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ロッテ・西野勇士が復活の兆し 直球とフォークに全盛期のキレ

2019/5/31 15:50 SPAIA

西野勇士Ⓒゲッティイメージズ 西野勇士Ⓒゲッティイメージズ

全盛期を彷彿とさせる投球

かつて、ロッテの絶対的守護神として君臨していた西野勇士が、今季は全盛期を彷彿とさせる投球を見せている。ここまで21試合に登板して4ホールド2セーブ。防御率は4.05と時折打ち込まれる時もあるが、直球とフォークには往年のキレが戻りつつある。

ハイライトは5月25日のソフトバンク戦。2戦連続で救援に失敗した益田直也に代わり、4-3と1点リードの9回表のマウンドを託されると、直球と切れ味抜群のフォークで攻める投球を展開。3者連続三振を奪う快投を見せた。

2年連続で30セーブ以上を挙げ、日本を代表するクローザーのひとりに数えられた2014年、2015年の西野の姿を思い出したファンも多かったはずだ。1点差の場面で相手は王者ソフトバンク。そうした状況で3者連続三振を奪えるのは、クローザーとしての経験値が活かされている証しだ。

今季はフォークを多投

西野といえば、代名詞は落差のあるフォークだ。球速も140kmと比較的速く、直球と腕の振りが同じため打者も惑わされる。今季は特にしっかりと腕が振れており、直球も最速149kmとほぼ全盛期と同じ(30セーブ以上挙げた2014年は最速150km)。直球が走っていることで他の変化球も生きている。

昨季は全投球におけるフォークの割合が約17%だったが、今季は約23%に比率がアップ。フォークの被打率は昨季が.211だったところ、今季は.067とほとんど打たれておらず、奪三振25個のうち、11個はフォークで奪っている。

ちなみにスライダーの割合は昨季が25%で今季が24%とほぼ同じ。カーブは昨季が12%だったが今季は4.5%に減少。その分、フォークの割合が増えている。今季はフォークの切れ味にある程度の手応えを感じているのだろう。

9回に力を発揮する

2013年は先発、2014年から2016年はクローザー、2017年に先発再転向、2018年からはリリーフと、ここ数年役割を変えてきた西野だが、最も力を発揮できるのは9回のマウンドではないだろうか。

自己最多の34セーブを挙げた2015年は、セーブがつく登板機会での救援失敗が0というずば抜けたものだったし、このシーズンに打たれた本塁打もわずか1本だった。

2014年の日米野球に選出された際には、第3戦の9回に登板。1イニングを見事に無安打無失点に抑え、日米野球史上初となる継投でのノーヒットノーラン達成に貢献した。親善試合だからという観点もあるが、相手はメジャーリーガー。多くの野球ファンの視線が集まる緊張感の中で、シーズン同様、クローザーたる投球を見せた。

前述した5月25日ソフトバンク戦での3者連続三振の場面も同様に9回での登板だった。

5月29日の日本ハム戦では、好投の先発・岩下大輝の後を継ぎ、3-1と2点リードの7回に2番手で登板したが、近藤健介に2点タイムリーを浴びるなど精彩を欠いた。前回の登板で、最終回を3者連続三振に切ってとっていただけに、あと数試合は西野のクローザーを試してもよいのでは?とも考えたが、この日は益田を9回に投げさせるプランだったのかもしれない。

西野と益田を臨機応変に使うダブルクローザーもよいが、今季の西野であれば9回を託してもよいと思う。

目指すべきは上原浩治

直球とフォークが主な持ち球の西野にとって、目指すべき投手像は上原浩治ではないだろうか。

上原は150km以上の威力ある直球があるわけではないが、直球とフォークのコンビネーションをうまく生かして打者を手玉にとってきた。また、テンポと制球がよいため、打者が上原のペースに巻き込まれていた。

西野はまだ28歳で、全盛期の投球はもちろん、全盛期以上の投球ができる可能性も十分に秘めている。上原は打者との駆け引きや打者のタイミングを外すことがうまかったが、西野にもそこを目指してほしい。

今後、首脳陣が西野に対して、先発、セットアッパー、クローザーと、どの役割を求めるのかはわからないが、最終回のマウンドこそが西野にふさわしい。

※成績は5月30日終了時点

記事:浜田哲男

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