梶裕貴、コメディドラマに初挑戦「とことん攻めてみようと吹っ切った」

2019/4/26 22:49 ドワンゴジェイピー news

梶裕貴、コメディドラマに初挑戦「とことん攻めてみようと吹っ切った」 梶裕貴、コメディドラマに初挑戦「とことん攻めてみようと吹っ切った」

お笑いトリオの東京03、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのダンサーでもありながら、俳優としても注目を集めている山下健二郎、タレントやモデルとして活躍する山本舞香らと、元お笑い芸人で人気放送作家のオークラがタッグを組んだ、独特な世界観を持ったシチュエーションコメディ『漫画みたいにいかない。』 

2017年10月にHuluで配信スタート後にたちまち話題となり、地上波でのドラマ放送、舞台化など様々なコンテンツに展開を遂げた話題作である。そして今回、満を持してその第二弾となるドラマ『遊戯(ゲーム)みたいにいかない。』が2019年4月よりテレビで放送、hulu・dTVでは見逃し配信がスタート。出演は前作に引き続き東京03・山下健二郎・山本舞香に加え、千葉雄大・飯豊まりえ・島崎遥香・山崎樹範らがゲストとして各話に出演をするほか、dTVだけで配信される限定版には声優として絶大な人気を誇る梶裕貴が登場する。

代表作に『進撃の巨人』をはじめ様々な人気作品を持ち、その甘いルックスで声優ファンをはじめ様々な女性をとりこにし、多くの注目を集める梶が今回俳優としてドラマ、しかもコメディドラマに初挑戦する。

今回のインタビューでは、そんな梶がコメディドラマへ初挑戦した感想のほか、共演者である東京03・山下健二郎とのエピソードなどを聞かせてくれた。


―本作の出演の話が来たとき、どのような感想を持たれましたか?

前作「漫画みたいにいかない。」はイチ視聴者と観ていました。コメディでありながら舞台的要素もある作品なので、普通のドラマに比べて難しく、だからこそとても面白さのある作品だと感じていました。それにこれを“テレビでやる”という事もすごい事だと思っていたんです。だから今回そんな作品からお声がけを頂いて、純粋に嬉しかった反面…、これまで参加させて頂いた映像作品とは異なる難しさもあるのではとも思いました。どのキャラクターの個性も強いので、その中の一人としてしっかり積み重ねたものを作っていかないと、面白いものにはならないだろうなと。さらに、その作業を既に完成されたチームワークの中にお邪魔して行っていくので、その輪を乱さずにやれるだろうか…というハードルも感じていました。でもあえて今回、普段は声の芝居をしている僕に声をかけてくださった。とても光栄に思います。だからこそ、声優であるということに甘えず、役者の1人として、声優もしっかりとしたお芝居や表現ができるんだという事を、たくさんの方にお届けしなくては、という誇りと覚悟を持って臨ませていただきました。


―実際にドラマの現場に参加してみて、いかがでしたか?

台本をいただいてから約2週間、コツコツと役作りを進めていたのですが…“当日を緊張して待つ”という受験生のような気持ちで毎日を過ごしていました。(笑)撮影自体は長回しが多く、毎回どのような場面になるのか想像もつかない緊張感もありつつ、それがとても楽しかったですね。また“ドラマ”といういつもとは違う空気の現場に入った事で、様々な刺激もありました。全て終わった瞬間は、とにかくホッとしましたね(笑)

―役作りはどのように行われたのでしょうか?

台本に書かれていることに対し、頂いた演出で応えていければ、最低限のラインはクリアできます。でも役を任せて頂いている以上、いかにそこにプラスアルファを加えられるか。それを大切に考えながら取り組みました。

今回僕が演じた裏沢直人は、とある作戦を遂行するために、皆さんに指示を出しながら物語を動かしていく役割もありつつ、日常会話とも違うシチュエーションでの芝居が必要になってくる役どころです。そのためか、共演者の皆さんも「ここまでゲストさんのセリフ量が多いのは珍しい」と仰っていたくらいセリフが多かったのですが(笑)、僕としては見せ場をたくさん頂けた事になるので、とても嬉しかったですね。

台本をいただいてから約2週間、声優の仕事を終えて、家に帰って、台本に沿って、動きや芝居のイメージなどを作っていきました。キャラクターとしての芝居とはいえ、映像の世界で役者としても活躍されている皆さんにダメ出しや指示出しをするのは、本当にハードルが高いな、と思いましたが…(笑)、やるからには「とことん攻めてみよう」と吹っ切って「ここはこういうチャレンジをしてみよう」などそれぞれのシーンに合わせ、色々なシュミレーションを組み立てました。その後、実際に現場で共演者の皆さんと一緒にお芝居をして、さらに色々と上乗せやブラッシュアップをしていきました。

