鼻をほじると肺炎に? 実は危険な「日常習慣」

2019/6/5 06:00 日刊大衆

 日本人の死因のワースト3は、がん(27・8%)、心疾患(15・2%)、脳血管疾患(8・2%)(厚労省調べ=2019年)。

 そのどれもが、生活習慣病と深く関わっていることは、よく知られている。

 分かっちゃいるけどやめられない深酒や喫煙はもちろんだが、よかれと思って続けている生活習慣が、実は体に悪影響を及ぼしていることだって珍しくない。

 そこで「続けていると死ぬ!」危険な日常生活習慣を調査。すると、出てくるわ、出てくるわ。

 なんでもないことが、寿命を削る、あるいは重大病やケガを招く。たとえば、「鼻をほじると肺炎の感染率が高まる」ことを、ご存じだろうか。

 日常、なにげなく鼻くそをほじったり、鼻毛を抜いたりしているお父サンは少なくないと思われるが、「日本人の死因の5位でもある肺炎は、原因となる肺炎球菌が保菌者のくしゃみや咳によって、空気中に拡散した唾液を介して感染することが知られています。英国の研究チームが肺炎球菌を被験者の手に塗布して実験すると、人間の手や指によっても感染することが明らかになったんです」(医療ジャーナリスト)

 つまり、菌の付着したスマホや電車の吊り革を触った手で鼻をほじるだけでも、肺炎に感染するリスクがあるというわけ。「手洗いは病気予防のイロハのイ」と言われるゆえんだ。

 別の例を挙げよう。我々日本人にとって、「椅子に座って体を休める」ことが体に悪いと思っている人は、まずいないだろう。

 だが、最近の研究で「座りすぎは肥満や糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどを誘発し、死亡リスクを高める」(前出の医療ジャーナリスト)ことが明らかになっているのだ。

■1時間座ると寿命が22分縮む

「豪州の研究機関によれば、1日の総座位時間が4時間未満の成人に比べて8〜11時間の人は死亡リスクが15%増、11時間以上の人は40%増という衝撃的な数字が出ています。

 座位は、太腿や“第二の心臓”といわれるふくらはぎが活動停止状態となり、血液がドロドロになってしまう。1時間座ると寿命が22分縮む、という説もあるほどです」(前同)

 そのため、オフィスでは30分〜1時間に1回は椅子から立つなどの工夫が必要。なんと貧乏ゆすりでさえ、座ったままでいるよりは圧倒的に健康のためになるという。ソファに座ったまま長時間テレビを見たり、パソコンを触るのは危険極まりないとの認識が必要だ。

 貧乏ゆすりが体のためになるのなら、アルコールも適量なら百薬の長になる。

「アルコールには血管拡張作用があるほか、血管を若返らせる一酸化窒素を発生させる力があると判明。

 ただし、お酒は総じてカロリーが高いので飲み過ぎは禁物。ビールなら中瓶1本、日本酒は1合(180ミリリットル)ワインはグラス2杯、焼酎は0・6合、ウイスキーはダブル2杯が適量です」(都内の開業医)

 酒飲みには、この酒量を守るのは至難の業かもしれないが、禁酒するよりはハードルは低いと言えよう。

 循環器科医師で大阪大学人間科学研究科・未来共創センター招へい教授の石蔵文信医師は、こう話す。

「タバコは当然悪い習慣なんですが、酒も含めてあまりがんじがらめになると、それがストレスになるんですね。“あれ食べちゃいかん”“これは食べないと”と厳格になり過ぎると、逆に健康に悪い影響がある。

■何事も適度が一番

 揚げ物は体に悪いからと我慢するのではなく、あまりたくさん食べないようにする。こんな気持ちでいたほうが自分の楽しみを減らさずにすみますよね」

 運動も同じで、過ぎたるは及ばざるが如し。スポーツジムで懸命に汗を流す人もいるが、

「過度の運動は関節や筋肉を痛めることがあるし、体内に有害な活性酸素を生み出すことにもなります。

 適度な運動が健康にいいことは確かですが、効果の上では“ながら運動”や“ちょこちょこ運動”でも十分なことが証明されています」(医療ジャーナリスト)

 入浴も暑いからとシャワーですまさず湯船に浸かることで、心身にリラックス効果が生まれるのだ。

 現在発売中の『週刊大衆』6月17日号では、このほかにも「間違った目薬選び」など、健康情報企画を特集している。

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