【日本おもちゃ大賞2018】“受賞おもちゃ9商品”徹底解説! 今年の最新トレンドは?

2019/5/27 15:42 ウレぴあ総研

おせっかいなスマート貯金箱 バンクワン 100円玉専用/バンクニャン 500円玉専用 撮影:富田恭透 おせっかいなスマート貯金箱 バンクワン 100円玉専用/バンクニャン 500円玉専用 撮影:富田恭透

6月5日、東京国際フォーラムにて、毎年恒例の「日本おもちゃ大賞」授賞式が開催されました。

多くの人に玩具のすばらしさをより深く伝えるべくスタートした「日本おもちゃ大賞」ですが、とりわけ今年は、「良質で市場性のある玩具開発の活性化」「玩具に対する消費者の評価と関心の向上」「消費者の生活をより豊かにする『楽しさ』の追求」の3つを目的として受賞作品の選考が行われたそうです。

審査部門は、主に男の子向けの玩具が対象の「ボーイズ・トイ部門」、主に女の子向けの玩具が対象の「ガールズ・トイ部門」、子どもの知育・教育に特に貢献する玩具が対象の「エデュケーショナル・トイ部門」、障がいがある子もそうでない子も共に遊ぶことができるよう工夫された玩具が体調の「共有玩具部門」、世代、性別を問わず楽しめる玩具が対象の「コミュニケーション・トイ部門」、大人が楽しめる玩具が対象の「ハイターゲット・トイ部門」、素材・技術力に優れたものあるいは新規性のある玩具が対象の「イノベイティブ・トイ部門」の7部門。

授賞式では、それぞれの部門の最優秀賞ならびに、2017年度に最高セールスを記録した「前年度ヒット・セールス賞」、さらに、特に玩具業界に貢献したことが顕彰に値する玩具に贈られる「特別賞」が発表されました。

それでは早速、各賞をご紹介いたします。

ボーイズ・トイ部門

野球盤3Dエース モンスターコントロール(株式会社エポック社)

2018年4月20日発売 希望商売価格:税込4,622円

ボーイズ・トイ部門には28商品の応募がありました。

その中から栄えある最優秀賞に輝いたのは、株式会社エポック社の「野球盤3Dエース モンスターコントロール」です。

初代野球盤の登場から60周年を迎えた2018年に発売となったこちらのおもちゃには、9種の投げ分けができる「3Dコントロールピッチング機能」、投球コースと球速が表示できる「スピードガン電工掲示板機能」、高低の打ち分けができる「3Dスラッガー機能」の3つの画期的機能を搭載。

授賞式に登場したエポック社は、「昔の野球盤はボールが転がりましたが、今は空を飛びます」とその進化を説明。

最新機能満載の野球盤は、大人も熱中しそうですね。

ガールズ・トイ部門

しゅわボム カップケーキベーシックセット(株式会社セガトイズ)

2018年7月下旬発売予定 希望商売価格:税込3,780円

ガールズ・トイ部門に応募された玩具は50商品。

その中から最優秀賞に選ばれたのは、株式会社セガトイズの「しゅわボム カップケーキベーシックセット」です。

本物のスイーツのようなバスボムを浴槽にいれると、しゅわしゅわと泡が出てきて甘~い香りが広がります。

といっても出来合いのバスボムではなく、パーツを組み合わせて“世界にひとつだけ”のオリジナルなバスボムに仕上げることができるんです。

肌に触れるものであるため、成分にこだわって作られているところも大きなポイント。

「最近は小学生も疲れていると聞いたので、小さい子どもたちの癒しのために開発した」と担当者はコメントしています。

エデュケーショナル・トイ部門

カードでピピッとはじめてのプログラミングカー(株式会社学研ステイフル)

2018年4月23日発売 希望商売価格:税込6,458円

エデュケーショナル・トイ部門の応募作品は69商品。最優秀賞に輝いたのは、株式会社学研ステイフルの「カードでピピッとはじめてのプログラミングカー」です。

ネーミングの通り、楽しく遊ぶことによって「プログラミング的思考」を身につけることができるという画期的な玩具。

2020年、小学校でプログラミング教育が必修化となりますが、こちらの玩具があれば、未就学の時期からプログラミングを体験できます。

株式会社学研ステイフルは、「これからは、自分で考えて自分で解決することが求められる時代。この玩具を通して、楽しみながら新しい学びを得てもらえたらうれしい」とコメントしています。

共有玩具部門

トミカ4D(株式会社タカラトミー)

2018年10月発売予定 希望商売価格:税込1,728円

共有玩具部門には、15商品の応募がありました。その中で最優秀賞に選ばれたのは、株式会社タカラトミーの「トミカ4D」です。

こちらの商品はトミカ史上初となる、音と振動でリアルなエンジンが再現されたトミカ。

ボディを指で押し込むと、本体が震えてエンジン始動音が鳴って本体が震えはじめます。

エンジンがかかった状態で走行させると、アイドリング音が走行音に変わって振動も変化。車の動きに応じて音と振動が変化するので、目や耳の不自由な子どもにも楽しんでもらえます。

