生活経済ジャーナリストに「QRコード決済」について教えてもらった

2019/6/12 08:02 教えて!gooウォッチ

生活経済ジャーナリストに「QRコード決済」について教えてもらった 生活経済ジャーナリストに「QRコード決済」について教えてもらった

国によりキャッシュレス化が推奨されている現在、QRコード決済に興味はあるけれど使い方がよく分からないという人もいるのではないだろうか。日本はこの点で海外に後れをとっているのも事実で、現金決済に不自由を感じていないという声も……。「教えて!goo」にも「今更、日本でQRコード決済を普及させる意味が分からない」と、「そもそも必要なの?」という意見もある。そこで今回は、キャッシュレス化推進の実態やQRコード決済の賢い利用方法について、生活経済ジャーナリストのあんびるえつこさんに話を聞いてみた。

■QRコード決済が普及すると財布が軽くなる!?

キャッシュレス化が進むとは一体どういうことなのだろうか。

「昔は小銭でお財布がパンパンでしたが、今は各種カードでパンパン。でもお財布は、これから軽くなるかもしれません。というのも経済産業省が策定した『キャッシュレス・ビジョン』によると、日本は2025年までにキャッシュレス決済比率を40%に、そして将来的には世界最高水準の80%になることを目標としているからです」(あんびるさん)

クレジットカードもキャッシュレス決済の方法の一つだが、財布がどんどん軽くなるということは、カードの使用も減っていくということなのだろうか。

「キャッシュレスの主な支払手段は、電子マネー、デビットカード、モバイルウォレット、クレジットカードなどです。近年はこうしたサービスを『カード』ではなく、スマートフォンを使った『スマホ決済』で利用することが多くなってきました」(あんびるさん)

キャッシュレス化だけではなく、カードレス化も進み、今後はスマホでQRコードを読み取って支払う方法に移行していくのだ。

■キャンペーン乱立でQRコード決済バブル?

大胆なキャッシュバックやポイントバックのキャンペーンが横行しているが、各社の狙いはなんなのだろう。

「各社が競ってキャッシュバック、ポイントバックといった顧客獲得キャンペーンに乗り出しています。2018年12月に行われたPayPayの100億円キャンペーンは利用が殺到しました。早々にキャンペーンが終了したことは、記憶に新しいことと思います。こうした各社のキャンペーンは『QRコード決済』という新しい決済手段を普及させるため、またいち早く市場を独占したい企業の思惑によるものです」(あんびるさん)

確かに、「キャンペーンを利用しようとしたら、もう既に終わってしまっていた」という声があちこちで聞かれた。

■自分に合った決済サービスを見つけよう!

ユーザーとしては、キャンペーン中に得をしながら、自分のライフスタイルに合ったサービスを見つけるのが得策だとあんびるさんは言う。

「今や超低金利で100万円預けていても1年後に手元に入る利息は200円ちょっと。しかし2,000円の買い物で10%のポイントバックがあれば、それだけで200円もお得なわけです。ですから、消費者にとって魅力的なキャンペーンです。今後、銀行の手数料が上がる可能性があることを考えると、こうしたキャンペーンを利用し、キャッシュレス決済に慣れておきたいものですね。さらに、キャンペーンを利用する中で、どの会社のものが自分のライフスタイルに合っているのか試すこともできます。『QRコード決済バブル』の今、キャンペーンをこまめにチェックし、上手に活用しましょう」(あんびるさん)

各社が実施しているQRコード決済を利用して得られるキャンペーンはかなり魅力的だ。世界的に見ても、今後ますます普及していくこの決済方法に、この間に、慣れておくことをお勧めする。

●専門家プロフィール:あんびる えつこ
生活経済ジャーナリスト。文部科学省消費者教育アドバイザー。「子供のお金教育を考える会」代表等を務める。子供向けお金ゲーム「カレー作りゲーム」の考案者であり、全国で講演、ワークショップを行う。一男一女の母。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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