【ビジネス女子マナーQ&A】転職した先の雰囲気になじめない……選択を間違えたのではという後悔と、どう向き合えばいい?

2019/5/21 12:00 Suits-woman.jp

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー、今週は佐々木かなえさん(仮名・IT関連・33歳)からの質問です。

「ステップアップがしたくてこの春に転職したのですが、新しい職場のノリについていけません。なんというか、軽いんです。社内恋愛も隠さないし、飲み会はほぼ毎日。毎週末、キャンプやBBQなどのイベントがあります。元カレと今彼と同じブースで仕事している、なんて子もいて……。入社を決めたときには職場に活気があることと、風通しのよさを感じたのですが、実際に仕事をしてみると、学生時代のサークルノリみたいな人間関係がめんどうくさくて……。選択を間違えてしまったのかと、すでに後悔しています。私はどうしたらいいんでしょうか」

就職、転職先では、仕事内容そのものよりも、人間関係で悩むという人が多いです。また、仕事以外での仕事関係の付き合いが多い場合はとくに、ワークライフバランスが崩れ、ストレスになる要因にも。せっかく気持ちも新たに転職したのに、なじめなくて気が重いというのでは残念すぎます。こういった場合、どうすればいいのでしょうか。鈴木真理子さんに伺ってみましょう。

☆☆☆

自分自身も切り替えていこう

転職、おめでとうございます。社風になじめないと思ってしまうと、仕事へのモチベーションも下がってしまうでしょうし、そもそも出社するのがいやになってしまうということもあるかもしれません。しかし、あなたが望み、そしてそれが叶って転職した会社なのですよね。実にもったいないことだと思います。

活気のある風通しのいい会社と感じた、そのときの思いはどうでしょうか。今はなくなってしまっていますか。

相談者さんはもしかしたら前職はお堅い、歴史ある会社にいたのかもしれませんね。上下関係が厳しかったり、ビジネスマナーがきちんとした職場と比べて、“なんというか、軽い”と感じてしまっているのかもしれません。近年では20代、30代が起業し、大きく成長させている会社も多いですね。成長している会社には、そういう理由があるものです。サークルのようなノリというのも、その会社にとって必要不可欠なものなのではないでしょうか。あなたがよいと思った、社員に活気がある、風通しがいいというのも、少なからずそこに起因していると思いませんか。ものごとには一長一短があります。もし軽いノリでなかったら、あなたが感じた社員の活気はなかったかもしれませんよ。

まだお勤めして数か月ですよね。せっかく入社できた転職先です。慣れないこともあるかもしれませんが、自分自身の切り替えも必要ではないかと思います。今の段階でクサったり、合わないからまた転職しようというのは、早すぎるのではと思います。もう少し、会社の様子を見ながら、自分が合わせられる部分を探してみてはどうでしょうか。

また、あなたは現在、お勤めしている会社の社員であり、メンバーの一員です。いつまでも前の会社はこうだったのに、というような感情を持ち続けていると、それが態度に出てしまいます。それは、自分の首を絞めることになりかねませんから、くれぐれも注意してくださいね。

波風を立てずにつかず離れずの関係を築こう

たとえば古い社風の会社でも、お花見や運動会、家族会という名の親睦会、社員旅行などを主催するところはまだまだあります。それは、社員同士のコミュニケーションやチームワークを高めるための施策のひとつです。サークルノリのイベントが盛りだくさんでしんどいとのことですが、内容は違えど、あるところにはあるものです。楽しくはないけれど、仕事の一環として参加している、参加しないで悪口を言われているのではないかともやもやするよりは、とりあえず参加したほうが気分的にラクという人も少なくありません。

一方、絶対に参加したくないと思えば、ムリに参加する必要はないのです。なぜなら“義務”ではないからです。とはいえ、「そんなものに参加なんかしたくありませんッ」などと言う必要はありません。波風を立てて、いいことなどひとつもありませんからね。祖父母の誕生日を郷里で祝う、資格を取得する学校が休めないなど、その時々なにかしら理由をつけて「今回は残念ですが……」と欠席をすればいいのです。前向きな欠席理由に文句をつける人がいるなら、そちらのほうが問題です。

もしかしたら、今後、すごく参加したくなる魅力的なイベントもあるかもしれませんよ。もしかしたら、早く会社になじまなければいけない、みんなとノリを合わせて仲良くしなければいけないというプレッシャーに追い詰められてしまっているように感じられます。何度も言うように、会社はお友達をつくりに行くところではありませんし、お友達ができなくてもいいんです。業務をスムーズに進めるためのコミュニケーションが構築できれば十分だと心得て、つかず離れずのいい関係を築いていってみてください。

賢人のまとめ
いちばん注意すべきは、転職先のやり方を否定することです。「前の会社はこうだった」などということは、言うべきではありません。あなた自身も切り替えていきましょう。

プロフィール

女子マナーの賢人 鈴木真理子

三井海上(現・三井住友海上)退職後、“伝える”“話す”“書く”能力を磨き、ビジネスコミュニケーションのインストラクターとして独立。セミナー、企業研修などで3万人以上に指導を行う。著書は『ズルいほど幸せな女になる40のワザ』(宝島社)のほか、近著『仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術』(明日香出版社)、『絶対にミスをしない人の仕事のワザ』は7万部を超えるヒットとなる。 

(株)ヴィタミンMサイトhttp://www.vitaminm.jp/

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント0

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