授賞式に出席した株式会社タカラトミーは、「すべての人に、手のひらでエンジンを体感してもらいたい」と語っています。

コミュニケーション・トイ部門

人生ゲーム タイムスリップ(株式会社タカラトミー)

2018年3月31日発売 希望商売価格:税込4,298円

コミュニケーション・トイ部門への応募は61商品。

その中から最優秀賞に選ばれたのは、株式会社タカラトミーの「人生ゲーム タイムスリップ」です。

人生ゲームは1968年にアメリカから日本に入ってきたので、今年は国内発売50周年という大きな節目の年。

これを記念して、1968年からの50年間の世相をマスに反映して、親子でのコミュニケーションを楽しめる玩具として開発されました。

さらに、未来の50年間を予想した「未来ステージ」が付属されているのも大きなポイント。

「子どもたちに、未来にはもっと希望があることを伝えたい」と同社はコメント。つなげて遊ぶことで、100年間の時空を舞台に遊べます。

ハイターゲット・トイ部門

DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV(株式会社BANDAI SPIRITS)

2017年12月29日発売 希望商売価格:税込59,940円

ハイターゲット・トイ部門の応募商品は42商品。

その中から最優秀賞に選ばれた「DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV」を手掛けたのは、ハイターゲット専用カンパニーの株式会社BANDAI SPIRITS。

同社がこれまで培ってきた「超合金」の技術をすべて注ぎ込み、合金、サイズ、機構にこだわっただけでなく、発光、音楽、音声も搭載させた究極のエンターテインメント合体トイとして開発されました。

「ロペット」の掛け声を合図に「レッツコンバイン!」の叫び声が鳴り響き、続いて奏でられる「合体BGM」のもと、玩具の合体に合わせて「合体音」が鳴り響くというスペシャルな仕様。必殺技サウンドや頭部の発光もすべて網羅。

イノベイティブ・トイ部門

おせっかいなスマート貯金箱 バンクワン 100円玉専用/バンクニャン 500円玉専用(株式会社タカラトミーアーツ)

2018年9月発売予定 希望商売価格:税込10,584円

イノベイティブ・トイ部門の応募商品は全部で49商品。

その中から最優秀賞に輝いたのは、株式会社タカラトミーアーツの「おせっかいなスマート貯金箱 バンクワン 100円玉専用/バンクニャン 500円玉専」です。

利用者の貯金のペースや金額を把握していて、目標金額を達成するとお祝いしてくれたり、途中でお金を引き出すと怒ってくれたりというおせっかいな貯金箱。

季節や時間帯に合わせた言葉を発してくるなどの細かな仕様にも注目です。株式会社タカラトミーアーツは「スマートスピーカーが意思を持ったらどうなるか? をテーマに企画した商品。

楽しさと便利さの両方を提供したい」とコメントしています。

続いては、「前年度ヒット・セールス賞」および「特別賞」をご紹介します。

前年度ヒット・セールス賞

変身ベルト DXビルドドライバー(株式会社バンダイ)

2017年9月発売 希望商売価格:オープン価格

前年度ヒット・セールス賞に輝いたのは、株式会社バンダイの「変身ベルト DXビルドドライバー」。

動物や機械などあらゆるものの力を秘めた2本の「フルボトル」搭載の玩具は、子どもの変身願望をしっかりと叶えてくれる逸品です。

レバーを回すとギアが回転。フルボトルの中身が上下に動いて多色LEDが発光して、変身音が発動します。

また、別売りのフルボトルシリーズを使用すれば、様々なフォームチェンジも可能。

授賞を受けて株式会社バンダイは、「仮面ライダーは年齢層的にもグローバル的にもまだまだ可能性があると思っている。今後もこの賞を狙っていきたい」とコメントしています。

特別賞

アンパンマンシリーズ(株式会社アガツマ/株式会社ジョイパレット/株式会社セガトイズ/株式会社バンダイ)

誕生/1988年

特別賞に選出されたのは、1988年に誕生したアンパンマンシリーズ。

1988年にTVアニメ「それいけ! アンパンマン」が放映開始となると同時に、商品化権利窓口である日本テレビ音楽主催のもと、アンパンマン会議を行う組織を結成した、アガツマ、ジョイパレット、セガトイズ、バンダイの玩具会社4社。

以降、お互いに切磋琢磨しつつ、それぞれが独自の創造性を発揮することで、数多くの魅力あるアンパンマン商品を開発・提供し続けています。

4社を代表してステージに立ったジョイパレットは、「今後も安心・安全な商品を生み出していきたい」とコメントしています。

すべての賞発表後には、第3次審査会審査委員長の北原照久氏が挨拶。

「第3次に残った商品はどれも甲乙つけがたかった。僅か2分のプレゼンテーションは大変だと思いながら各社のプレゼンを見ていたが、どの企業からも、玩具作りへの情熱が伝わってきて感動した」と審査を振り返っています。玩具会社の熱い想いは、今後もたくさんの子どもたち、そしてかつて子どもだった大人をも楽しませてくれそうですね。

(ハピママ*/松本 玲子)

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