「美人を連れているデブ」の共通点。ダイエットよりも必要なこととは?

2019/4/19 08:52 日刊SPA!

(日刊SPA!) (日刊SPA!)

 デブのデブによるデブのためのファッション&ライフスタイルウェブマガジン『Mr.babe』編集長の倉科と申します。今回は「デブは意識変換だけで、すぐにモテるデブになる」というお話をしましょう。

◆なぜデブは「デブ」と呼ばれたくないのか?

 私が編集長をやっている『Mr.babe』では、大きいサイズを専門に扱うファッションブランドとのお付き合いも多いのですが、そういったブランドの通販サイト担当者に聞くと、お客さんから「BIGサイズ専門」とか「ぽっちゃり男性必見」のような言葉をサイトの中にあまり入れないでほしいといった苦情に近いメールをもらうことが多いらしいです。

 そもそも、大きいサイズを扱うことを前面に出さなければ、ほかの通販サイトとの区別がつかないので、ブランドとしてはお客さんにわかりやすく提示していることは当たり前だと思うのですが……。ただ、通販サイトの担当者によれば、「本音と建前」「体裁」などを気にする傾向が、太ったお客さんは一般のお客さんと比べると非常に強いとのこと。

 確かに「自分は太っているのだが、それを自分自身が認めたくない」という気持ちや「BIGサイズ専門店で洋服を買うようになってはプライドが傷つく」など太っていることに敏感になり、「どうせ自分は太っているから……」となんでもそれを理由に後ろ向きな考え方(私たちは「ネガデブ」と呼んでいます)になってしまう方が多いというのは、デブ代表の私としてもわからないでもないです。

 私自身も以前は洋服を買いに行ったときに店員が「いらっしゃいませ。どんな感じの洋服をお探しですか?」などと言われると「この店員、どうせ『太ったお前に似合う服なんかねーよ!』と思ってるんだろ」と勝手に自分の中で思い込んでしまっていた時期もあリました。しかし、それは『Mr.babe』をスタートして以降は吹っ飛びました。

◆どうせ太っているなら「ネガデブ」よりも「ポジデブ」に!

 先日、SPA!でも活躍されているファッションバイヤーのMBさんと対談をさせていただき、その際に「ポジデブマインドになる最速な方法」を改めて発見しました。

 MBさんいわく「内面の一番、外側が外見だと思うんですよね。外見を変えるだけで内面もよくなっていく。私のサロンに入っていただいている方も、ファッションを変えただけでうつ病が治ったという人もいらっしゃるんですよね」とお聞きしたときに「ポジティブマインドはこの言葉にある!」と目からウロコ状態でした。

 確かに『Mr.Babe』のモデルをやっていただいている「ポチャメン」(モデルさんではなく一般の方々です)も、最初の頃は撮影に来ていただいても、正直、私服がパッとしない方も多く、緊張感もあり、暗い感じの方が少なくありませんでした。しかし、スタジオに入り、スタイリストさんが揃えてくれた衣装に袖を通すと「私のサイズでこんなお洒落な服あるんですね!」と皆さん大喜び。撮影に着た洋服をその場で買って帰る方も多々いらっしゃいました。

 それから毎回、撮影に来ていただくたびに私服もどんどんお洒落になっていき、数か月後には「ポチャイリスタ」になっていました。おまけにモデルさん同士が仲良くなり、お酒を飲みながらのファッション談義や「デブあるある」で盛り上がって、女性と飲みに行く機会も増えたそうです。

 MBさんのおっしゃっていた「外面が変えれば、内面も変わる」とはまさにこのことだなと実感しました。皆さんもファッションを意識すると、または自他ともに認めるお気に入りの洋服が増えると、心に余裕ができ、それを着て、外に出たくなるので、ぜひお試しください。ハートに余裕があるデブはいろんな意味で魅力的なのです。

◆大人女性は「自己肯定型ポチャメン」が大好き

 また、かつて『Mr.babe』が紙の雑誌を発刊していたときには毎号、「ヤラセ一切なしの大人の女性アンケート企画」を行っていて、「男の人は健康であれば、太っている人のほうが頼りがいがあっていい」「くっついてると暖かいし、プニプニしたお腹が気持ちいい」「一緒にいると自分が痩せて見える」「優しそうだし、包容力を感じる」など、聞いているだけで前向きになるコメントがきれいな女性たちの口からどんどん出てくるのです。

 最初は「どうせ自分の好感度を上げるためのコメントだろう」と思ってあまり信用していませんでしたが、その中の1人が「見てください!」とスマホの写真を私に見せると、そこには100kgはありそうな男性とその女性の2ショットが写っており「これ、うちの旦那さんです」とニコニコしながら話すのです。

 その後、「私の彼氏も太ってますよ、見てください!」と2~3人の女性が太った男性との2ショット写真を私に、それも自慢気に見せるのです。皆さん、お洒落に気を使っていて清潔感を感じる「ポチャイリッシュ」な方々でした。

 男という生き物はデブであろうが、なかろうが「女性にモテたい願望」は持っています。まさにここで見た写真は「ポチャメンズ・ドリーム」だったのです。

 それ以来、私も女性との初対面の際には、清潔感重視のファッションを心がけ、誰よりも先に「こんにちは! ポチャメンまたはデブ編集長の倉科です」と、自分が太っていることをアピール。食事に行った際に狭い席に案内されると「すいません、私、デブなのでもう少し広い席ないでしょうか」といったデブキャラを振りまくようにしています。

 そうすると、なぜか場も和むし、女性も私のキャラをわかって安心するのか、距離感も縮まる。やはりポジデブキャラ「ポジデブ」はいろんな意味で最高の武器になるのです。読者の中で「ネガデブ」に悩んでいる方は一度お試しを。【倉科典仁】渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』の創刊編集長を務めたほか、暴走族雑誌『ティーンズロード』や『特攻服ファッションカタログ』、『作業服スナップ』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はウェブマガジン『Mr.babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を毎日配信中

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント19

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