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人気バーチャルYouTuberが小説に進出。電脳少女シロ&アイドル部、ときのそらのラノベが話題

2019/5/2 09:45 エキレビ!

4月25日に同時発売された世界初のVTuberライトノベル『電脳少女シロとアイドル部の清楚な日常 目指せ学園祭大成功!』と、『ときのそら バーチャルアイドルだけど応援してくれますか?』 4月25日に同時発売された世界初のVTuberライトノベル『電脳少女シロとアイドル部の清楚な日常 目指せ学園祭大成功!』と、『ときのそら バーチャルアイドルだけど応援してくれますか?』

2017年終盤に突然のブームが訪れて以降、着実に活動の領域を広げてきたバーチャルYouTuber(VTuber)。現在では、YouTubeを中心としたネット上での配信だけでなく、テレビ、ライブ、リアルイベントなど、さまざまな形でその活躍を楽しむことができる。
4月25日にはライトノベル界にも進出。人気VTuberたちを題材にした書き下ろし作品、『電脳少女シロとアイドル部の清楚な日常 目指せ学園祭大成功!』と、『ときのそら バーチャルアイドルだけど応援してくれますか?』がMF文庫Jから発売された。

VTuberを題材にしたライトノベルとは、どのようなものなのか? VTuberファンのひとりとして確かめてみた。

ほぼ全編にわたって実質アイドル部コラボが展開


電脳世界にある私立ばあちゃる学園のアイドル部に所属する12人の少女たちは、憧れの先輩である電脳少女シロのようなアイドルを目指して、日々活動を続けていた。
まもなく開催される学園祭でも、アイドル部の全員による出し物を行うことになったのだが、個性派揃いで特技もバラバラな上、みんなの意見をまとめる部長も存在しないため、方針がなかなか固まらない。そんな時、可愛い後輩たちを優しく見守るシロが提案したのは……。

『電脳少女シロとアイドル部の清楚な日常 目指せ学園祭大成功!』で描かれているのは、“VTuber四天王”のひとりに挙げられる人気者の電脳少女シロと、シロが所属するVTuberプロダクション「.LIVE(どっとライブ)」の後輩であるアイドル部の日常。

特に、4月27日にデビュー一周年を迎えたアイドル部のメンバー、牛巻りこ、花京院ちえり、神楽すず、カルロ・ピノ、木曽あずき、北上双葉、金剛いろは、猫乃木もち、もこ田めめめ、八重沢なとり、ヤマト イオリ、夜桜たまに関しては、1年間の活動の中で積み重ねられてきた数々のエピソードが随所に織り込まれ。ファンならば、学園祭に向けて奮闘するメンバーを描いたストーリーとともに、この1年の思い出を振り返ることができる。

基本的にソロでの配信が多く、「にじさんじ」「ホロライブ」など他の人気VTuberグループに比べるとコラボ配信が少ないアイドル部。メンバー間の仲の良さや強い絆は、Twitterでのやりとりや貴重なコラボ配信、テレビ朝日で放送中の教養バラエティ「超人女子戦士 ガリベンガーV」などからも充分に伝わっているが、メンバー同士の絡みをもっと見たいと願うファンも多いはず。
風紀を乱し気味な服装の猫乃木もちとヤマトイオリを注意する風紀委員長の八重沢なとり。お互いにいじりあう金剛いろはともこ田めめめ。複数のメンバーにイケメンムーブを見せていく牛巻りこなど、ほぼ全編が実質アイドル部コラボとなっているこの作品は、そんな需要も満たしてくれるだろう。


アイドル部箱推し勢への参考図書


一方、アイドル部ビギナーにとっては、格好の入門書。
4月27日、28日に開催された「ニコニコ超会議2019」のVTuberイベントにもアイドル部からは7人が出演。特に「バーチャルさんがいっぱい スペシャルバーチャライブ」のステージに立った猫乃木もち、木曽あずき、八重沢なとりの歌唱力は「アイドル部は本当にアイドルだった!」と、多くのVTuberファンを驚かせた。この平成最後のVTuberの祭典でアイドル部に興味を持った人たちにもオススメだ。
また、誰か一人が主人公ではなく、12人全員に見せ場がある構成となっているため、推しメン中心に追ってきたファンが「箱推し」へ進化するためのキーアイテムにもなりそう。筆者も、本書と、3月に発売されたカルロ・ピノ&八重沢なとりによる昆虫クイズ本『ぴのらぼ おいしい虫さんたち みんなでやりたい虫クイズ』をきっかけに、様々なメンバーのアーカイブチェックを開始。「参拝客」かつ「牧草」(某メンバーのファンの呼称)から徐々に進化中だ。