実は、台本に大まかな流れはあるものの、役者に“おまかせ”の場面も多くて。(笑)だからこそ、色々なアドリブも加えられたりしますが、それが“ウケた”としても次のテイクで同じものをなぞるだけだと、芝居も笑いも鮮度が落ちてしまう。まさに「ナマモノ」だと感じました。だから毎回、怖がらず「どう返そうかな?」「ここは仕掛けてみよう」などと考えながら、果敢に芝居でぶつかっていく姿勢を大切にするようにしていましたし、皆さんそうして作品に取り組んでいらっしゃいました。


―今回は様々な挑戦があった現場という事が伝わってきます。そうした経験から得られた事などをお聞かせください。

この作品は、特に「自分も相手も、それぞれ仕掛けた芝居で空気や芝居が変わっていく」という要素が強いと思うのですが、これらに必要な事は“練習”や“準備したもの”の枠を超え、自分の人生で経験したもの全てを、フル活用する事でした。例えば自分が触れてきた“笑い”の引き出しや、演劇の経験などです。

そして、もう1つ。リハーサルが終わった後、皆さん自主的に現場に残られて、それぞれ掛け合いを行う相手と一緒に芝居の練り上げをされていました。ドラマや映画、アニメのアフレコ現場など…どのフィールドのどの場面においても、自発的に「良いものを作るにはどうしたら良いか」をそれぞれのセクションが、作品のためを思って真剣に考える事はすごく大切な事だと感じましたし、僕自身もそういう役者でありたい、とあらためて思いました。今回皆さんと作品づくりをご一緒させていただき、ジャンルは違えど、作品に対して同じ想いで向き合われている姿を見て、役者魂がとても熱くなりました。今回、ドラマ形式でありながら、舞台、そして即興コメディでもあるという一味違った作品に素晴らしい共演者の皆さんやスタッフの皆さんとご一緒させて頂くことができ、役者として非常に有り難いチャンスを頂けた、と感謝しています。

―現場についてはいかがでしょうか?

リハーサルと撮影日本番、お会いしたのは2日間だけでしたが、緊張していた僕を皆さん親切に、暖かく迎えてくださいました。ドラマがどう作り上げられていくものなのか、未知の部分が沢山あったので、自分なりに色々と準備はしていったのですが、やはり不安もあって。リハーサルが始まる前、山下さんに「皆さん、リハーサルの段階からセリフを完壁に覚えた上で芝居をしっかり作ってくるものなんですか」と緊張しながらうかがったところ、「いやいや、全然。誰も(やっていないので)だから大丈夫ですよ」と笑顔で言ってくださって、安心したのを覚えてます。色々な意味でとてもホッとしました。(笑)また東京03の皆さんも、とても気さくに、僕が出演したアニメの話をしてくださったり、打ち合わせでも「気負わなくて大丈夫ですよ」と終始、声をかけてくださって。本当にありがたかったですね。けれどお芝居になれば、先ほどお話ししたように「良いものを作りたい」という気持ちを持って全員で取り組み、本気で芝居をぶつけ合う。あらゆる面で、とても素敵な現場でした。


―最後に見どころと、楽しみにされている方へ一言お願いします。

どのような作品に出演させていただいても「ぜひご覧ください」という気持ちは変わらないのですが…いつもと違うハードルを乗り越えてきた分、「絶対にご覧ください」とお勧めしたいです。(笑)直人を魂込めて演じさせていただきました。僕が演じた直人は普段は穏やかで好青年ですが、“芝居バカ”として役者のスイッチが入ると熱く・鋭い人間になります。そのキャラクターや雰囲気のギャップ、周りの役者さんとの掛け合いで生まれる面白さを、ぜひ楽しんで頂ければと思います。また僕が出ている話はもちろん、『遊戯(ゲーム)みたいにいかない。』はどこを切り取ってもとても面白い作品だと思いますので、全話ぜひチェックして頂ければと思います!



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『遊戯(ゲーム)みたいにいかない。』

 日本テレビにて毎週水曜 深夜24:59~25:29 放送中


『遊戯(ゲーム)みたいにいかない。~dTV限定版~』(全2話)

dTVにて配信中

(C)漫画みたいにいかない。製作委員会

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