【セカンド女子】毒母を持つ私と、浮気公認嫁を持つ彼が重なる……。GPS付き携帯を会社に置き、寄り添う始発までの2時間~その1~

2019/5/25 11:00 Suits-woman.jp

20~30代の独身女性の彼氏がいない確率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内のIT企業で企画営業の仕事をしている菊池朋美さん(仮名・33歳)。色素の薄いやや茶色の髪は後ろで一つにルーズにまとめ、アイラインや眉はしっかりしているものの、メイクに色味はなく、目の下のクマが少し気になります。服装は腕周りにレースがあしらわれた白のハイネックTシャツに、デニムのワイドパンツを合わせており、キリッとした雰囲気を少し和らげてくれています。スラッとした長身の朋美さんの第一印象は、自立した大人の女性という感じです。そんな彼女のセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は神奈川県で、両親と3歳上に兄のいる4人家族です。うちの家は両親が小さい頃から不仲で、でもケンカもない状態というか、夫婦の会話自体がないんです。家族旅行には父親は参加しなくて、母方の祖父母と一緒に行っていました。祖父母も父親のことをまったく気にしていない様子で、小さい頃からそんな感じだったので、私自身もあまり違和感はありませんでした。母親は専業主婦だったので常に家に居たから、父親と2人きりになる機会もあまりなかったし、父親も私たち子供に話しかけるような人じゃなかった。中学生の頃から父親は帰って来なくなり、そのまま別居状態が続いています。でも、離婚はしていないんです。私が大人になってから、母親に“離婚したら?”と言っても聞き入れない。今も婚姻関係は続いていると思います」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「大学受験の時に行っていた予備校で出会った、同い年の男の子と高校3年の時に付き合いました。私は小さい頃から兄よりも勉強ができたので、母親が口癖のように『いい大学行って、いいところに就職すること』と言っていました。だからそのためにはお金も惜しまないのか、予備校の他に家庭教師もつけられていたんです。わからないところを集中的にケアする目的で。おそらく父親の稼ぎなんでしょうけど……。

そんな窮屈な高校生活で、彼と一緒に過ごす時間だけが平和でしたね。彼とは同じクラスだったので話すようになって、あっちからの告白で付き合うようになりました。付き合うといっても、予備校に少し早めに行ったり、終わりに少し残って自習室で一緒に勉強したりするぐらいだったんですけどね。2回ほど、予備校だと嘘をついて一緒に遊びに行ったことがあります。でも、母親への罪悪感で心から楽しめることはなかった。彼とは志望校を一緒にしていたんですが、私だけ合格したことで気まずくなり、疎遠になってしまいました」

朋美さんは母親が希望した国立大学へ進学。母親の期待に応えたことで過保護が一転、自由に。

「今までは勉強に対しても逐一チェックしていたのに、大学進学後はまったく。今までダメだった外泊や、アルバイトも解禁されました。その頃から母親はパート勤務を始めて、パート仲間と出かけることも多くなりましたね。

そして、私の大学進学がきっかけなのか、兄が大学を中退して働き始め、そのまま家を出て行きました。勝手に大学をやめてきたことが許せなかった母親は、兄を完全無視。私も2人の間に挟まれて何もできない状況で……。兄は結婚して孫ができてから母親と和解しましたが、家を出てから10年くらいは疎遠でしたね」

母親の監視が緩むと、成績は一気に下がってしまい……

母親の監視から解放された朋美さんは、成績が一気に下がります。就職活動もうまくいかず、有名企業は軒並み不採用。就職浪人をどうしても避けたかった朋美さんは、有名企業の下請け会社に入社します。

「母親は納得いっていない感じでしたね。面と向かって何かを言ってきたりはしないんですが、冷戦状態になりました。父親や兄に対して、母親がとっていた冷たい態度……それを受けました。これは家を出たくなるなと。母親は独り言を大きな声で言うのに、話しかけてはこない。見えていないみたいに扱うんです。例えば、従妹が私よりもいい会社に就職したことを、大きな声で言うんです。会話はないけど、じわじわと攻めているんですよね。一人暮らしをしたくてもお金もなかったので、そこから3年ほどは我慢して実家で暮らしました」

朋美さんは一人暮らしを始める前に、転職活動を開始。現状の仕事で納得していないのは母親だけではなく、朋美さん自身もだったそう。

「今よりもいい会社に行きたいと、入社した時から思っていました。3年ほど勤めないと、すぐ辞める人だと思われることも知っていました。だから3年待ったんです。希望の転職先に入れて、親からも離れられて、両親を見ているから結婚に夢なんてなにもない。仕事しかないと思っていました。でも、仕事以外に自分を必要としてくれる存在に出会ったんです」

転職先で出会った同僚と恋仲に。彼に恋愛感情が湧いたのはある姿を見たことがきっかけだった。~その2~に続きます。

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