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餃子ゼロ円、花屋で餃子…餃子ブームとは関係なく、行くべき3店

2019/6/15 15:50 日刊SPA!

最古の餃子を一度食べてみてほしい 最古の餃子を一度食べてみてほしい

 ここ数年、餃子専門店や餃子をメインにしたお店が急増し「餃子女子」なる言葉まで見かけるようになった。「〇〇女子」が出て来たらブームが始まっていると言っても過言ではない中で、餃子は確実にブームの真っ只中だといえるだろう。

 今回は筆者目線で、餃子ブームの中でも極めて特徴的な3店を紹介したいと思う。

◆餃子が0円? 餃子処たちばな(高円寺)

 安くて美味しいつまみの代表のひとつで、有名チェーン店でも200円代から食べられるのが人気の理由でもある餃子。しかし人間とは欲深く、「もっと安く!もっと安く!」を求めてしまう生き物。そんな激安餃子の極致といえるのが、高円寺にある「餃子処たちばな」だ。その値段はというと、これ以上安くしようのない「0円」!! 一体どうやって儲けを出しているのか。

 餃子0円は、ドリンク1杯に餃子が1人前ついてくるというシステム。お酒をたくさん飲む人ならば、途中で「このドリンクには餃子つけなくて大丈夫です」と断るシーンまで出て来るほど。しかも0円だからといって、貧相な餃子が出てくるわけではない。

 羽根つきで皮はパリパリで中身はジューシー。食べてビックリ、さらに0円が信じられなくなる。また、一旦断った餃子はナシになるわけではなく、後から「さっきの分の餃子ください」といえば、きちんと出してくれるのも嬉しいポイント。「餃子保留」なんて他の店ではできない、贅沢な体験だ。

◆最古の餃子専門店…スヰートポーヅ(神保町)

 ブームが来ればその分「語りたがり」の輩も大量に生まれる。餃子ブームに乗って、餃子語りたがりも現れるだろう。もし、その人がこの店を知らないとしたら、「にわか」に認定しても良い。それが神保町にある「スヰートポーヅ」。なぜここを知っておかないと餃子が語れないのか。それはここが「最古の餃子専門店」だから。昭和11年創業という80年以上の歴史を誇る店で、そのルーツは満州にあるという、最古にして本格派。

 メニューは基本的に餃子のみなので、ストイックに餃子に向き合うことができる。皮の両端を開いたまま焼くため、肉汁や野菜の旨味がフライパンで熱せられ蒸気となって皮にまで染み込む。抜群の旨味を体感できるだ! 野菜のザクザク感が印象的な餃子は他では食べられない美味しさで、ビールにも白いご飯にもピッタリ。ソリッドに餃子を食べたい人には外せない名店であることは間違いない。

◆餃子のインスタ映えが通用しない、花屋で食べる絶品餃子 フローリストKT(本郷)

 餃子の記事なのに、なぜフローリスト(花屋)が出て来たんだと不思議に思う人も多いはず。外観もまるっきり花屋なのだが、決して間違いではない。ここは世にも奇妙な「定食が食べられる花屋」なのである。

 店内に入ると花々の隅にカウンターがあり、お話好きの明るい奥さんが食事を出してくれる。そのメニューはどれも手間暇かけて作られており、優しい味付け。焼き魚定食やカレーライスもあるのだが、なかでもオススメが餃子定食。

 餃子の街として有名な宇都宮の出身の奥さんが、東京に進出していない宇都宮餃子の某名店から個人的なルートで取り寄せた餃子が食べられる。しかし「東京で食べられる」と知られてしまってはお店に迷惑がかかるということで、SNSへの店名の書き込みは禁止とのこと。さらに餃子の写真の撮影も禁止。それでもまた食べに来たくなる花屋の餃子、ぜひ一度食べてみてはどうだろう。<取材・文・撮影/Mr.tsubaking>

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