子宮頸がんなど難病と闘ってきた現役アイドル・夏目亜季氏が荒川区議選に挑戦

2019/4/13 06:46 しらべぇ

次から次へと難病に苦しみ、それらに打ち勝って芸能活動を続けてきたアイドルが、統一地方選の後半戦に挑むことになった。

 

■芸能活動も順調な最中に病が襲う

『NHKから国民を守る党』(以下、N国党)公認で荒川区議選に挑戦する夏目亜季氏は、2011年に京都府舞鶴市から上京し、芸能活動を開始した28歳。

TOKYO MXで放送されていた番組『みんなのバラエティ みんバラ』に出演。少女☆タコサムと「たこあき」を結成し、2013年にテレビドラマ『 GTO さらば鬼塚卒業SP』に出演するなど順風満帆だったが、この年、難病の自己免疫性溶血性貧血が発症。

病状の悪化に伴い入院したが、アニメ『サクラカプセル』看板娘に就任し、闘病しながら芸能活動を続けた。2014年には、同アニメのテーマソング『また会おう』にて全国CD/DVDデビューし、アニメ『まいっちんぐマチコ先生』イメージガールにも就任。

しかし、今度は子宮頸がんが発覚。2015年に櫻井ななこと『おちゃめモンスター』結成。がんが寛解し、闘病時の思いを綴った初のソロシングル「負けない」を生誕祭にて発表。

その様子がTBS『はやどき!』、読売TV『あさパラ』、テレビ東京『生きるを伝える』など数々のメディアに取り上げられている。今回、夏目氏に、アイドルがなぜ政治の道に進むのかを直撃した。

 

■弱い人の立場で問題解決を

———まず、N国党を選んだ理由は何ですか。

夏目:2018年頃から政治に興味を持ち出し、8月末に行われた子宮頸がんの堀江貴文さんとと婦人科ドクターとの対談イベントでさらに政治を考えるきっかけとなりました。

 

また2018年衆議院議員会館で行われた子宮頸がんサミットに出演した際には野田聖子さんや三原じゅん子さんなどもおられ、スピーチを聞きとても感動しました。

 

そんな時、立花代表と出会って公認のお話をいただき、結党理由でもある「政治家を志す者に対し、その志を実現するための機会を提供すること」として本来自分のやりたいこと、自分がやってきたことなど立花さんとご相談させていただきました。

 

「夏目さんはNHK問題が主ではなく、弱い人の味方に立っていろんな問題を解決してほしい。夏目さんはそれができる人だから」と言っていただき決意しました。

■アイドルの傍ら講演活動も

———アイドルグループにいながら、出馬した理由は何でしょうか。また、アイドル活動で学んだことを政治にどう生かしますか。

夏目:私は歌を歌っていますが、自分の体験から歌でも伝えたいことは、「命」や「生きる」「人生」をテーマにした人を応援するような曲が多く、その活動と並行して講演家としても3年目を迎えます。

 

そこでも自分の体験を生かした啓発活動をさせていただいております。アイドルの時代に本当にファンに支えていただいて、病気の時もいつもファンが待って支えてくれました。ファンと支援者はどちらも自分を応援してくれる大切な人です。

 

そういう人が一人でもいることがどれだけ嬉しいことか、ありがたいことか、なので自分を応援してくれる方にはどんな時でも心穏やかに笑顔、感謝を忘れずに政治の世界でも頑張っていきたいと思います。

 

■がん教育や生活しやすい街づくりを

———区議会に入って何をやっていくつもりですか?

夏目:現代において情報は、テレビだけにとどまらず震災速報などもすぐにスマホから得られ、ますますNHKの古くからある受信料制度は必要ないと思いますので、もちろん党の公約である「スクランブル放送化」は訴えていきたいと思います。

 

また、私がこれまで取り組んできた「がん教育」やヘルプマークの認知度が上がるように務めていきたい。

 

子宮頸がんに関しては原因となるHPVに8割の女性が生涯のうち感染すると言われるくらい身近なウイルスであるにも関わらず、正しい情報や教育が中々学校でも行われておらず、そんな身近な病気なのに検診率も日本は低いままです。

 

まずは自分の住んでる地域から検診率を上げていきたいと思ってます。そして荒川区には高齢者も多いので、足腰の悪い方や病気を抱えてる方も多いです。

 

それでも皆さん徒歩や自転車で移動をされているので街中にベンチなど休める場所を増やしたいなと思います。私自身が難病を抱えていますが、症状が悪くなると病院にすら中々行くのがしんどいのが現状です。

 

同じような特定疾患受給者症を持つ方にはタクシーを区間の間は無料にするなど、弱い立場の方が少しでも生活しやすい街づくりを考えていきたいと思ってます。

 

「若いならではの視点でユーチューブでも発信したり、SNSなども使って、若い人でも親しみ関心を持てるような楽しい政治をやっていきたい」と語る20代の現役アイドルは、乗り越えてきた難病の壁に続いて、選挙という試練にも打ち勝つことができるだろうか。

(取材・文/しらべぇ編集部・及川健二)

このネタ読んでどう思う?

投稿ありがとうございます。
よかったらログインしてコメントも書きませんか?閉じる

このネタへのコメント12

コメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインしてコメントを書く

カテゴリ別アクセスランキング

トップ