago Garcia (Gizmodo) PowerbeatsもiOS端末と自動ペアリングできるのは同じ

Master & DynamicとJabraも接続はほぼ完ぺきでした。どっちもイヤホン本体にボタンがついてて、ここを押してペアリング開始。終わると、あとはケースから取り出すだけで、自動的にスマホにつながる方式です。ただ、100%毎回つながるわけじゃない問題が…。つながらないときにはBluetoothの設定画面で手動で簡単につなげますけどね。Jabraは右耳だけつながることも結構ありました。

使いやすさと安定性ではAirPodsとPowerbeats Proですね。近似センサは最初「あれ?ボタンが…ない!」ってなりますけど、慣れると耳に入れるだけなので最高です。タイムズスクエアを歩き回って比べた結果では、AirPodsは数回接続が切れたので、Powerbeats Proのほうが若干安定感は上でした。大きいぶん、アンテナ性能が上なのかな…?

勝者:Powerbeats Pro

サウンド

これは音楽だけでなく、通話の音でも比べてみました。

最初に脱落したのはAirPods。サウンドはライバルほど良くないし、ノイズキャンセリングの機能がないので、うるさいカフェや電車は最悪で、音楽が聞こえません。通話の音がいくらよくても相手が何しゃべってるかわからなかったら意味ないですよね。

Powerbeats Proも同様の問題があります。サウンドは最高でバス重視の人には堪らないのだけど、イヤピースを奥まで差し込んで密閉するような構造ではないので、外音はどうしても少し入ってしまいます。AirPods同様、うるさい場所ではダメ。やっぱりノイズ除去、ノイキャンがないのは痛いですね。

その点、Jabraはぴったりフィットで外音シャットアウトだし、ノイズ軽減用マイクが余分に搭載されていて、比べた中ではノイズは一番気になりませんでした(アクティブ・ノイズキャンセリングに限りなく近いけど、JabraはElite 65tをノイキャンヘッドフォンとは呼んでいません)。通話も最高です。ただ、音楽はチューニングが少しタイト(響き抑えめ)な印象です。

190609Master_DynamicRaul Marrero (Gizmodo) お値段の違いがそのままサウンドの違い?

サウンドで勝ったのはMaster & Dynamicです。完全ワイヤレスの中では一番で、クラシックからヒップホップまで幅広い音域を再現できます。トレブル(高音域)は透明感があって正確、バスはこの小さい耳栓のどこにそんな力が?と驚くほどズッシリきます(MW07の10mmのドライバは、サウンドを忠実に再現できるベリリウムという素材でできています)。通話も◎。いやほんと、どの楽曲もこれで聴きたいって思うわ。

勝者:Master & Dynamic MW07

総合点

そんなわけで完全ワイヤレスイヤホン対決は甲乙つけがたいバトルとなりました。ベーシック&リーズナブルなものを求めるAppleファンはAirPods、回っても落ちないイヤピースを求めるアスリートはPowerbeats Pro、おしゃれなオーディオマニアはMaster & Dynamic MW07が手放せなくなる、という感じですね。

190609JabraRaul Marrero (Gizmodo)

ただ、端末を選ばない汎用性で選ぶならJabra Elite 65tです。170ドル(日本は約2万2000円)というコスパも魅力だし、耳に無理なく馴染んで、運動の汗や雨にも強く、もっと耐久性を高めたJabra Elite Active 65tも約2万4000円で買えます。どちらもマルチマイクでノイズ除去対策はばっちり。接続も他社同様、安定しています。

デザイン、クオリティ、値段。3拍子揃った現状ベストチョイスということでです。Apple製品でもファッションステートメントでもないけれど、そこがよさなのかも。

勝者: Jabra Elite 65t

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