【私の場合】鬼上司に追い込まれるアラサー女子、深夜、早朝、連休中……嫌がらせ電話に追い込まれる壮絶な日々~その1~

2019/5/4 17:00 Suits-woman.jp

ハリウッドで表面化したセクハラ問題をきっかけに、SNSなどで性暴力被害者に連帯する「#metoo」運動が拡大。そして、あらゆるハラスメントの根絶、マイノリティーの安全、平等を求めるセクハラ撲滅運動「TIME'S UP」も起こりました。そこで注目したのは、“反論する声”を持たぬ一般人である女性が受けたセクハラ、パワハラについて。彼女たちが、様々なハラスメントにどう向き合ったのかを本連載では紹介していきます。

お話を伺った原田さやかさん(36歳・仮名)は、33歳からの1年間、マスコミ関連会社の契約社員として働いてきました。原田さんは幼いころから新聞記者に憧れて、私立中堅大学の文学部へ進学。就職活動に全身全霊で取り組むも、すべて落ちてしまい、1年間就職浪人をします。その後、電気部品メーカーの正社員として就職しました。

「最初の会社に就職できたのは、メガバンクに勤務していた私の父のコネでした。私の出身大学は地方のマスコミ関係にOBが多く、いいところまで行くのですが、最後は“女の子はちょっと”と落とされてしまう。私よりも成績が悪い男子が、地方新聞社や地方のテレビ局の内定をもらっていて、ホントに悔しかったです」

就職浪人時代に、新聞社にアルバイトに行ったこともありました。

「その会社の嘱託社員になっていた友達に頼まれて、資料整理のバイトに行ったのです。担当の社員の方に、嘱託社員かアルバイトになりたいと伝えたら、『重いものも運ぶし、生活も不規則だし、女の子はきついと思うんだよね』と言われてしまったのです。なんかその口調に、私をバカにしているようなニュアンスを感じました。そのときに一緒にバイトに行った男子は、その1か月後に、そこの新聞社の正式なバイトとして採用されていましたから、不公平だと思いましたよ」

とびぬけた能力がない女性は、「女というだけ」で差別される

そこにあるのは、「男社会の“ノリ”の差ではないか」と原田さんは言います。

「今はどうかわかりませんが、当時は『彼女いないの?じゃあ、俺がフーゾク連れて行ってやるよ』みたいな話が普通に話されていました。今も、女性がいる前では絶対にそんな話はしないでしょうけれど、男同士の話し合いになると、そういう話の流れになっています。現場に女性は増えていますが、人事権がある立場にない人がほとんどですし、女性は後輩を巻き込んで派閥を作ろうとはしません。なんだかんだ言って、男の人の都合がいいように動いたり、自分の意見を押し込めて我慢する人、もしくは無理難題を下に押し付けて平気な顔をしている人しか、組織で残っていないように思います」

最初に勤務した部品メーカーでは、10年間勤務しました。

「23歳から33歳まで働いていたのですが、基本的に内勤で、営業や開発の99%が男性でした。女性社員は、当然のように制服がありましたし、仕事は伝票の処理や電話番、郵便物の発送やデータ集計などで、基本的にはラクです。給料も悪くないし、パワハラする人もいなくて居心地はよかったのですが、女性の能力を退化させていくような職場でした。言われたことだけやっていればいいので、能力もスキルも磨かれないし、人と会わないから人脈も広がらない。それを何とか打破しようと思って、32歳の時に専門学校に通いました。そこで知り合った人が、契約社員として採用してくれることになったのです。今後の仕事と成長次第では、『正社員登用もある』と聞いていたので、飛び上がるほどうれしかったんですけど……」

鬼上司からの叱責と、「すぐに切ってやる」の脅し……嫌がらせのような深夜・早朝の電話に心は支配され……~その2~に続きます。

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