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「君に決めた〜」運命の人を決めたので、結婚しました/長井短

2019/6/12 15:33 AM

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早いもので今年ももう6月! 2019年も折り返しかいってとこですが、ちなみに私は25歳。人生始めて四半世紀が経って、まだまだ折り返したくはねーなと思っているわけですが、ここで突然のビッグイベントが起きました。結婚です。いつも「内緒にしといて」を読んでくださっている優しい読者の皆さんからもたくさんお祝いのコメントをいただいて、私、本当に嬉しかったです。ありがとうございます。結婚しても性格の歪みが治るわけではないので、これからも変わらずひねくれた記事を書き続けようと思います。どうか引き続きよろしくお願いします! せっかくなんで、今回のコラムは結婚について書くよ! 結婚についてっつってもなぁ〜範囲がでけえな参ったぜ!

決断って怖い

「まさか私が結婚するなんて…」って言葉は、なんかすごくいやらしい気がするから使いたくない。それに正直「まさか」とか全然思わない。私、めちゃくちゃ自分が結婚するって思ってたしな。結構多くの人に「長井が結婚って意外」と言われた。これは、会ったことある人にもない人にも言われて、私もちょっと共感する意見だ。私が私を客観的に見ると、結婚とかしなそうだよねって思うけど、でも全然結婚したのである。どうしてしたんだろう。

子供の頃から、何かを選択するのが苦手だった。「これにする」と決めなければいけない場面でも、私はどうもうまく頭を使えないのだ。例えば些細なことで言えば、サイゼリヤで何を頼もうか決められなくて、「やっぱりあっちにすればよかった」と思ってしまう可能性を減らすためにノリで毎回タラコソースシシリー風を頼んでいたし、もっと大きなことで言えば、恋人ときちんとお別れできたことがほとんどない。「別れよう」と心の中で思っていても、現実でその決定を下せないのだ。だからいつも、恋人の前で私はうにょうにょ唸って「別れようか」の一言を相手に押し付けていたように思う。だって、今踏ん張って付き合い続ければ、来年にはハッピーかもしれないじゃん? もしそうだったら悔しいじゃん? その可能性を自分から手放すことが怖いのだ。

今思い出しても申し訳なくて思考が停止しそうな思い出が多いのでこれについてはまたいつか書くとして、とにかく、選択ができないっていうのはどうにも不自由な癖だった。だから今まで、自分が結婚することを想像した時はいつだって「この人と結婚する! なんて決定私に下せるわけないわ〜無理だわ〜もっといい人がいたらどうすんだよ誰が責任取るんだよ」ってちょっとキレてたし。

だってそうじゃない? 人生始まってから出会った人をどんなに盛って数えたって1億人もいないのに、地球には70億も人間がいるわけでしょ? そん中から一人好きな人選べとかどんな無理ゲーだよ欲深さナメんなよ?!

「君に決めた!」の強さ

でも、愛ってすごいのだ。愛ってマジでやばい。人間を変える。マイスイートハニーである亀島くんの好きなところは2兆個くらいあって、もちろんその全てが結婚したいと思った理由だけど、もうちょっと感情的じゃない部分で話をすると、私が結婚した理由は「選択肢が多いほど幸福とは限らない」ということに気付いたからだった。
自分よりも若い人が羨ましい一番の理由は、自分よりもその人の方が選べる道が沢山ある感じがするからだけど、=幸せっていうのは、どうやら何もかもに当てはまるわけではないらしい。

例えば、目の前にめちゃくちゃ美味しいサーモンとえんがわのお寿司があるとする。私はそのうち1つしか食べることができない、さぁどっちにするっていう時、これはすごく悩むよね。だって、正直言ったらどっちも食べたいし。しかも、どっちを食べるかを決める前っていうのは、言い換えれば「どちらも食べる権利がある」状態なのだ。これは一見とても恵まれた状態に見える。が、本当のところはどうだろう。「権利がある」ことと「実際に食べる」ことは大きく違う。どれだけ権利があろうとも、実際に食べるまでは本当の幸福感は得られていないはずだ。しかも、「サーモンとえんがわのどちらかを選ぶ権利」を与えられているのが自分だけとは限らないという大きすぎるトラップ。もしかしたら、何処かの誰かが先に決断をして、えんがわをさらっていくかもしれない。そんなんもはや罠だろ。もしその罠にハマれば、どんなにサーモンが美味しくったって、自分の意思で早く選択すればよかったと悔やんでしまうものじゃない? 逆に言えば、サーモンを自分で選んで食べた時点で、たぶんサーモンはえんがわよりも美味しい。だって、私が望んだことだから。

この例えが本当に正しい例えになっているのか自信はありませんが、私が結婚を決断できた理由の一つはこんな感じです。「まだまだたくさんの可能性がある」と思った時に感じる喜びよりも、「君に決めた!」と自分の愛を盲信することの方が、幸せだと思った。権利よりも現実が欲しかったのかもしれない。

でも、「サーモンを選んだ後に、マグロが出てきたらどうするの?」という声が聞こえる。う〜ん、このタイミングでマグロもあることバラすなよって思うよね。だけど、だ。マグロが遅れてやってきた時、既に私はサーモンを選んでいて、選んだってことは、選ぶ前よりもサーモンのことが好きになっているはずなのだ。ほら、なんか「たまたま旅行で滋賀県に行ったら、それ以降ニュースで滋賀が話題になると妙に感情移入して見ちゃう」みたいなことってあるでしょう? それと同じで、サーモンを食べようって一度決断した時点で、サーモンってのは他のネタとは一個ステージが違うんですよ。

運命の人はあなたにするね

誰か一人、パートナーを選んだ時点でもうその人は運命の人なのだ。結婚しようがしまいが、私たち自身が「この人と生きていく」と決めた瞬間もうそれは運命で〜す。そういう意味で、私は間違いなく運命の人と結婚した。嬉しいことこの上なしである。もしもあなたに好きな人がいて、大好きだけどイマイチ結婚に踏み切れないな〜なんて時がきたら、このコラムを思い出してほしい。決め手がなければ決め手を作ればいいのだ。自分の力で、大好きな人を運命の人にしよう。

TEXT/長井短

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