飛行機の座席は事故に備えてどこに座ると安全?

2019/4/24 19:05 ラジオライフ.com

飛行機による墜落事故は比較的発生しにくいといわれますが、1985年8月に群馬県御巣鷹山に墜落した日本航空123便墜落事故では、520名もの死者を出しました。日本の航空機事故で最大のこの事故で、生存した4名はいずれも後方座席に座っていたといいます。飛行機の座席はどこに座ると安全なのでしょう。

飛行機の座席はどこが安全か判明

近年ではLCCの拡大により、安価に飛行機を利用できるようになりました。ただしその分、事故に遭うリスクも増えています。飛行機墜落事故では、飛行機の座席はどこに座るのが最も安全なのか気になるところです。

まず機首側は追突や失速で真っ先に破壊される部分になります。一方で、尾翼は構造上頑丈で1番最後に壊れるとされています。とはいえ、離着陸に失敗した時は尾翼側が地面に接触するもの。実際はどうなのでしょう?

じつは飛行機機墜落事故実験で、機体前方・中腹・後方の座席のうちどこが最も安全か判明しています。アメリカ・ディスカバリーチャンネルが飛行機墜落事故を再現実験した番組「Plane Crash」で明らかになったものです。

飛行機後方の座席は生存確率が高い

ボーイング727を上空から墜落させた結果、コックピットのある前方は重力の12倍の12Gもの衝撃がかかり粉々。翼のある中腹の衝撃は8G、最後尾にかけての衝撃は6G程度まで下がっていました。

そして、前方の座席は即死、中腹の座席は重傷もしくは死亡、後方の座席は生存する確率が最も高いという結果が出たのです。実際、飛行機事故の写真を見ると、たいてい尾翼は被害が小さいもの。フライトレコーダー類も尾翼に設置されています。

しかし、機内で火事が発生した場合は、前方や非常口近くの座席の生存率が高くなるのです。逆に後方の座席は、逃げ遅れてしまうことになってしまいます。飛行機の座席による生存確率は事故のケースによって変わるのでした。

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