梅雨時期、水周り以外でも気を付けるべきカビ対策と対処法

2019/6/13 08:02 教えて!gooウォッチ

梅雨時期、水周り以外でも気を付けるべきカビ対策と対処法 梅雨時期、水周り以外でも気を付けるべきカビ対策と対処法

本州も梅雨入りし、蒸し暑さを肌でも感じる日が増えてきた。ご存知の通り梅雨には、北からは冷たく湿った空気が、南からは暖かく湿った空気が、私達の遥か頭上で夏をめぐってせめぎ合う。長期にわたって日本列島に停滞する梅雨前線によってもたらされる湿気は、カビの温床となり得るのである。

これに合わせて、風呂場や洗面所などの対策をしている人は多いだろう。しかしカビが、水周り以外で気づかぬうちに繫殖しているとしたらどうだろうか。「教えて!goo」にも、「クローゼットにカビがはえて何着かカビがはえてしまいました。」と、質問が寄せられていた。そこでこの梅雨の時期に、水周り以外で気を付けるべきカビ対策と処理方法について、お掃除オーガナイザーでクリスタルミューズ代表の木村由依さんに話を聞いた。

■あまり知られていなカビの繁殖場所とは

梅雨時期に意外と忘れられがちな、カビの発生場所はどの辺りだろうか。

「下駄箱の中、エアコンのフィルター、通気口にたまったホコリ、窓とカーテンの間、押し入れの中、部屋のすみの床や壁、家具の裏、トイレの手拭き用タオル、古い書籍などの紙類にもカビは発生します。ホコリを水拭きした際に白い雑巾についた黒っぽい汚れは、ホコリに含まれたカビです」(木村さん)

水周り以外では、風通しの悪い場所にホコリが滞り、そのホコリに湿気、温度、雑菌が揃うとカビが発生するとのこと。目に見えるところ以外にも、カビは繁殖していることが分かった。それにしても紙類にも発生するとは……。

■カビの対処方法とは

それらのカビに対する、有効な対処方法とはいかなるものなのだろうか。更に聞いた。

「予防策は、上記に示した3つの条件を満たさないよう阻止することです。TPOに応じ、乾燥させたり、除菌させたり、何か一つでも阻止すればカビの抑制につながります。水周りであれば、水を拭き取っておくことも重要です。汚れには雑菌が含まれるので、まずは洗浄、清掃ですが、衣類やタオルなどは煮沸することもお薦めです。カビ取り剤の塩素が苦手な人には、エタノールやオスバンSの使用も有効なのでお勧めです」(木村さん)

オスバンSとは、指先などの消毒で使われる薬品だ。水場に一本置いておいてもよいかもしれない。

「本来カビは胞子ですから、プラスチックの様な素材の表面に付着したものは水でも簡単に洗い流せます。しかしコーキングなどのパッキンやタイルの目地、木製の物などは菌が素材の中に浸透してしまいます。そのため、表面に付着したものは汚れとして除去しやすいですが、中に浸透したものは取り除けなくなるので注意が必要です」(木村さん)

浸透してしまう前の対策が必要ということだろう。

「また、カビ取り剤に含まれる塩素は菌に反応して、刺激臭が強くなり目や喉の不快の元です。これが嫌で、『ある程度まとめて、一気に!』という発想の人が多いように見受けられます。通常のお掃除洗剤で汚れを取り除いてから、カビ取り剤を使うとお掃除剤によりある程度菌が除去されるため、塩素との反応が少なくなり、強烈な刺激臭を抑えることができますよ」(木村さん)

見るからにカビが発生している箇所に、ダイレクトにカビ取り剤をスプレーすると、より不快な思いをしかねない。表面の汚れを一通り除去してから使うのがコツのようだ。

今回は、見逃しがちなカビの発生場所と、カビ掃除に関するコツを伺うことができた。広い箇所を小まめに掃除することで、気分よくこの時期を乗り切りたい。

●専門家プロフィール:木村 由依(きむら よしえ)
クリスタルミューズ代表。お掃除オーガナイザー。ライフオーガナイザー。掃除と片づけのプロとして2008年より企業。講座や個人レッスンなども開催し理論を分かりやすく解説。お掃除の楽しさや大切さを子供から大人までに、幅広く伝える。書籍監修やテレビ出演など数多くのメディアで活躍。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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