危うく書き忘れるところだったが、アイドル部のプロデューサーで、自称世界初の男性バーチャルYouTuberばあちゃるも登場する。

動画や生放送では分からないときのそらの舞台裏の姿や思いも


『ときのそら バーチャルアイドルだけど応援してくれますか?』は、横浜アリーナでのソロライブ開催を夢みるバーチャルアイドルときのそらが主人公。デビューからの約1年半で実際に配信された動画と生放送でのエピソードや、その舞台裏の姿。そして、映像を観るだけでは分からなかった本人の思いなども描かれている。
原作・原案をときのそら本人と、そらの親友で活動の裏方でもある友人A(えーちゃん)が務めているだけに、作品内で明かされている思いもリアルなはず。アイドルのバックステージを収録したドキュメンタリー映像を観ているような感覚になる小説だ。

例えば、第1章「ときのそら、生放送中!」の冒頭では、友人Aの企画によるドッキリ動画「【ドッキリ】ペヤング激辛MAXENDだと思わせて普通のペヤング食べさせてみたら...」収録時の様子を、そら視点で紹介。2018年9月28日に投稿されたこの動画では、涙が出るほど辛いと噂の「ペヤングやきそば 激辛MAX END」の食レポに初挑戦。しかし、いざ収録が始まり食べてみると、まったく辛くない。実は、友人Aが渡したのは普通のペヤングやきそばだったのだ。それでも、そらは、激辛チャレンジ企画を成立させるために、「辛い辛い辛い! スゴイ辛い!」「辛いもの好きな人にとってはもう最高のご褒美みたいな感じで……」「口の中でドラゴンが火を吹いている感じ!」とウソ実況しながら食べたのだった。
その必死な様子が健気で可愛いドッキリ企画なのだが、この本の中では「企画の準備をしてくれたえーちゃんにだって迷惑をかけちゃう」「そらとも(ファンの愛称)のみんなをがっかりさせたくない」など、そらがウソ実況をした理由がより詳しく語られている。


スタジオ内外での「えーそらのてぇてぇ」が満載


その他にも、友人Aから見た「ときのそら」を描いた第3章「友人Aは語りたい」や、初配信からの思い出を二人で振り返っていく第5章「これまでのそら、これからのそら」といった章があり。そこで記されたエピソードや思いも、応援し続けてきたそらともの涙腺を刺激する。また、学校生活やレッスン風景など、配信や動画では見られない日常シチュエーションが描かれているのも、このライトノベルならでは。二人の仲良しな様子、いわゆる「えーそらのてぇてぇ」も満載だ。
ガチ恋距離のえーそら、いいぞ。

そして、この作品ももちろん、ときのそら入門書としてオススメ。
3月にはメジャーデビューアルバム「Dreaming!」を発売し、4月からはテレビ東京で放送中の世界初VTuberドラマ「四月一日さん家の」に出演中と、バーチャルな世界を飛び出すような活躍を見せているそら。そういった活動をきっかけに、新人そらともになった人も、この作品を読めば、約1年半の活動における代表的なエピソードの多くを知れるはず。著者の兎月竜之介は、熱心なそらともでもあるだけに、収録内容のチョイスも信頼できる。

この2冊のVTuberライトノベルは、どちらもブックウォーカー公式サイトでの試し読みが可能。シロやアイドル部、ときのそらのファンなら当然、VTuberに少しだけ興味がある人も、ぜひ一度、読んで欲しい。
きっと、令和の毎日をさらに楽しくしてくれる新たな推しとの出会いが待っている。
(丸本大輔)

【作品情報】

『電脳少女シロとアイドル部の清楚な日常 目指せ学園祭大成功!』
原作・原案協力:.LIVE
著者:姫ノ木あく
定価:713円(本体660円+税)
立ち読みはこちら

『ときのそら バーチャルアイドルだけど応援してくれますか?』
原作・原案:カバー株式会社
著者:兎月竜之介
定価:670円(本体620円+税)
立ち読みはこちら

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