祝「艦これ」6周年、ガチすぎるリアル展開の歴史 遊園地ジャックに巨大模型、スケートショーまで...

2019/4/23 18:26 Jタウンネット

リアルイベント開催の度に、現地に艦娘パネルが飛び出てくる(Mayuki Sawatariさん撮影、Flickrより) リアルイベント開催の度に、現地に艦娘パネルが飛び出てくる(Mayuki Sawatariさん撮影、Flickrより)

2019年4月23日、艦船擬人化ゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」が6周年を迎え、ファンは盛り上がりを見せている。ツイッターの公式アカウントは感謝の言葉をツイートし、関連イラストや出演キャストのメッセージが幅広く共有されている。

旧日本海軍をメインに艦船を美少女に擬人化した艦娘(かんむす)を駆使し、敵の深海棲艦(しんかいせいかん)と戦っていくゲームだが、近年はゲーム内に出る航空機の実物大模型を作ってしまったり、遊園地をジャックしたりなど、リアル世界での急展開の方も耳目を集めている。

富士急ハイランド、よみうりランド、そして......

2013年4月23日にサービス開始した艦これは、わずか1年余りで急激に人気を拡大し、15年に地上波アニメ、16年に劇場版の制作実現に至り、音楽イベントの開催やコラボグッズの展開も続けている。

と、ここまではゲームコンテンツによくある展開だが、艦これはそこからさらに謎の方角に舵を切る。異色のコラボイベントを連発し、その度に提督(プレイヤーの通称)を驚かせてきた。

17年6月17日から7月30日まで、富士急ハイランドでイベント「鎮守府瑞雲祭り in 富士急ハイランド泊地」を実施。限定グッズの展開やスタンプラリー、アトラクションの艦これ仕様への改装などはまあ想定内といえるが、この時ゲーム内に登場する水上偵察機「瑞雲」の実物大モデルを作成、初日から園内に展示するというコラボ企画が実現してしまった。

1/1 瑞雲こちらが実物大の瑞雲(Mayuki Sawatariさん撮影、Flickrより)

実物は1機も現存しない瑞雲だが、この年の4月1日に突然「艦これ」公式ツイッターが実物大の瑞雲の制作を発表。エイプリルフールではないかとも思われたが2か月後に本当に作ってしまう。模型は戦中を意識してか塗装が所々剥げたかのような箇所もあって芸が細かく、ミリタリーファンをも驚かせた。瑞雲もゲームのマスコット的存在としてさらに人気を高めた。

18年には富士急ハイランドに代わってよみうりランドとのコラボに打って出た。4月21日から5月27日まで「鎮守府第二次瑞雲祭り in よみうりランド泊地」を開催する。よみうりランドには「よみずいランド」の通称が与えられ、前年登場の瑞雲と共に、20分の1サイズの航空戦艦「日向」の模型も展示される始末である。

コラボ仕様に改装されたアトラクションには提督が殺到し、利用者数が開園以来最多を更新するアトラクションも出たほどの熱狂ぶりを見せた。

同年には佐世保でも3月17日から5月中旬にかけて佐世保の街とのコラボイベント「艦これ 佐世保鎮守府巡り」を開催し、多くの提督が詰めかけた。

元々海軍ゆかりの舞鶴や佐世保で何度も同人式即売会を開催していた艦これ。いたるところに海軍・艦船ゆかりの聖地があったので、聖地巡礼をする提督のフットワークは軽い。そういったユーザーの行動形態もイベントの活性化にうまく作用したようである。

夏季には7月14日・15日開催の「鎮守府『氷』祭り in 幕張特設泊地 -氷上の観艦式-」(幕張メッセイベントホール)で、フィギュアスケートとコラボ。プロスケーターの伊藤みどりさん・無良崇人さん・澤山瑠奈さんらの出演が発表されるとフィギュアスケートファンをも巻き込んでチケットの倍率は急上昇、イベント本番では伊藤さんと澤山さんが深海棲艦、無良さんが提督に扮して一級のパフォーマンスを見せ、スケートファンと提督双方を大いに満足させた。

艦これでは本家本元のゲームで定期的に大規模なイベントを行っていたのだが、これだけコラボイベントが大規模かつ話題になると「イベント」がどちらの意味になるのか分からず、現実のイベントを「リアルイベント」と通称して区別するまでに発展している。

そしてこの6周年前後にジャックする遊園地は八景島シーパラダイス。「鎮守府第三次瑞雲祭り in 横浜・八景島シーパラダイス」はイベント期間を2回に分け、4月20日から5月11日までを「前段作戦」とし、恒例のステージイベントにコラボフード展開があり、そしておなじみの実物大瑞雲がシーパラダイスをジャックしている。「シーパラ」ならぬ「ズイパラ」の通称も生まれた。

5月12日からの「後段作戦」では、開発途中で終戦を迎えた幻の艦上戦闘機「烈風改」の原寸大模型も園内に出現する計画で、瑞雲と共に烈風改が今後のリアルイベントを象徴するモニュメントになるかもしれない。

ゲームコンテンツの寿命は決して長くはない。後発の擬人化ゲームでサービス終了していくものも少なくない中で、奇抜なリアルイベントに本気になってしまう公式の斜め上ぶりも、艦これの面白さとして定着しつつあるのだろう。

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